エリアトラウトを極めるうえで、リールの性能を追求することは大きなステップアップの鍵です。滑らかな巻き心地や精巧なドラグは魚とのやり取りを快適にし、釣果へ直結します。それぞれのリールには独自のメリットや注意点が存在するため、詳しくは本記事内で解説します。
- 失敗しないエリアトラウトのリールの選び方
- エリアトラウト最高峰のリール10選
- シマノ(SHIMANO) スピニングリール 22 ステラ 1000SSPG
- ダイワ(DAIWA) スピニングリール 22 イグジスト LT2000S-P(2022モデル)
- シマノ(SHIMANO) スピニングリール 23 ヴァンキッシュ 1000SSSPG
- シマノ(SHIMANO) スピニングリール 24 ツインパワー C2000S
- ダイワ(DAIWA) リール 21 プレッソ LT1000S-P
- シマノ(SHIMANO) スピニングリール 24 ヴァンフォード C2000S
- ダイワ(DAIWA) スピニングリール 20 ルビアス FC LT2000S(2020モデル)
- アブガルシア(Abu Garcia) ZENON 1000S ゼノン スピニングリール
- ダイワ(DAIWA) スピニングリール 21 カルディア FC LT1000S
- シマノ(SHIMANO) スピニングリール 23 ストラディック C2000SHG
- 使用時の注意点
失敗しないエリアトラウトのリールの選び方
番手選びと巻き感度の基準
- 適切な番手を選ぶ
- ギア比を注意深く
- 軽量モデルの利点
エリアトラウトでは1000番から2000番が使いやすく、マイクロスプーンや軽量プラグを安定運用できます。ギア比は巻き取り量を左右する大切な要素なので、ルアーの速度コントロールに合わせたモデルを選びましょう。軽いリールは長時間の釣りで疲れを抑え、繊細なアタリを察知しやすいのも利点です。
1000番なら手軽で繊細、2000番はややパワーがあり対応力が高いです。ご自身の使い方で選ぶのが最適です。
軽量化と剛性のバランス
近年のリールは軽量化が進み、樹脂やマグネシウム素材が多く用いられています。しかし、負荷のかかるトラウトとのファイトを想定するなら剛性も欠かせません。強度と軽さが両立できていれば、細いラインでもリール全体がしっかりと負荷に耐え、安定したやり取りが可能です。
剛性が高いリールを選び、定期的なメンテナンスを怠らないことが肝心です。そうすれば長持ちします。
ドラグ調整とラインの相性
- 細糸対応のドラグ
- 適切なスプール径
- 微調整でバラシ防止
エリアトラウトは1g未満のルアーや極細ラインを使うため、ドラグ性能が釣果を大きく左右します。滑らかなドラグは突然の引きにも対応し、ラインブレイクを防ぎます。さらにスプールは浅溝タイプが多いほど余分な下巻きが不要で扱いやすいのも特徴です。
急な引きでラインが切れたりバレに直結します。なるべく低摩擦で立ち上がるドラグのモデルを選びましょう。
リールの巻き取り速度と操作感
軽量ルアーを繊細に巻くなら、ローギアが扱いやすいケースがあります。一方ハイギアは、回収スピードが速いので効率が上がりますが、一定の速度を保つにはやや慣れが必要です。ご自身の釣りのテンポやロッドの硬さとの相性も考慮してギア比を決めるとよいでしょう。
狙った泳層を外しやすくなり、ヒットチャンスを逃しがちです。狙いの速度を保ちやすいリールを選びましょう。
ラインとの組み合わせ方
エリアトラウトでは細めのナイロンやフロロが扱いやすい一方、飛距離を重視する方はPEラインを選択する場合もあります。ドラグ性能とライン強度が噛み合えば、より繊細なあたりを確実に捉えやすくなるでしょう。扱いに慣れればどの素材でも釣果アップが狙えます。
まずはナイロンをおすすめします。フロロは沈む性質があり感度が高めですが、扱いやすさでいえばナイロンが無難です。
メンテナンスの頻度と保管
エリアトラウトは淡水の釣りですが、巻き上げた汚れや微粒子がギア部分に侵入すると回転フィーリングを悪化させます。ドラグを緩めて保管し、ホコリや水気をしっかり拭き取ることが重要です。年に1度はメーカーやショップでプロの点検を受ければ安心して使い続けられます。
最低限、使用後の水気取りとドラグの緩めを徹底しましょう。大きなトラブルを防げて寿命も伸びます。
エリアトラウト最高峰のリール10選
最高峰のリールは優れた耐久性と巻き心地で、繊細なエリアトラウトを極めたい方にぴったりなモデルばかりです。予算やスタイルに応じて選んでみましょう。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 22 ステラ 1000SSPG
ポチップ超滑らかな回転を求める方に。フィネスな釣りから大型までこなせる高いドラグ性能が魅力です。
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 22 イグジスト LT2000S-P(2022モデル)
ポチップ軽量化と剛性を兼備するフラッグシップ。細いラインでもストレスなく使いこなせます。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 23 ヴァンキッシュ 1000SSSPG
ポチップ圧倒的な軽さと感度が自慢。繊細なルアー操作を重視したい方にぴったりの一台です。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 24 ツインパワー C2000S
ポチップ剛性と巻き心地の良さを両立。小型プラグから重めのスプーンまで幅広くカバー可能です。
ダイワ(DAIWA) リール 21 プレッソ LT1000S-P
ポチップエリア特化型のロギア仕様。マイクロスプーンと相性抜群でトーナメント派にも高評価です。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 24 ヴァンフォード C2000S
ポチップ軽さと立ち上がりの軽快感が魅力。小さなアタリも逃さず捉えたい人に最適です。
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 20 ルビアス FC LT2000S(2020モデル)
ポチップ軽さと剛性感を両立し、ハイレベルなドラグ性能で細ラインでも安心してやり取りできます。
アブガルシア(Abu Garcia) ZENON 1000S ゼノン スピニングリール
ポチップ超軽量設計が人気。ハイレスポンスを求めるアングラーにうってつけのモデルです。
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 21 カルディア FC LT1000S
ポチップローターの軽さとモノコックボディによる強さが特徴。感度重視のスタイルにマッチします。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 23 ストラディック C2000SHG
ポチップハイギア仕様でテンポよく探れる一台。素早い回収を求めるトラウトゲームに活躍します。
使用時の注意点
事前点検とラインセット
エリアトラウトでのリール使用時には、釣行前の事前点検が欠かせません。まずはドラグを軽く引いて動作確認し、スプール周りのキズや糸ヨレをチェックしましょう。特に細糸を使用する場合、少しの痛みでもキャストトラブルを招く可能性があります。万全の状態で挑むことで余計なトラブルを減らし、アタリに集中できる環境を整えられます。
実際にリールを装着し、振り抜き時のバランスを確認してください。違和感がなければ十分使いこなせますよ。
ドラグの再調整と魚のサイズ
エリアトラウトは魚のサイズや放流量によって引きが変わります。序盤は緩めに設定しておき、やり取りが始まったら必要に応じてドラグを再調整しましょう。サイズが予想より大きい場合や連発が狙える状態では、ドラグの応答性が重要です。細糸を切らさないためにも、常にフィーリングを意識して使いましょう。
大まかな設定は事前に決めておき、微調整は時々でOK。いきなり大きく締めたり緩めたりは避けてください。
適度なテンションとキャスト角度
キャスト時には力任せに振りかぶらず、しなやかにロッドを曲げてラインテンションを整えることが肝心です。リールが高性能でも、無理なキャストで糸絡みを起こすケースは意外と多いもの。ルアーの重量を感じながら投げるよう心掛ければ、狙ったスポットへ正確に送り込みやすくなり、魚の反応を得られる確率もアップします。
ロッドを適度に曲げてキャストするのと、スプールのライン残量を適正に保つことがポイントです。
まとめ
- リールは番手とギア比を最優先で検討
- ドラグの滑らかさがエリアトラウトの要
- ラインは細めを基本として運用
- 軽量化と剛性の両立を目指すリールが多い
- キャスト前の事前点検を欠かさない
- ドラグを状況に合わせこまめに微調整
- ロッドとの全体バランスも大切
- 使い終わったら拭き取りと保管方法を徹底
エリアトラウト最高峰のリールは、繊細な釣りにおいて心強い存在です。高価な機種ほどドラグや剛性に優れ、細糸でも安心してファイトを楽しめます。使用前後の点検とメンテナンスをきちんと行い、納得のいく釣り体験を重ねてください。
