アジングもメバリングも1本でこなしたいけれど、長さ・仕舞寸法・ピース数など違いがよくわからない——そんな悩みを解決します。携行性と感度を両立する選ぶ基準を分かりやすく示し、おすすめ12本を紹介します。
- アジングとメバリングに併用できるパックロッドの選び方
- 【コスパ最強】アジングとメバリングに併用できるパックロッド12選
- ダイワ(DAIWA) アジング・メバリングロッド 月下美人 MX MB 72UL-S-5 釣り竿
- シマノ(SHIMANO) ロッド 21 ソアレ エクスチューン MB S76UL-S
- シマノ(SHIMANO) モバイルロッド 20 ルアーマチック MB S76UL-4 メバル アジ トラウト バス
- ティクト ミニマリズム リベルテ MLS-624 (スピニング/4ピース)
- アピア(Apia) グランデージ ライト 68-5
- 34(サーティーフォー) アドバンスメント BCR−56
- がまかつ(Gamakatsu) ラグゼ パックスタイル A4 B60L
- Major Craft(メジャークラフト) メジャークラフト 3代目クロステージ パックロッドライトショアジギング CRX-964LSJ
- メジャークラフト ジギングロッド 振出 スピニング ソルパラX 6’3″(1.91m) SPXT-S63AJI
- AbuGarcia (アブガルシア) ソルティースタイル カラーズ ライトグリーン SStyle Colors STCS-664LS 釣竿 釣り竿 パックロッド ライトゲーム
- テイルウォーク(Tailwalk) ロッド アウトバック ライト C665L
- プロックス(Prox) モバトラ8PLUS1 SE MOBTS608UL
- 使用時の注意点3選
アジングとメバリングに併用できるパックロッドの選び方
長さの基準:港内6’6”〜7’0”、遠投7’0”〜7’3”
- 港内は6’6″前後がベスト
- 遠投するなら7’0″がおすすめ
常夜灯周りや港内の取り回しは6’6″〜7’0″が快適で、ジグ単の操作も軽快です。サーフ寄りや外向き堤防では7’0″〜7’3″がおすすめです。足場の高さや風を想定して長さを選ぶといいでしょう。
足元主体なら取り回しが落ちます。6’6″〜7’0″が操作性と感度のバランス良好。外向きへ投げる場面が多いなら7’0″オーバーも有効です。
仕舞寸法の目安:バックパックは45〜50cm、遠征は〜60cm
日常の持ち運びは45〜50cmだと多くのバックパックに収まり、電車やバスでも邪魔になりにくいです。ロングリーダーやリール装着派は余裕を見て〜60cm。仕舞が短すぎるとピース増で重くなる点も考慮しましょう。
45〜50cmの筒型ケースが取り回し良好。混雑時間帯は縦持ちできる細身ケースだと安全。硬質素材なら座席下にも収めやすいです。
ピース数と継ぎ:4〜5ピース、スピゴット継で曲がり滑らか
- 4〜5ピースが推奨
- スピゴット継
携行性と軽快感の両立は4〜5ピースが基準。芯棒を差し込むスピゴット継は節での段差感が少なく、荷重移動がスムーズです。差し込み深さを定期確認し、砂や塩分は拭取ると抜けやガタつきを防げます。
近年はガイド設計と継ぎ精度が向上し差は小さい傾向。軽量ガイドと適正テーパーなら実釣での感度低下はほぼ体感しにくいです。
ルアー適合:0.6〜7gでジグ単&小型プラグ両立
アジのフォール~メバルの表層プラグまで網羅するなら0.6〜7g表記が目安。0.4g以下を積極使用する方はUL寄り、ミノーや小型メタルも使うならL寄りが快適です。ラインはPE0.2〜0.4号で感度と飛距離を確保しましょう。
風が弱く浅場ならULティップで対応可。PE0.2号+軽量スナップで抵抗を減らすと沈下姿勢が安定し、フッキングも決まりやすいです。
ティップ選択:ソリッドで乗せ、チューブラーで操作性
違和感吸い込みに追従するのはソリッド、積極的に動かしたい時はチューブラー。常夜灯の微波動攻略はソリッド、プラグ操作はチューブラーが快適。どちらも使う方はソリッド先端+張りのあるバット設計が扱いやすいです。
最初はアタリが出やすいソリッドが安心。後からプラグ操作を学ぶ段階でチューブラー機を併用すると上達が早いです。
ガイド&重量:小径SiC/トルザイト+軽量設計で感度最優先
トップは小径Kガイド+薄枠リングで軽量化すると手元感度が向上。PE0.2号前提なら内径は小さくても十分。夜露や凍結が気になる季節はガイドに撥水スプレーを施工し、スプール逆回転で糸フケを抑えましょう。
軽さと復元でチタンが有利ですが価格上昇要因。コスパ重視はステン軽量+上位リングの組み合わせも実用的です。
【コスパ最強】アジングとメバリングに併用できるパックロッド12選
| 商品名(Amazon) | モデル/表記 | 参考価格(円) | 形態 | ピース(表記) |
|---|---|---|---|---|
| 月下美人 MX MB 72UL-S-5 釣り竿 | 72UL-S-5 | 29512 | — | 5 |
| 21 ソアレ エクスチューン MB S76UL-S | S76UL-S | 52000 | — | — |
| 20 ルアーマチック MB S76UL-4 メバル アジ トラウト バス | S76UL-4 | 7362 | — | 4 |
| ミニマリズム リベルテ MLS-624 (スピニング/4ピース) | MLS-624 | 31893 | 並継 | 4 |
| アピア(Apia) グランデージ ライト 68-5 | 68-5 | 26927 | — | 5 |
| 34(サーティーフォー) アドバンスメント BCR−56 | BCR-56 | 47795 | — | — |
| ラグゼ パックスタイル A4 B60L | A4 B60L | 24750 | — | — |
| 3代目クロステージ パックロッドライトショアジギング CRX-964LSJ | CRX-964LSJ | 14204 | — | — |
| ソルパラX 6’3″(1.91m) SPXT-S63AJI | SPXT-S63AJI | 8608 | 振出 | — |
| ソルティースタイル カラーズ ライトグリーン SStyle Colors STCS-664LS | STCS-664LS | 32132 | — | — |
| アウトバック ライト C665L | C665L | 18964 | — | — |
| モバトラ8PLUS1 SE MOBTS608UL | MOBTS608UL | 10810 | — | — |
ダイワ(DAIWA) アジング・メバリングロッド 月下美人 MX MB 72UL-S-5 釣り竿
常夜灯の吸い込みも拾える乗せ重視のUL設計。港内〜堤防の万能機で初めての1本におすすめです。
シマノ(SHIMANO) ロッド 21 ソアレ エクスチューン MB S76UL-S
遠投性と感度を両立した上位機。港内から外向きまで一本化したい方にハイバランスな選択肢です。
シマノ(SHIMANO) モバイルロッド 20 ルアーマチック MB S76UL-4 メバル アジ トラウト バス
価格と基本性能のバランスが良く携行も容易。まず試したい人にコスパ重視の入門機です。
ティクト ミニマリズム リベルテ MLS-624 (スピニング/4ピース)
短尺で近距離のピン撃ちに強い4ピース。常夜灯直下を丁寧に攻めたい取り回し派へ。
アピア(Apia) グランデージ ライト 68-5
5ピースながら曲がりが滑らかで携行性も高い。旅先のライトゲームに機動力重視で使えます。
34(サーティーフォー) アドバンスメント BCR−56
常夜灯下のショートレンジで繊細な操作に対応。吸い込みバイト重視の感度特化派に。
がまかつ(Gamakatsu) ラグゼ パックスタイル A4 B60L
A4相当の携行性で通勤・旅行に最適。バッグイン運用を重視する機動派に。
Major Craft(メジャークラフト) メジャークラフト 3代目クロステージ パックロッドライトショアジギング CRX-964LSJ
堤防の小型プラグやライトメタルもこなす万能寄り。広域攻略を狙う遠投派に。
メジャークラフト ジギングロッド 振出 スピニング ソルパラX 6’3″(1.91m) SPXT-S63AJI
振出で準備が早く短時間釣行に便利。手軽さと携行性を両立した時短志向の人に。
AbuGarcia (アブガルシア) ソルティースタイル カラーズ ライトグリーン SStyle Colors STCS-664LS 釣竿 釣り竿 パックロッド ライトゲーム
ポップな外観と実用性を両立。ライトプラグも扱いやすく遊び心重視の方に。
テイルウォーク(Tailwalk) ロッド アウトバック ライト C665L
短仕舞で車中泊や飛行機移動に強い。移動が多い遠征で旅仕様を求める人に。
プロックス(Prox) モバトラ8PLUS1 SE MOBTS608UL
携行性と拡張性に優れ、幅広いシーンをカバー。初めてのパックロッドにお手頃価格です。
使用時の注意点3選
フェルール管理:継ぎ目の砂・塩分除去&半回転締めで抜け防止
継ぎ目は装着前に砂・塩を拭き取り、差し込み後に軽く半回転で当たりを合わせると緩みにくくなります。釣行中も1〜2時間ごとに差し込み深さを点検し、帰宅後は真水洗い&完全乾燥で固着を防ぎましょう。
印を付けて一定深さに。目安は有効長の2/3程度を確実に差し、回しながら密着させるとガタと抜けを抑えられます。
ガイドライン絡み:小径ゆえのPE噛み注意、スナップは小型軽量に
小径ガイドは感度に優れますが、PEの段差や結びコブが当たりやすい側面も。スナップは#00〜#0の細線で軽量化し、リーダー結束は短く整えること。キャスト直後に糸フケを払えば絡み・噛み込みを未然に防げます。
面で払うサイド寄りの軌道が有効。リリース直後に軽く指でラインを張り、着水前に一度サミングで糸フケを取ると絡みが減ります。
移動後の再調整:組み直しでセンター出し→ドラグと重心を再確認
ポイント移動や強風後は一度分解し、ガイドを一直線にセンター合わせ。リール位置がズレていないかも確認します。ドラグはアジで300〜500g、メバルで500〜800gを基準に微調整し、掛け遅れと身切れを防ぎます。
スプールから手で引き出し、秤で300〜800gを基準に調整。実釣ではヒット直後に1クリック緩めるなど、状況で即時修正しましょう。
記事のまとめ
- 長さは港内6’6″〜7’0″、遠投7’0″〜7’3″
- 仕舞はバックパック45〜50cm、遠征〜60cm
- 4〜5ピースのスピゴット継で曲がり連続
- ルアー適合0.6〜7gで汎用性高い
- ティップはソリッド乗せ、チューブラー操作
- ガイドは小径軽量+高感度リング
- フェルールは清掃と半回転締め徹底
- 移動後はセンター出しとドラグ再確認
初めての1本は「0.6〜7g・6’6″〜7’0″・仕舞45〜50cm・4〜5ピース」を合言葉に選べば失敗しにくいです。最後はよく行く釣り場の風と足場に合わせて微調整しましょう。