カゴ釣りバッカンは、コマセの取り出しやすさや持ち運びの便利さなど、釣りの快適さを向上させるアイテムです。エサや小物を一括管理でき、道具の紛失やコマセの飛び散りを防ぎながら作業を素早く進められます。手返しが釣果を左右するカゴ釣りだからこそ、バッカンを活用して効率よく狙いの魚を仕留めましょう。
- カゴ釣りバッカンの選び方
- おすすめのカゴ釣りバッカン8選
- シマノ(SHIMANO) 釣り用バケツ・バッカン バッカンEV BK-016Q 33cm カーキ
- ダイワ(DAIWA) イソバッカン H33/H36/H40/S36/S40/S45 各種 (2023年モデル)
- ダイワ(DAIWA) バッカン キーパーバッカン D40/45(B) ホワイト 各種 (2024年モデル)
- アブガルシア (Abu Garcia) EVAショルダーバッカン 40 各種
- シマノ(SHIMANO) タックルバッカンEV BK-019W 各種 33cm/36cm/40cm
- M.O.F 活かし泳がせバッカン 40cm バッカン エアポンプ同梱 釣りバケツ 魚保存バッカン EVA製 国内検品済製品
- Diexgiy 釣りバッカン タックルバッカン バッカン 釣り 魚バッカン 活かすバッカン
- mazume バッカン MZBK-835、MZBK-836
- 使用時の注意点
カゴ釣りバッカンの選び方

サイズと容量のバランス

- 保管しやすいサイズ
- エサが偏らない容量
- 適度な底面スペース
バッカンのサイズはコマセをしっかり混ぜられる広さがあるかが重要です。大きすぎてもエサが薄く広がり過ぎて使いにくい場合があり、小さすぎると充分なコマセ量を扱いにくくなります。目安としては36cm~40cmが多く、エサや道具をスムーズに取り出せる適度な深さも確認するとよいでしょう。
36cm前後のバッカンが一般的ですが、3kg程度のオキアミをしっかり混ぜられるなら問題ありません。必要に応じて道具やエサの量を加減すると快適に使えます。
素材の耐久性と防水性能

カゴ釣りバッカンは海水やコマセに触れるため、耐水性と耐久性が求められます。EVA素材は丸洗いがしやすく、破損のリスクも比較的低めです。一方でハードタイプは型崩れしにくく衝撃にも強い特長があります。どちらも使いやすさが異なるので好みと用途に合わせて選びましょう。
EVAは基本的に汚れが落としやすいですが、白色系や明るい色はコマセ跡が残りやすい傾向です。こまめに洗えば清潔を保ちやすくなります。
持ち運びのしやすさ(ハンドル・ショルダーベルト)

- 握りやすい取っ手
- 肩掛け対応のベルト
- クルマ積載も考慮
バッカンを持ち運ぶ際、しっかり握れるハンドルの形状や、ショルダーベルトの有無はとても重要です。特に荷物の多い地磯や堤防、ファミリーフィッシングなどでは歩く距離が伸びがちです。ショルダーベルト付きなら両手が空くため安全に移動でき、車載時もベルトを使って固定すれば荷崩れを防ぎやすくなります。
身長や荷重にもよりますが、調整幅がしっかりあるタイプが便利です。45~100cmほど調整できるベルトなら幅広く対応できます。
フタの形状と開閉のしやすさ
カゴ釣りは何度もコマセを詰め直すため、フタの開閉のしやすさが釣果に直結するといっても過言ではありません。ファスナー式でも大きく開くものや、片手で開閉しやすい面ファスナー式などが人気です。また、フタをしっかり閉められれば水漏れやエサの飛び散り防止にも役立ちます。
状況に応じてフタを外せると、コマセ詰めがさらに楽になります。ただし汚れが付きやすい場合もあるので、使用後の洗浄はこまめにしましょう。
洗浄や乾燥のしやすさ
バッカンは海水やコマセが付着するとニオイやカビの原因となりやすいです。使ったあとは素早く海水を洗い流し、できればブラシなどで隅々まで清掃するとより清潔を保てます。放置せずに風通しの良い場所でしっかり乾燥させると、素材の劣化を防ぎながら長く使えるでしょう。
直射日光が強すぎる場所は素材を痛める場合があります。屋根の下や風通しのいい場所がおすすめです。適度に陰干ししましょう。
追加ホルダーやポケットの有無
余計な持ち物を減らしたい場合、サイドポケットやホルダー付きバッカンは重宝します。たとえば仕掛けケースや小型の道具袋を収納し、バッカンひとつで移動できるのは大きなメリットです。スペースが多いほど仕分けしやすく、釣り場でも取り出しに手間取らず集中して釣りを楽しめます。
製品によってはオプションホルダーを装着できるものがあります。購入前に対応可否を確認し、邪魔にならない位置に取り付けるといいでしょう。
おすすめのカゴ釣りバッカン8選
シマノ(SHIMANO) 釣り用バケツ・バッカン バッカンEV BK-016Q 33cm カーキ

しっかりとしたEVA素材ながら軽量設計が魅力のバッカンです。ハンドル部分は持ちやすい形状を採用し、車載時も安定して収納可能。容量も十分で、エサ作りから小物収納まで幅広く使えます。
ダイワ(DAIWA) イソバッカン H33/H36/H40/S36/S40/S45 各種 (2023年モデル)

2023年モデルとして一新されたイソバッカンで、サイズバリエーションが豊富です。汚れに強い素材を採用し、磯場での過酷な使用にも対応します。コンパクトに持ち運びしたい方にもおすすめです。
ダイワ(DAIWA) バッカン キーパーバッカン D40/45(B) ホワイト 各種 (2024年モデル)

2024年モデルではさらなる改良が施され、防水性や堅牢性が一段とアップ。大型魚狙いでコマセ量が多い釣りにも適しており、形崩れしにくく頑丈な作りが魅力です。
アブガルシア (Abu Garcia) EVAショルダーバッカン 40 各種

ショルダーベルト標準装備で移動が多い釣り場でも活躍します。EVA素材のおかげで汚れがついても洗いやすく、軽さと耐久性のバランスが取れている使い勝手の良いモデルです。
シマノ(SHIMANO) タックルバッカンEV BK-019W 各種 33cm/36cm/40cm

シマノの堅牢設計が光るタックルバッカンEVです。フタの大きな開口部がエサや道具の取り出しをスムーズにし、ファスナーも扱いやすい仕様に仕上がっています。
M.O.F 活かし泳がせバッカン 40cm バッカン エアポンプ同梱 釣りバケツ 魚保存バッカン EVA製 国内検品済製品

エアポンプ同梱で小魚やエサを活かしておける便利なバッカンです。折りたたみ式なので、使用しないときはコンパクトに収納でき、持ち運びにも適しています。
Diexgiy 釣りバッカン タックルバッカン バッカン 釣り 魚バッカン 活かすバッカン

大きめの取っ手と開閉のしやすいフタを備え、エサ詰め作業がスムーズです。ソフトタイプながらしっかり形状をキープするため、オキアミを混ぜる際にも役立ちます。
mazume バッカン MZBK-835、MZBK-836

mazumeならではの個性的なデザインで、適度な硬さと洗いやすさを両立しています。ちょっとした汚れもサッと洗い流せ、見た目にもこだわりたい方に最適です。
使用時の注意点

安全な設置場所を確保する

波止や堤防などでは、できるだけ足場の安定した位置にバッカンを置きましょう。傾いた場所に放置するとコマセや道具が滑り落ちやすく、思わぬ事故につながるおそれがあります。特に人が多い釣り公園や混雑する人気スポットでは、自分と周囲の安全を確保する意味でもバッカンの置き場所をよく検討してください。
強風時は壁際に置いたり、重しを入れるなどして安定感を高めましょう。周囲の人がつまずかない位置に置くのも大切です。
定期的な清掃とメンテナンスを行う
バッカンはコマセや海水の汚れが残りやすいアイテムなので、使用後はすぐに洗浄することを習慣づけましょう。特に繋ぎ目やファスナー部分はコマセが詰まりやすく、放置するとイヤなニオイの原因になります。洗ったあとはしっかり乾燥させてから収納し、痛みやカビの発生を防ぐようにメンテナンスをすることが長持ちのコツです。
高温多湿の車内では雑菌が繁殖しやすく、強いニオイやカビが発生しやすくなります。家に帰ったらすぐ清掃を心がけると安心です。
ニオイ対策や衛生面の注意
生オキアミや配合エサを使うカゴ釣りでは、バッカン内部がどうしても汚れやすいです。小まめに水交換をしたり、汚れたまま放置しない工夫がニオイ対策の基本といえます。衛生面にも配慮し、魚へのダメージや海を汚さないよう注意することで、周囲の釣り人にも迷惑をかけず快適に釣りを楽しむことができます。
食器用洗剤で一度洗浄してから、風通しの良い場所にしっかり干すと緩和されやすいです。頑固な場合は専用の洗浄剤も試してみましょう。
記事のまとめ

- サイズは36~40cmを基準にする
- 素材の防水性や洗いやすさを確認
- ハンドルやベルトで持ち運びを楽に
- フタの形状で手返しに差が出る
- 使用後は早めに洗浄・乾燥する
- オプションホルダーがあると便利
- 風や人の往来を考慮した設置が必要
- 定期的にメンテナンスを行う
バッカン選びはカゴ釣りの快適さを大きく左右します。自分の釣行スタイルや釣り場環境に合わせて、長く使えるものを選ぶと安心です。しっかり手入れをして大物も狙いながら、カゴ釣りの醍醐味を存分に楽しんでみてください。