夏のバス釣りはトップウォーターやシャローをメインに、多彩なルアーが活躍する時期です。朝夕の比較的涼しい時間帯を中心に狙うと高い釣果が期待できます。ここでは夏におすすめのバス釣りルアーの選び方や具体的な商品を詳しく解説します。
- 夏におすすめのバス釣りルアーの選び方
- 夏におすすめのフロッグ系トップウォーター8選
- 夏におすすめのスピナーベイト8選
- ダイワ STEEZ スピナーベイト DW 1/2 oz クリスタルシャッド
- O.S.P ハイピッチャーMAX 1/2 oz DW #S57 ブルーバックチャート
- エバーグリーン Dゾーン タンデム 1/2 oz ホワイトチャート
- メガバス V9 3/8 oz DW アユ
- ジャッカル スーパーイラプションJr 1/4 oz アルティメイトブラック
- ノリーズ クリスタルS ディーパーレンジ 1/2 oz ブライトチャート
- Strike King Finesse KVD Spinnerbait 3/8 oz チャートリュースシャッド
- Booyah Counter-Strike Spinnerbait 3/8 oz ファイヤータイガー
- 夏におすすめのリボンテール系ワーム8選
- 【使用時の注意点】
夏におすすめのバス釣りルアーの選び方

ルアータイプの選択(トップウォーター・シャロー向けなど)

・遠投性能を重視する
・表層~中層を意識する
・状況別に使い分ける
夏は水温が上がりやすく、バスがシャローや水面付近に浮きやすいのが特徴です。広いフィールドでは遠投性能のあるバイブレーションやスピナーベイトが効果的で、シャローで大きな水しぶきを立てたいならトップウォーター系がおすすめ。狙う水深やフィールドの地形に応じて、適切なルアータイプを選択しましょう。
視覚的な楽しさが大きく、バスが水面を割る瞬間の迫力が魅力です。朝夕の活性が高い時間帯に狙うと、エキサイティングな釣りを堪能できます。
カラーとシルエットの使い分け

ルアーカラーは水の透明度や天候で大きく変えましょう。濁ったフィールドでは派手な色を使うとバスに気づいてもらいやすく、クリアウォーターなら自然なカラーが見切られにくいです。シルエットも小魚を模した細身タイプや、ワイドボディで目立つタイプを状況に合わせて活用してみてください。
まずはホワイトやブラックなどの定番カラーを揃えると便利です。そこにチャート系を加えると幅広い水質に対応できます。
アピール力とリトリーブスピードの調整

・巻き速度を変える
・ルアーの音を活用
・状況判断が重要
夏のバスは水温の高い時期には俊敏にベイトを追う反面、日中の強い日差しでバテている場合もあります。早巻きして強い波動で反応を引き出す方法と、スローに巻いてじっくり見せる釣りを組み合わせるなど、リトリーブスピードを変化させましょう。アピール力の高いルアーでも、時には控えめなアクションが有効です。
プレッシャーの少ない朝夕ならリアクションバイトを誘いやすいです。ただし反応がない場合はスローに切り替えて様子を探りましょう。
カバー攻略用ルアーの検討
日差しの強い時間帯はシェードやウィード、オーバーハング下などにバスが溜まりがちです。フロッグはフックがボディに隠れており、スピナーベイトもワイヤー構造で根掛かりしにくいのが魅力。カバー際にアプローチする際は、ラインやフックの強度も確認し、無理なく取り込みできるように工夫してみましょう。
カバー奥のわずかな隙間にもバスが潜んでいます。多少リスクはありますが、しっかりルアーを入れ込むことでヒット率が上がりますよ。
潜む深度・水温変化を意識したウェイト選び
朝夕の涼しい時間帯にシャローで反応が得られないときは、ディープレンジへ移動している可能性があります。ウェイトを重くして素早くボトムを取ったり、中層をキープできるようにすれば、魚の回遊ルートを捉えやすいです。時間帯や水温の変化に合わせてルアーの重量を臨機応変に調整してください。
1/4oz~3/8ozはシャロー、1/2oz以上はディープ攻略の目安です。フィールドの水深に合わせて使い分けましょう。
耐久性とストレスフリーな使用感
真夏の釣りはハードなカバーやウィードにルアーを当てることが多く、消耗しやすいのが難点。フロッグやスピナーベイトでもフックの強度や塗装の剥がれにくさをチェックすると、頻度の高い釣行でも安心です。素材の丈夫さだけでなく、扱いやすい形状かどうかも確認しておくと快適に釣りを続けられます。
カバー中心ならしっかりした物を選ぶのがおすすめです。安さで選ぶと逆に買い替えが増え、結果的に出費が多くなる場合もあります。
夏におすすめのフロッグ系トップウォーター8選
レイドジャパン ダッヂ #DG023スケベピンク

水面でのプロップサウンドが特徴的なフロッグ系ルアーです。障害物回避性能に優れ、水面をゆっくりと引いても強い存在感を発揮し、夏のバスを引き出してくれます。
ジャッカル ガヴァチョフロッグ 18 g

強めのポッピングアクションと鋭いダートが魅力のフロッグ。エッジの効いた動きで濃いカバーからでもバスを引き寄せます。ビッグフィッシュ狙いにも定評があります。
エバーグリーン キッカーフロッグJr #247 グローラット

小さめボディながらポッピングやドッグウォークがしやすい設計。食い渋り時にもしっかりアピールできるため、ウィードエリアやオーバーハングで力を発揮します。
deps バスターK フロッグ #01 ジェットブラック

ポッパー型フロッグで、カップが生み出す強い水押しとスプラッシュが特徴。ウィードレイクやカバーエリアの奥深くを効率よく探るのに適しています。
BOOYAH Poppin’ Pad Crasher Jr Albino

コンパクトなポッパー形状で小刻みなアクションがしやすく、クリアからマッディまで幅広く対応。小型の割にフッキング率が高いと評判のフロッグです。
SPRO Bronzeye Frog 65 Midnight Walker

フッキング性能とボディ強度に定評のあるブロンズアイフロッグ。夜釣りにも対応しやすいカラーで、立木やカバーの奥まで無理なく送り込めます。
シマノ バンタム Btフロッグ OQ-364S

キャストしやすい重心設計とスムーズなドッグウォークが魅力。手返しよくカバーに入れられるため、テンポ良く探りたいアングラーにおすすめです。
TackleKorea Sharp フロッグ 70 mm チャート/ブラックスポット

チャート基調で視認性の高いフロッグ。ウィードエリアをゆっくりとトレースできるため、派手なカラーで存在をアピールしたいときに重宝するモデルです。
夏におすすめのスピナーベイト8選
ダイワ STEEZ スピナーベイト DW 1/2 oz クリスタルシャッド

ダブルウィローブレード仕様で、広範囲をサーチしやすいモデル。濁りが少ない場所でもシャッドカラーがナチュラルにアピールしてくれます。
O.S.P ハイピッチャーMAX 1/2 oz DW #S57 ブルーバックチャート

高速巻き対応のスピナーベイトで、ブルーバックチャートが強い存在感を放ちます。巻き始めのレスポンスも良く、広範囲を短時間で探れるのが魅力です。
エバーグリーン Dゾーン タンデム 1/2 oz ホワイトチャート

遠投性と回転力を両立したタンデム仕様。ホワイトチャートのカラーリングが濁りのある場所でも視覚的アピールを高めてくれます。
メガバス V9 3/8 oz DW アユ

アユカラーがナチュラルなフラッシングを演出するスピナーベイト。ブレードの振動が強く、ハイプレッシャーフィールドでもしっかりアピールします。
ジャッカル スーパーイラプションJr 1/4 oz アルティメイトブラック

1/4 ozと軽めながら存在感を失わないモデル。アルティメイトブラックのカラーがシルエットを強調し、やる気のあるバスを狙い撃ちできます。
ノリーズ クリスタルS ディーパーレンジ 1/2 oz ブライトチャート

ディープエリアの攻めに特化したクリスタルSのディーパーレンジモデル。3~4mレンジを安定して探り、日中の深場にいるバスにも効果的です。
Strike King Finesse KVD Spinnerbait 3/8 oz チャートリュースシャッド

軽めの設計でもしっかりした振動を生み出すスピナーベイト。チャートリュースシャッドが視認性抜群で、初心者にも扱いやすいバランスが魅力です。
Booyah Counter-Strike Spinnerbait 3/8 oz ファイヤータイガー

ブレード同士の当たり音で強いアピール力を発揮。ファイヤータイガーカラーが激しいフラッシングを生み出し、広範囲のバスを誘い出します。
夏におすすめのリボンテール系ワーム8選
ZOOM Ol’ Monster 10.5″ ウォーターメロンシード

大型ボディと長いリボンテールが特徴で、水押しが強くアピール力抜群。夏のディープやウィードエリアで存在感を発揮し、ビッグバスを狙いたいときに最適です。
Berkley PowerBait Power Worm 7″ リボンテール グリーンパンプキン

独自フォーミュラによる強い匂いと柔らかいボディが特徴。ほどよいリボンテールでアクションが出しやすく、バスの食い込みも良好です。
Strike King Rage Tail Anaconda 10″ グリーンパンプキン

フランジ付きのテールが大きく水を動かし、バスを強烈に誘います。10インチのボリュームにより、大型の個体にもしっかりアピール可能です。
ZOOM U Tail 6″ Junebug

コンパクトサイズと程よいテールの動きで、ピンポイントに送り込んで誘えるワーム。Junebugは濁りにも強く、多くのフィールドで対応しやすいカラーです。
YUM Ribbontail 7.5″ Watermelon Seed

波動が強めのリボンテールで、深度を問わずしっかりアピールできる設計。Watermelon Seedはバスが自然に口を使いやすいカラーバリエーションです。
ZBC C Tail Worm 6″ #005 Junebug

カーリーテールが生む水押しで、ボトムをゆっくり探る釣りにも適したワーム。Junebugカラーが日中の濁り時でも存在感を際立たせます。
Berkley PowerBait Power Worm 10″ ブラックグレープ

10インチの存在感と独自の香りによって、スレたバスにもインパクト大。ブラックグレープカラーでシルエットを際立たせ、深場でも狙いやすいモデルです。
deps デスアダーグラブ 4″ ウォーターメロンプロブルー

独特のテール形状で、フォール時やスイミング時に小刻みな動きを生むワームです。ウォーターメロンプロブルーは様々な水質で違和感なく使えます。
【使用時の注意点】

水分補給と熱中症対策を忘れない
夏の釣りでは直射日光を長時間浴びるため、定期的な水分補給が欠かせません。スポーツドリンクや経口補水液を用意しておくと塩分も同時に摂取でき、熱中症予防に役立ちます。また通気性の良い帽子やサングラス、冷感タオルなどを活用して体温を下げる工夫をするのがおすすめです。こまめな休憩をはさみながら、安全第一で釣りを楽しみましょう。
大体30分~1時間ごとに少しずつ摂ると効果的です。一気に飲むより、こまめに補給するのがポイントになります。
日差しの強い時間帯はシェード狙いを徹底

太陽が高くなる正午前後はバスが暑さを嫌い、シェード(影)へ移動する傾向が強くなります。オーバーハングやウィード下、橋脚周りなど、水温が上がりにくいポイントにバスが溜まりやすいのが特徴です。根掛かり回避性能の高いルアーを活用して、着水音に気を配りつつバスのリアクションを狙ってみましょう。
まずは奥深い場所や、水の流れがあるシェードを優先してください。涼しくて酸素量が高いスポットほどバスが集まりやすいです。
アクションの強弱・ローテーションの心掛け

夏場は時間帯や天候によってバスの活性が変わりやすく、同じルアー・同じアクションだけでは攻略が難しいことも。強めにアピールするルアーから始め、反応が薄いと感じたらスローにフォールさせるなど、アクションに緩急をつけましょう。ルアーの種類も交互にローテーションして、バスの好反応を探り続けるのがコツです。
5〜10投ごとにバイトがなければ試行錯誤を。1つのルアーに固執せず、複数のパターンを試すと結果が出やすいですよ。
記事のまとめ

- 夏は水面やシャローで好釣果を狙いやすい
- カラーは水質と天候に合わせて変える
- リトリーブスピードに変化をつける
- カバー攻略には根掛かり回避性能が必須
- ディープエリアには重めのウェイトを用意
- 耐久性の高いフックや塗装が安心
- 熱中症対策・休憩の徹底で安全に釣行
- シェードや朝夕の時間帯を重点的に探る
夏のバス釣りは活性が高い分、ルアー選びやアクション次第で大きな釣果につながりやすいシーズンです。朝夕のシャローやシェードを中心に攻めつつ、水分補給や休憩をしっかり取って、夏の釣りを存分に楽しんでみてください。