イグジストの約60%の価格で購入できます。
エアドライブデザインによる軽快な巻き心地と高い感度が特徴で、
多くの釣り人から高く評価されています。
23エアリティインプレ
結論から言うと、23エアリティは軽さと強度を両立した非常に優れたスピニングリールで、イグジストに次ぐ性能を持ちながらも価格は手頃です。
ズバリ23エアリティの特徴は何か?
23エアリティの最大の特徴は、エアドライブデザインを採用したことによる「軽快な巻き心地」と「高い感度」です。
これにより、リール自体が非常に軽く、手に持ったときの負担が少ないだけでなく、繊細なアタリもキャッチしやすくなっています。
また、23エアリティはモノコックボディを採用しており、これにより軽さだけでなく、強度も兼ね備えています。
モノコックボディとは、リールのボディ部分が一体成形されている構造のことで、強度と剛性感が高まり、耐久性に優れている点が特徴です。
さらに注目すべきは価格です。 イグジストの性能に近いにもかかわらず、価格は約6割程度であり、コストパフォーマンスが非常に高いリールとして多くの釣り人から評価されています。
23エアリティのおすすめ番手はどれ?
釣種 | 番手 | ギア比 | 自重(g) | 糸巻量(PE号-m) | メーカー希望本体価格(円) |
---|---|---|---|---|---|
アジング・メバリング | LT2000S-P / LT2000S-H | 4.9 / 5.8 | 145 | 0.4-200 | 63,500 |
エギング | LT2500S / LT2500S-XH / LT2500S-DH | 5.1 / 6.2 / 5.1 | 150 / 165 | 0.6-200 | 64,000 / 66,000 |
ショアジギング | LT4000-XH / LT5000D-CXH | 6.2 | 200 / 205 | 1.5-200 / 2.5-300 | 66,000 / 68,000 |
例えば、ライトソルトルアーゲーム(アジング・メバリング)には、LT2000S-HやLT2000S-Pといった軽量な番手がおすすめです。
これらは、ギア比や糸巻き量が異なるため、目的に応じて選び分けることができます。
エギングに使用する場合には、LT2500S-XHやLT2500S-DHなどのハイギアモデルが適しており、ショアジギングを楽しむ際には、より大型のLT4000-XHやLT5000-CXHといった番手が推奨されます。
23エアリティのデメリットとは?
価格が手頃である一方、長期間使用する場合には定期的なメンテナンスが必要です。
特に、ソルトウォーターで使用する場合は、内部への塩分の侵入に気をつける必要があり、メンテナンスを怠ると故障のリスクが高まる可能性があります。
22イグジストと23エアリティを比較するポイントは?
項目 | 22イグジスト | 23エアリティ |
---|---|---|
自重 (g) | 155 (LT2000S-P) | 145 (LT2000S-P) |
ギア比 | 4.9 (LT2000S-P) | 4.9 (LT2000S-P) |
最大ドラグ力 (kg) | 5 | 5 |
ベアリング数 (ボール/ローラー) | 12/1 | 11/1 |
ボディ素材 | マグネシウム (モノコック) | マグネシウム (モノコック) |
ローター素材 | ZAION | ZAION |
防水機構 | マグシールド (3箇所) | マグシールド |
価格 (円) | 102,000~110,000 | 63,500~68,000 |
22イグジストの方がベアリングの数が多く、スプール受けに1つ多くのベアリングが搭載されているため、巻き心地がさらに滑らかです。
ドラグ性能もイグジストが優れており、特に大物とのファイト時にはその差が顕著に現れます。
さらに、イグジストは購入後にユーザー登録をすることで、手厚いアフターサービスを受けることができる点も、エアリティとの違いです。
ただし、23エアリティも非常に高性能で、価格を考慮すればコストパフォーマンスに優れています。そのため、予算に応じてどちらを選ぶか検討することが重要です。
シマノ23ヴァンキッシュと23エアリティの違いは?
項目 | 23ヴァンキッシュ | 23エアリティ |
---|---|---|
ギア比 | 4.6 (1000SSSPG), 5.1 (C2000S), 6.0 (C2000SHG) | 4.9 (LT2000S-P), 5.8 (LT2000S-H), 6.2 (LT2500S-XH) |
最大ドラグ力(kg) | 3kg (1000SSSPG), 4kg (2500S) | 5kg (LT2000S-H), 10kg (PC LT2500) |
最大巻上長(cm/ハンドル1回転) | 58cm (1000SSSPG), 69cm (C2000S), 81cm (C2000SHG) | 64cm (LT2000S-P), 87cm (LT2500S-XH) |
ハンドル長さ(mm) | 35mm (1000SSSPG), 50mm (2500S) | 40mm (LT2000S-H), 50mm (LT2500S) |
自重(g) | 140g (1000SSSPG), 165g (2500S) | 145g (LT2000S-H), 150g (LT2500S) |
スプール 径/ストローク(mm) | 40/13.5 (1000SSSPG), 47/17 (2500S) | 42/45 (LT2000S), 45/50 (LT2500S) |
ベアリング数(BB/ローラー) | 11/1 | 11/1 |
価格 | ¥50,500 (1000SSSPG), ¥52,000 (C2000S) | ¥63,500 (LT2000S-P), ¥64,000 (LT2500S) |
違いとしては、シマノのヴァンキッシュはしっとりとした巻き心地を提供し、慣性力が強いため、ハンドルを回した後もスムーズに回転し続けるのが特徴です。
一方、23エアリティは、非常に軽い巻き心地が特徴で、手を離した瞬間にハンドルが止まるような感覚です。
このため、巻きのフィーリングに関しては、個人の好みや釣りスタイルに応じて選ぶべきでしょう。
つまり、ヴァンキッシュが「しっとり」、エアリティが「軽快」という感覚の違いがあり、どちらを選ぶかは好みによる部分が大きいです。
23エアリティの評判はどうか?
23エアリティの評判は非常に高く、特に軽さと巻き心地の良さが評価されています。
口コミの中に「非常に軽快で、長時間の釣りでも疲れない」「感度が高く、アタリを逃さない」といった声が多く見られます。
総じて、コストパフォーマンスが良く、多用途に使える高性能リールとして、多くの釣り人に支持されていることがわかります。
【記事のまとめ】
- 23エアリティは軽さと強度を両立した高性能スピニングリール
- エアドライブデザイン採用で軽快な巻き心地と高い感度を実現
- モノコックボディで耐久性を確保しつつ軽量化
- イグジストに近い性能を持ちながら、価格は約6割程度でコスパが高い
- 使用用途に応じた豊富な番手ラインナップが魅力
- 長期使用時にはメンテナンスが必要
- 22イグジストや23ヴァンキッシュと比較しても、優れたコストパフォーマンス