愛知県内の河川汽水域は夏になると手長エビが大漁シーズン。矢作川や木曽川など身近な8ポイントと、初心者でも簡単に釣果を伸ばせる仕掛け・エサ選びのコツをまとめました。
この記事を読んでわかること
タップできるもくじ
愛知県・手長エビポイント8選

矢作川・棚尾橋周辺(西尾市〜碧南市)
テトラと護岸ブロックの隙間に大型が潜む人気スポット。夕マヅメ〜夜が好時合。河川敷に駐車可。
矢作川・中畑橋周辺(安城市)
足場が低くファミリー向け。橋脚際をウキ仕掛けで探ると数が伸びる。
木曽川・立田大橋周辺(愛西市)
汽水域に位置しサイズが良い。ハゼと同時に狙えて夏休みの定番ポイント。
木曽川河口(弥富市)
消波ブロック帯に胴長15cm級が付く。満潮からの下げ始めが狙い目。ライフジャケット必須。
豊川・柑子橋〜下条橋(豊川市)
石積み護岸&アシ際がポイント。日中でも水深があるので安定して釣れる。
庄内川河口(名古屋市港区)
名古屋市内から近い穴場。夜釣りはケミホタル付きウキが必携。
庄内川・庄内緑地公園前(名古屋市西区)
公園駐車場・トイレ完備。石ゴカイ餌のミャク釣りで子どもでも簡単。
新川放水路(豊橋市)
淡水と汽水が混じるためサイズが伸びやすい。風裏で波が落ちる日中も狙える。
初心者向け:手長エビを確実に釣る5つのコツ

1. ベストシーズンと時合い

6〜9月がハイシーズン。活動が活発になる夕マヅメ〜21時が最適。日が落ちたらヘッドライトを極力消し、静かにアプローチしましょう。
2. シンプル仕掛けで底ギリギリを探る

- 竿:1.8〜3 m延べ竿(安価な渓流竿でOK)
- 道糸:ナイロン0.8号前後(竿より少し短め)
- ウキ:小型シモリ+ケミホタル25
- オモリ:ガン玉B〜2B
- 針:ハヤ針5〜6号(ハリス0.6号)
- ウキ下を調整し川底から5 cm以内を流すとヒット率アップ。
3. エサは“細く・小さく”
石ゴカイ・ミミズ・赤虫を0.5〜1 cmにカット。針先がわずかに出るようチョン掛けし、アタリが減ったらこまめに交換します。
4. アタリの見極めと合わせ方
エビがエサをつまむとウキが横にスーッと走るか糸が張ります。2〜3秒待ってから穂先を30 cmほど上げればバラシが激減。
5. 泥抜きで食味アップ

ブクブク付きバケツで2〜3時間泥吐きさせるだけで、唐揚げやかき揚げが格段に美味しくなります。