バス釣りでは雨の日にこそ好釣果が期待できますが、濡れて寒さを感じれば集中力も落ちてしまいます。そこで重要となるのが、動きやすさや快適性を重視したバス釣りレインウェアです。今回は選び方のポイントとおすすめレインウェア、さらに使用時の注意点をまとめました。
- バス釣りに最適なレインウェアの選び方
- おすすめのバス釣りに最適なレインウェア12選
- [ダイワ] DR-3824 レインマックスレインスーツ WM~3XL (2024年モデル)
- [ダイワ] DR-1924 ゴアテックス バーサタイルレインスーツ WM~3XL
- Mont-bell レインウェア 防水 レインダンサー ジャケット 1128618
- [フォックスファイヤー] ストームトレーサージャケット 5113026
- Simms Challenger Insulated Jacket
- Columbia Sportswear Men’s PFG Storm Jacket
- Aftco Hydronaut Insulated Bib MB41
- Grundéns メンズ ネプテューヌ フィッシングジャケット
- Daiwa DR-3823 WM-3XL Standard Rain Max Rain Suit
- FROGG TOGGS メンズ FTX アーマー プレミアム防水フィッシングジャケット
- Aftco Barricade Jacket MJ35
- FROGG TOGGS FTX Armor プレミアム防水フィッシングビブ
- 使用時の注意点
バス釣りに最適なレインウェアの選び方

防水性能(耐水圧)と透湿性のバランス

- 耐水圧20000mm以上で大雨にも安心
- 透湿機能は汗ムレ軽減に重要
- 適切なメンテナンスで性能持続
バス釣りではキャスト動作や移動が多いため、レインウェアには高い防水力と快適な透湿性能が求められます。耐水圧の目安が20000mm以上あると強い雨でも安心感が得られ、内部の水分を逃がす透湿性が高いウェアであれば汗ばむ夏場でもベタつきを抑えられます。
両方とも大事ですが、まずは十分な耐水圧が必須です。そのうえで透湿性が高いものを選べば長時間快適です。
動きやすさとストレッチ性
キャスト時やファイトの際、肩や肘周りが窮屈だとルアー操作に集中しづらくなります。立体裁断やストレッチ生地を採用したモデルを選ぶと、着心地の良さを得られやすいです。
できるだけ腕を水平に振り回せる余裕があるサイズ感が望ましいです。試着時にキャスト動作をして確認しましょう。
フードや襟周りのフィット感
- 調整用ドローコード搭載
- 視界を妨げないブリム形状
- 首元の密着度で水の侵入を軽減
フードが大きすぎると視界が狭くなり、小さすぎると水が伝いやすくなります。ドローコードでしっかりフィットさせられる形状なら、雨天時やボート移動時の吹き込みも防ぎやすいです。襟周りが立ち上がり、防風・防水性を確保できる点もチェックしておきましょう。
基本的にはキャップを被った上からフードを装着します。前ツバ部分が干渉しないデザインだとより快適です。
縫い目の処理(シームテープなど)
生地自体が防水であっても、縫い合わせ部分から水が侵入するケースは多々あります。そこでシームテープや止水処理があるモデルなら、水の入り口をブロックできます。特に背中や肩の縫い目がしっかり処理されているか要確認です。
縫い目の処理が甘いと長時間の豪雨で染み込むことがあります。シームテープ付きならリスクを減らせます。
着脱やベンチレーション機能
気温や天候が変わりやすい時期は、こまめな着脱や通気が重要です。ファスナーで大きく開閉できるベンチレーションがあれば、ウェア内部の湿気を一気に逃がせます。またパンツの裾ファスナーも着脱時のスムーズさに直結します。
ベンチレーションや透湿素材を重視すれば夏場でも快適に使えます。特に脇ファスナー付きは重宝します。
サイズ選びとアンダーウエアとの組み合わせ
シーズンによって着込むレイヤリングが変わるため、やや余裕のあるサイズを選ぶと一年中使いやすくなります。タイトすぎると肩や脇がきつく、キャスト動作に支障が出ることもあるので試着時に腕を大きく振ってみましょう。
重ね着が多い冬用と薄手の夏用に分けるとベストですが、オールシーズン対応のストレッチタイプでもある程度対応できます。
おすすめのバス釣りに最適なレインウェア12選
[ダイワ] DR-3824 レインマックスレインスーツ WM~3XL (2024年モデル)

3層Rainmax®と裏面ドライ加工で大雨&高速走行でもドライな定番上下セット。
[ダイワ] DR-1924 ゴアテックス バーサタイルレインスーツ WM~3XL

GORE-TEX 3レイヤー×立体裁断でキャスト可動を妨げず冬場まで快適。
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Mont-bell レインウェア 防水 レインダンサー ジャケット 1128618

50D 3レイヤーGORE-TEX PACLITE®が軽量で蒸れにくくパッカブル収納◎。
[フォックスファイヤー] ストームトレーサージャケット 5113026

独自エアロポーラスFW 2.5層で高透湿、夏雨にも使えるライト仕様。
Simms Challenger Insulated Jacket

東レ2Lメンブレン+中綿入りで冷雨・強風下のボートゲームを完全防備。
Columbia Sportswear Men’s PFG Storm Jacket

Omni-Tech防水シェルで軽量、PFGラインのパッカブルモデルは夏の急雨対策に最適。
Aftco Hydronaut Insulated Bib MB41

30K/7K 耐水透湿+Double Dry Cuffで袖口浸水ゼロ、冬場の冷雨に強いビブ。
Grundéns メンズ ネプテューヌ フィッシングジャケット

商業漁師仕様のPVCシェルで耐久防水抜群、濡れやすい操船時にも安心。
Daiwa DR-3823 WM-3XL Standard Rain Max Rain Suit

2.5層Rainmax®の軽量モデル、入門価格でも止水ファスナー完備。
FROGG TOGGS メンズ FTX アーマー プレミアム防水フィッシングジャケット

DriPore Gen2 100 %防水&高通気で真夏の土砂降りでもムレを抑制。
Aftco Barricade Jacket MJ35

3層ナイロンシェル+SpeedVentフード、キャスト時の襟圧を軽減する設計。
FROGG TOGGS FTX Armor プレミアム防水フィッシングビブ

テフロンDWRコートと内側メッシュで動きやすさと耐久性を両立。
使用時の注意点

定期的な撥水処理と洗濯
レインウェアは長期間使用していると、表面の撥水性が低下して雨水が染み込みやすくなります。そこで定期的に撥水スプレーや洗濯によるメンテナンスを行いましょう。洗濯時は中性洗剤を使って優しく押し洗いし、シームテープ部分を傷めないようにするのがポイントです。
洗濯後に生地が完全に乾いてから行うのがおすすめです。濡れた状態で処理すると効果が均一になりにくいです。
ファスナーやシーム部分の点検
着用頻度が高いとファスナーや縫い目部分は特にダメージを受けやすくなります。摩擦や引っ掛かりが発生すると、防水の要であるシームテープが剥がれたり、ファスナーの止水機能が低下する原因にもなります。定期的にファスナーの動きを確かめ、必要に応じて補修やパーツ交換も検討しましょう。
専用の補修シートを使えばある程度は自分で対処できます。ただし大きい剥がれはメーカー修理が安心です。
保管時にしっかり乾燥させる
使用後にウェアが湿ったままだとカビやニオイの原因になります。特に梅雨や夏場は湿度が高く乾燥しにくいので、風通しの良い場所で吊るし干しし、ファスナー部分やポケット内部もしっかり乾かしてください。折りたたむ際は、乾燥が不十分だと生地の劣化に繋がるため注意しましょう。
高温すぎると生地を傷めます。30℃前後の低温設定で風を当てる程度が無難です。アイロンは避けましょう。
記事のまとめ

- バス釣りには防水×透湿が必須
- キャストやファイトの動き重視
- フード・襟まわりの密着度大切
- シームテープで縫い目から浸水防止
- ベンチレーションはムレ対策に効果的
- アンダーウエアを考慮したサイズ選び
- 定期的な撥水処理で性能をキープ
- ファスナーやシームの点検を怠らない
バス釣りレインウェアをしっかりメンテナンスすれば、オールシーズンで快適に釣りを楽しめます。過酷な状況でも快適性を重視し、ぜひ長く活躍させてください。