アジアダーのカラー選び|常夜灯あり/なし・澄み潮・濁りで変えたら釣果が変わった
アジングでアジアダーを使うとき、カラーは何色を選んでも釣れる、とよく言われます。ただ実際に現場で投げ続けていると、同じタックル・同じリトリーブなのに、カラーを変えた途端にアタリが連続する、という場面に何度も出くわしました。
「どれでも同じ」は初心者向けの逃げ言葉で、きちんと使い分ければ釣果には差が出ます。判断の軸になるのは常夜灯の有無・水色・時間帯の3つです。この3軸でアジアダーのカラーを整理していくと、手持ちに置いておきたい色は6色まで絞り込めます。
この記事では、常夜灯ありとなし、澄み潮と濁りという条件別に、アジアダーのカラーの使い分けをまとめました。
アジアダーのカラーを「何でも釣れる」で済ませると痛い目に遭う
アジングの釣果をカラーで語るのはタブー視されることがあるけど、私の経験では常夜灯の照度・水の透明度・時間帯の3つがカラーの正解を決める。
特に常夜灯の明暗差が大きいポイントでは、常夜灯の光輪の中と外でカラーを変えるだけで、アタリの数が倍近く変わることがある。「アジアダーなら何でも釣れる」は本当のことだが、「何でも同じように釣れる」は嘘だ。
- 常夜灯あり・澄み潮:クリア系・ナチュラル(イワシ)が効く
- 常夜灯なし・暗闇:グロー系・スーパーグローで存在を示す
- 濁り潮:チャート・蛍光系で視認性を上げる
常夜灯・水色・時間帯で変えるアジアダーのカラー選び
常夜灯下の澄み潮——クリア・ナチュラル系が圧倒的に強い
常夜灯が水面を照らす状況では、アジの目線はかなりシビアになっている。光量が多いぶん、ワームの質感・色・動きを見切る能力が上がっている状態だ。
この状況で「グロー系」を入れると、アジからすると「眩しすぎて不自然」に映る場合がある。GSイワシやPGSイワシなどのナチュラルカラーが、ナチュラルドリフトと組み合わせて最もアタリが多いのはこのためだ。
復刻メロンソーダ(クリア系ラメ入り)も常夜灯下で有効で、光を拾ってキラッと光る演出が効く。シルバーラメがプランクトンのような動きを演出するため、常夜灯の光輪の端に漂わせると吸い込みが出やすい。
常夜灯なし・暗闇での釣り——グロー系で存在を示す
月明かりもない暗い堤防では、アジはシルエットと発光でベイトを探している。この状況でナチュラルカラーを使っても、そもそも見つけてもらえない。
グローオキアミパワーとスーパーグローオールスターズが暗闇では断然強い。グロー系はUVライトで蓄光させてから入れると効果が上がる。光量の少ない状況では、少し強めにトゥイッチを入れて発光を見せてからのフォールで食わせると反応がいい。
濁り潮——視認性重視のチャート・蛍光系へ
雨後や底荒れで水が濁っているときは、「アジがワームを見つけられない」問題が起きる。ナチュラルカラーもグローも、水中での視認距離が短くなってしまう。
こういう状況ではコアチャートのような蛍光色が最も遠くから目立つ。濁り潮でのチャートはアジングでは基本中の基本で、「釣れない日に投げ続けるカラー」として私は必ずボックスに入れている。
状況を入力して最適カラーを絞り込む【アジアダー カラー診断】
アジアダー カラー診断
Q1. 釣り場の常夜灯は?
Q2. 今日の水色は?
実釣で釣果を出してきたアジアダー6色
① グローオキアミパワー——暗い堤防でのデイリードライバー
アジアダーを買うなら最初の1本はこれ、というくらい信頼しているカラー。グロー系の中でもオキアミのオレンジっぽいニュアンスが入っていて、単純なホワイトグローより「食い物っぽさ」がある。
常夜灯なしの夜釣りでUVライトで蓄光させてから投入すると、フォール中に当たってくることが多い。暗闇での定番として出番が多い。
② コアチャート——濁り潮で投げ続けられる安心感
濁りが入ったら迷わずコアチャート。蛍光イエロー系のチャートは水中での視認距離が最も長く、底荒れや雨後でも「少なくとも見つけてはもらえる」状態を作れる。
チャートが強い日は連発することもあるが、食い渋ってくると交換が必要。濁りが強い時間帯の最初の1投に投げて、反応を確かめるのに使っている。
③ 復刻メロンソーダ——常夜灯下のキラキラで誘う
クリア系にラメが入ったカラーで、常夜灯の光を拾ってキラッと輝く。光の量が多いほどこのカラーが生きる。透明感があるので魚から見ると「プランクトンが光っている」ようなイメージに近い。
私は常夜灯の光輪の境界線——明かりと暗闇が交わるあたり——でカウントダウンフォールさせるのが好きで、このカラーが特に反応がいい。
④ GSイワシ——常夜灯下・澄み潮でのドリフト専用
グリーンシルバーイワシ系のナチュラルカラー。常夜灯が明るく、水が澄んでいる状況で最も強い。ドリフトでテンションをゆるめると、小さなイワシのように漂って見えるらしく、ライズしているアジがスパッと食う。
グロー系で反応がなくなったときに交換すると一発で当たってくることがある。常夜灯下の「食い渋り用」として必ず持っていく。
⑤ PGSイワシ——夜のナイトゲームで頼りになるナチュラル
パールグリーンシルバーのイワシカラー。GSイワシより少し明るいパール系が入っているので、薄暗い状況でも使いやすい。常夜灯ありの夜釣りでGSイワシが効かないときにローテーションすると答えが出やすい。
アジングを続けていると「今夜のベイトはイワシっぽい」と感じる日がある。そういう日はナチュラルイワシ系だけで通してしまうことも多く、PGSイワシがその日の大半の釣果を出すこともある。
⑥ スーパーグローオールスターズ——オールラウンドに使えるグロー系
グロー系の中では発光持続時間が長く、暗闇でも濁りでも対応できる万能カラー。「今日の状況がよくわからない」というときの最初の1投に使うことが多い。
グローオキアミパワーとの違いは、オレンジ系のニュアンスがなく純粋な白系グローなので、ケイムラ効果のある光の中でも反応する点。紫外線が届くマズメ時に特に強い印象がある。
まとめ
アジアダーのカラー選びは、常夜灯・水色・時間帯の3軸で判断すると迷わなくなる。
- 常夜灯あり・澄み潮:GSイワシ / PGSイワシ / 復刻メロンソーダ(ナチュラル・クリア系)
- 常夜灯なし・暗闇:グローオキアミパワー / スーパーグローオールスターズ(グロー系)
- 濁り潮:コアチャート / スーパーグローオールスターズ(チャート・蛍光系)
全部で6色あれば、どんな状況にも対応できる。カラーローテーションの基本は「反応がなくなったら正反対の方向へ」。グローで反応なければナチュラルへ、チャートで食い渋ればクリアへ、という切り替えを意識すると答えが出やすい。
アジングの詳しい攻め方や、ジグヘッドとの組み合わせについては以下の記事も参考にしてください。