ウェーダーを使えば行動範囲が大きく広がり、今まで届かなかったポイントも攻略しやすくなります。ですが、素材・ソール・サイズなど選択肢が多いゆえ迷いがちなのも事実。本記事では、それらの要素を踏まえた「バス釣りウェーダーの選び方」をわかりやすく解説し、あなたにピッタリの一着探しをサポートします。
- バス釣りに最適なウェーダーの選び方
- バス釣りにおすすめのウェーダー12選
- ダイワ タイトフィット ソルトウェーダー SW-4502R-T
- シマノ DS4ウェーダー チェストハイ ラジアルソール FF-042X
- プロックス ブリザテックポリカウェーダー チェスト PX3202
- RBB 3Dタイドウォーカー チェストウェーダー
- リトルプレゼンツ N3 チェストハイウェーダー W-46
- Foxfire エキスパートツーシーム ウェーダー 5023052
- Simms Men’s Tributary Stockingfoot Wader
- Hodgman Aesis Sonic Zip Stockingfoot
- TideWe PVC チェストハイウェーダー (ブーツ一体型)
- Caddis Northern Guide Breathable Wader
- ダイワ レインマックス ハイブリッドウェーダー DR-64009
- プロックス G-TEX ストッキングウェーダー PX5503
- 使用時の注意点
バス釣りに最適なウェーダーの選び方

素材(ネオプレーン or ナイロン/PVC/透湿素材)の選択

- 防寒性重視が必要か
- 蒸れ対策はどうするか
- 耐久性をどこまで求めるか
防寒性を確保したいなら厚めのネオプレーン素材、軽さや動きやすさを重視するならナイロン・PVC素材などがおすすめです。夏場の蒸れ対策には透湿性のあるモデルが役立ち、釣行頻度や季節に応じて快適な素材を選ぶと長く使えます。
ナイロンなど標準的な素材が扱いやすいです。極寒地や真冬にはネオプレーン、夏場や蒸れが気になる方には透湿性素材が快適です。
ソールタイプ(フェルト/ラジアル/フェルトスパイク等)

バス釣りは池や川、砂地や岩場など足場が変わりやすいのが特徴です。苔や濡れた岩にはフェルト系がグリップ力を発揮しますが、砂や土の場所ではラジアルソールが扱いやすい傾向にあります。自分のフィールドに合わせて最適なソールを選んでみてください。
頻繁に歩くなら1シーズンで摩耗することも多いです。滑りを感じたら早めにリペアや交換を検討しましょう。
サイズのフィット感と足元のゆとり
- 適正寸法の把握が大事
- インナーを考慮
- ブーツの幅に注目
足元が窮屈だと血行不良や疲労の原因になります。インナーソックスを履く場合や厚手の防寒着で釣りをする場合は、ワンサイズ上を試してみるのもおすすめです。逆に大きすぎると水の抵抗が増え動きにくいので、ちょうど良いフィットを心がけましょう。
身長や足サイズに加えて胴回りの余裕も考えると安心です。立ち込み時間が長いなら少し大きめでも快適に釣りができます。
防水加工の縫い目・シームテープの有無
ウェーダーは膝下やお尻部分など、特に動きが多い所に水圧がかかります。そこにシームテープが貼られていると水漏れリスクが減り、長く愛用しやすいです。購入前にメーカー仕様をチェックし、できるだけ縫い目が補強されているモデルを選びましょう。
剥がれが起きたら市販の補修テープや防水剤で早めに修理しましょう。そのまま放置すると水漏れしやすくなります。
着脱のしやすさ(フロントジッパー・ブーツ一体型など)
着脱に時間をかけたくない場合は、フロントジッパー仕様やブーツ一体型がおすすめです。ハイシーズンのバス釣りでランガンを繰り返すとき、こまめに履き直しが必要になるシーンでもサッと作業ができます。機動力重視ならぜひ検討してみましょう。
試着できるならベストですが、少し余裕を持ったサイズを選ぶと良いです。ソックスやインナーでフィット感を調整しましょう。
価格とコストパフォーマンス
安いウェーダーは導入コストが低く魅力的ですが、縫製や補強が弱い場合もあります。結果的に消耗が早ければ買い替えのサイクルが短くなりがち。頻繁に行く人ほど中~上位モデルの方がトータルコストを抑えられるケースも多いです。
2万円前後のモデルなら防水や透湿性能がアップし、履き心地も良好です。まずは使用頻度に合わせるのがおすすめです。
バス釣りにおすすめのウェーダー12選
ダイワ タイトフィット ソルトウェーダー SW-4502R-T
リップストップ生地+立体裁断で足さばき抜群、バスボートでの座り姿勢でも突っ張らない。

シマノ DS4ウェーダー チェストハイ ラジアルソール FF-042X
4層ドライシールド採用でムレを排出、足場の硬いリザーバーに最適なラジアル底。

プロックス ブリザテックポリカウェーダー チェスト PX3202
透湿防水“ブリザテックPC”生地を手頃価格で、フェルト/ストッキング両仕様あり。

RBB 3Dタイドウォーカー チェストウェーダー
3Dカット+透湿PVCで軽量、インナーメッシュで夏場もベタつきにくい。

リトルプレゼンツ N3 チェストハイウェーダー W-46
左右非対称3Dソックスで足裏フィット、渓流〜野池の歩き釣り向き。

Foxfire エキスパートツーシーム ウェーダー 5023052
6層GORE-TEX®&ツーシーム構造で長期の水圧にも強い本格派。

Simms Men’s Tributary Stockingfoot Wader
北米定番・透湿3層シェル+解剖学カット、夏場はソックスフット+ウェーディングシューズで快適。

Hodgman Aesis Sonic Zip Stockingfoot
前面RiRi止水ジップで着脱ラク、5層&4層ハイブリッドで耐久◎。
TideWe PVC チェストハイウェーダー (ブーツ一体型)
軽量PVCで水漏れゼロ、コスパ重視のエントリーモデル。

Caddis Northern Guide Breathable Wader
重厚生地と補強ニーパッドでボトムがゴツい河川に安心。
ダイワ レインマックス ハイブリッドウェーダー DR-64009
ストッキング+ブーツ交換式、真夏〜秋の長時間釣行でも蒸れにくい3層構造。

プロックス G-TEX ストッキングウェーダー PX5503
コットン混の柔軟表地にブリザテック透湿膜、防水&動きやすさを両立。

使用時の注意点

水没リスクや安全面を最優先

胸までカバーするチェストハイウェーダーを着用しても、深場での転倒は大変危険です。歩行時は水底の地形を確認しながら、足を高く上げすぎずゆっくり進みましょう。ライフジャケットや非常用ナイフなど安全装備を整え、万が一のリスクをできるだけ低減してバス釣りを楽しんでください。
実際に立ち上がれないこともあります。慌てず体をひねったりして、できるだけ水が入らない姿勢を維持し、浅い場所へ移動してください。
移動時のブーツソールへの注意
砂や泥がブーツの溝に詰まると摩擦力が大きく減り、滑りやすくなります。フェルトソールは特にゴミが絡みやすいので、移動前や休憩時などに足元を軽く確認しましょう。劣化が進んだソールを放置するとケガや転倒のリスクが増えるため、こまめなメンテナンスが安全の第一歩です。
フェルトが薄くなったり部分的に剥がれかけていると要注意。踏んだ感じに硬さを感じたら交換を検討してください。
使用後の洗浄と乾燥で劣化を防ぐ
釣行後は必ずウェーダー全体を水洗いし、砂や汚れをしっかり落としておきましょう。特にソール部分は汚れがたまりやすいのでブラシを使うと効果的です。洗浄後は直射日光を避けた風通しの良い場所で十分に乾かすことで、臭いや劣化を防止し、ウェーダーの寿命を延ばせます。
カビや悪臭が発生し、接着部や素材が劣化しやすくなります。しっかりと水分を飛ばしてから保管してください。
記事のまとめ

- 素材選びで保温性や透湿性を調整
- ソールを釣り場の足場に合わせる
- サイズはフィット感が大切
- シームテープ加工で水漏れを防ぐ
- 着脱のしやすさはランガン派に重要
- 価格と耐久性を見比べて選ぶ
- 深場での安全対策を最優先
- 使用後は洗浄&乾燥で長持ち
バス釣りの幅を広げるウェーダー選びは安全面も含めた総合的な検討が重要です。自分の釣りスタイルに合った一着を見つけて、快適なウェーディングを楽しみましょう。