ダイワのオフショア用フラッグシップリールとして人気を集めてきたソルティガシリーズに、新たなモデルが誕生します。
その名も「25ソルティガ 10000-P」。発売は2025年4月と予定されており、深場ジギングや大型魚とのファイトでさらに頼れる存在となりそうです。
なお、シマノからは「25ステラ SW 10000PG」が2025年5月にリリース予定! 両リールとも注目間違いなしです。
- 大型青物やマグロなどビッグゲームを狙う方
- 前モデル、人気リールとの違いを知りたい方
1)25ソルティガ 10000-Pとは?
【発売背景と時期】
25ソルティガ 10000-Pは、ダイワが誇る大型スピニングリールの最高峰としてリリースされるモデルです。
発売予定日は2025年4月で、パワーゲームを想定した設計思想が随所に取り入れられています。
Q:発売日の詳細や販売場所は?
A:正式な発売日は2025年4月です。全国の釣具店やオンラインストアで予約・購入が可能となる見込みです。
【コンセプト・開発の狙い】
ダイワは「未知のターゲットを確実に獲る」というテーマを掲げ、超大型魚への対応力をさらに高めました。
パワードライブデザインや新ドラグ機構などを採用し、より強靱なボディと安定した巻き心地を目指しています。
Q:よく聞くパワードライブデザインとは?
A:ボディユニットとローターユニットを一新することで、剛性・パワー・耐久性を高次元に実現する新しい設計思想です。
【アングラーの注目ポイント】
25ソルティガはビッグゲームで求められる巻き上げ力・ドラグ安定性・飛距離などを強化しており、オフショアでもロックショアでも心強い相棒になるでしょう。
Q:船釣り以外でも対応可能?
A:パワフルな設計なのでロックショアやショアジギングでも十分活躍しますが、重量や糸巻き量はしっかり確認しましょう。
2)25ソルティガ 10000-Pの主な特徴
【パワードライブデザインの採用】
オーバーサイズドパワーデジギアとローラーパワーオシレーションを組み合わせた新設計で、初動の軽さと強靱な巻き上げパワーを両立。長時間のジギングでも快適に操作できます。
Q:なぜ大口径ギアが良いの?
A:噛み合い面積が広くなりパワーロスが少なく、長期使用でも摩耗に強いのが魅力です。
【DRD(新ドラグ機構)の搭載】
18000番以上にはDRDが標準搭載され、20ソルティガのカーボンワッシャーを超える耐久性を確保。10000番でも同様の技術が活かされ、ドラグの安定性が大幅に向上しています。
Q:DRDが使えるのは18000番以上だけ?
A:25ソルティガの技術思想を踏襲し、10000番でもドラグ性能は大幅に強化されています。
【LC-ABS SWで飛距離アップ】
スプール形状を二段テーパーとすることでライン放出抵抗を軽減し、飛距離を最大化。悪条件下でももうひと伸びを稼ぐことが期待できます。
Q:太糸でもトラブル少なく投げられる?
A:LC-ABS SW形状によりライン放出がスムーズになり、エアノットなどのライントラブルが減少します。
3)前モデル&人気リールとの違い
25ソルティガ 10000-Pが注目される要因の一つは、前モデルおよび人気ハイエンドリールと比較してどう進化したか、という点です。以下の表では主要4モデルを比較してみました。
項目 | 25ソルティガ 10000-P (新製品) | 20ソルティガ10000P | 22ステラSW 10000HG | 21 ツインパワー SW 10000PG |
---|---|---|---|---|
自重(g) | 未公表 | 645 | 670 | 655 |
ギア比 | 4.8(予想) | 4.8 | 5.6 | 4.9 |
ドラグ機構 | DRD技術継承 カーボン×金属ローラー | カーボンワッシャー | ヒートシンクドラグ | Xタフドラグ |
発売時期 | 2025年4月 | 2020年 | 2022年 | 2021年 |
【20ソルティガ10000Pとの比較】
20ソルティガ10000Pからの進化点は、DRDの採用とパワードライブデザインのブラッシュアップ。ボディ剛性やドラグの耐久性がさらに強化されています。
Q:20ソルティガもまだ新しいが?
A:防水性能やドラグ寿命などが大幅に向上しているので、よりハードに使う人なら買い替えの価値があります。
【22ステラSW 10000HGとの比較】
22ステラSW 10000HGはハイギアで回収スピードが魅力。一方、25ソルティガ 10000-Pはパワーギアでの粘り強さに強みがあります。強い引きでも余裕を持って対応できる点がポイントです。
Q:スピード重視とパワー重視の使い分けは?
A:青物キャスティングなど回収が速いほうが良い場面はHG、根周りの大型とファイトするならパワーギアがオススメです。
【21 ツインパワー SW 10000PGとの比較】
21ツインパワー SW 10000PGもパワーギアモデルですが、25ソルティガ 10000-Pは新世代設計によるさらなる剛性アップとDRDの搭載が最大の差。より「パワーと耐久性」を求めるなら、ソルティガがリードする印象です。
Q:ツインパワーと比べると高額だが?
A:DRDやパワードライブデザインなど大型魚専用の新技術が詰まっているため、ハードな場面でこそ差を感じられます。
4)25ソルティガ 10000-Pはこんな人におすすめ
【大型魚とのパワーファイトが多い人】
ブリ、ヒラマサ、カンパチ、マグロなどの猛ダッシュを余裕で受け止められる剛性とドラグ性能を重視する人に最適です。
Q:どれくらいの負荷に耐えられるの?
A:従来モデル同様25kg前後が目安で、ヘビーなファイトでも安心です。
【深場でのジギングがメインの人】
深いタナでのジギングは回収にも負荷がかかります。パワーギア仕様によって長時間の誘いでも疲労が軽減できるでしょう。
Q:パワーギアだとスローすぎない?
A:ハイギアほど速くはないですが、一度掛けたら優位にファイトできるのがパワーギアの強みです。
【長期にわたってタフに使い込みたい人】
モノコックボディをベースとした強固な構造や防水性能が、使用年数を重ねても初期性能を長く維持してくれるはず。
購入後にしっかりメンテナンスしながら使えば、長きにわたり愛用できるリールです。
Q:ソルティガは分解しにくくない?
A:複雑な構造ゆえオーバーホールは慎重になりますが、メーカーのアフターサービスを利用すれば安心です。
5)まとめ:25ソルティガ 10000-Pは“剛性とドラグ性能”をさらに高めた最新モデル
25ソルティガ 10000-Pは、パワードライブデザインに加えてDRDなどの新技術を集約し、ヘビーユーザーが求める圧倒的パワーと耐久性を実現したリールです。
深場ジギングや大型魚攻略がメインなら、長期に渡って頼れる相棒となること間違いありません。4月発売のこの新モデルは、まさにビッグゲーム界をリードする存在になるでしょう。