メジャークラフトの鯵道5G 722Hは、その軽量性や遠投性能で多くの支持を得ていますが、購入を検討する際には、ガイドの小ささや折れやすさといったデメリットも把握しておくことが重要です。本記事では、これらの特徴を踏まえた最終判断をサポートします。
- スペック
- デメリット
- 購入前の注意点
鯵道 5g 722hのインプレ
メジャークラフトの鯵道5G 722Hは、キャロライナリグやフロートリグを駆使して遠方のアジを狙う釣り人にとって、非常に頼れる一品となるでしょう。しかし、ガイドの小ささや過度な負荷がかかると折れやすい点には注意が必要です。以下で、その特徴と具体的な性能について詳しく解説します。
鯵道5G 722Hのスペック
項目 | スペック |
---|---|
製品名 | 鯵道5G 722H |
全長 | 7’2″ (約218cm) |
継数 | 2本 |
ルアーウェイト | 1-15g |
PEライン | 0.1-0.6号 |
アクション | Fast (F) |
自重 | 67g |
価格 | 27,900円 (税込 30,690円) |
鯵道5G 722Hは、アジング専用に設計されたロッドであり、その中でも特にヘビーモデルとして位置づけられています。全長7.2フィートで、軽量な1-15gのルアーに対応できる設計です。
価格は約27,900円(税込30,690円)と、性能に見合った価格帯であることが特徴です。このロッドは、東レのT1100Gカーボンを採用し、高い感度と耐久性を実現しています。
軽量・バランスの良さが魅力
鯵道5G 722Hの最大の魅力は、何と言ってもその軽量性とバランスの良さです。重量は67gと非常に軽く、長時間の釣行でも疲れにくい設計になっています。
バランスの良さが、キャロライナリグやフロートリグを使った繊細な操作にもプラスに働くため、アジング初心者から上級者まで幅広く支持されています。
感度が抜群
このロッドには、カーボンソリッドティップが採用されています。これにより、非常に高い感度を実現しており、微細なアタリも逃さずにキャッチできます。
また、チューブラーロッドに比べて、魚の引きをダイレクトに感じることができるため、やり取りの楽しさも倍増します。この感度の良さが、鯵道5G 722Hの大きな特徴と言えるでしょう。
遠投性能に優れている
鯵道5G 722Hは、特に遠投性能に優れていることが評価されています。全長7.2フィートのロングブランクは、遠方のポイントを狙う際に非常に有利です。また、軽量であることから、振り抜きがスムーズで、より遠くへルアーを飛ばすことが可能です。
これにより、沖のブレイクや潮流の変化に集まるアジをピンポイントで狙うことができ、釣果を大幅に向上させることが期待できます。
【デメリット】ガイドが小さくとラインが通しずらい
一方で、このロッドにはいくつかのデメリットも存在します。その一つが、ガイドの小ささです。ガイドが非常に小さいため、夜間や視界が悪い状況でラインを通すのが難しいという声があります。
また、リーダーとメインラインの結び目がガイドに引っかかることがあり、スムーズなキャストを妨げる可能性があります。
【デメリット】折れやすい
鯵道5G 722Hのもう一つのデメリットは、過度な負荷がかかると折れやすい点です。実際に、過去に数回の釣行でロッドが折れたという報告があり、特に繋ぎ目やティップ部分が弱いとされています。
これは、軽量化と感度向上を追求した結果であるとも考えられますが、使用時には十分な注意が必要です。特に、無理なキャストや強引なやり取りを避けることが求められます。
【記事のまとめ】
- 鯵道5G 722Hは軽量でバランスが良く、遠投性能に優れたアジングロッド。
- カーボンソリッドティップで感度が高く、微細なアタリを逃さない。
- ガイドが小さく、ライン通しやリーダーの結び目通過が難しい。
- 過度な負荷で折れやすい可能性があり、取り扱いには注意が必要。
- 購入前にデメリットを把握し、最終判断を行うことが重要。