車にロッドを積むとき、安定感と使いやすさを両立したい方におすすめなのがロッドホルダーのクリップ式です。簡単に装着でき、釣り場へ着いてすぐ竿を取り出せるのが魅力。この記事では、車に最適なロッドホルダークリップ式の選び方とおすすめ商品をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
車に最適なロッドホルダークリップ式の選び方

クリップの強度・ホールド力

・頑丈バネ構造
・滑り止め素材
・摩耗に強い
クリップ部分が強固な設計かどうかは、走行中の揺れや急ブレーキにも耐えるために重要です。さらに、ソフト樹脂やラバーなどで竿を保護しつつもしっかりホールドできる設計なら、傷付きを抑えながら固定力を高められます。とくに長距離移動をする際は頑丈さ重視で選ぶと安心です。
クリップ素材やバネの強度が十分なら、走行中でもロッドがずれにくいです。滑り止め加工や強力なバネ付きタイプを選ぶと、よりしっかり固定できます。
ロッドの本数・長さへの対応可否
ロッドの本数や長さが合わないと、ホルダーに入りきらなかったり窮屈になったりします。複数のロッドを使う方は、何本まで掛けられるかをチェックしましょう。さらに、竿先がドアに当たらないように全長や天井までの距離も考慮すると安全です。
大きさがバラバラでも、許容サイズ内なら一緒に収納できます。ホルダーの長さ調節機能や固定位置を工夫すると、さまざまなサイズのロッドをまとめて車載可能です。
取り付け場所の形状とスペース

・曲面対応の可否
・ルーフ形状
・車幅やアシスト
クリップ式のロッドホルダーでも、アシストグリップに装着するタイプや吸盤など多彩です。車種によっては、天井が狭かったりルーフの形状が曲面だったりと装着しにくいケースがあるため事前確認が必要。また、手すりやパイプなど固定しやすい場所を探しておくとスムーズに取り付けできます。
狭い車でもスペースに合うモデルを選べば装着可能です。ベルト幅やルーフの曲面対応などをチェックし、サイズ調節がしやすいタイプを探すと快適に設置できます。
ロッドへの当たり・キズ対策
ロッドは繊細なので、擦れが生じると表面のコーティングが傷むこともあります。クリップ部分にラバーやEVAを採用していれば、大切なロッドを保護しながら固定可能。スペースに余裕があると、竿同士が当たりにくく安心です。
軽微な傷なら影響は少ないですが、深い傷なら修理店やメーカー相談がおすすめです。衝撃で亀裂が生じている場合は早めに対策しましょう。
工具不要・取付けのしやすさ
家族が同じ車を使う場合、ずっとロッドホルダーを付けっぱなしだと邪魔になることがあります。そんなとき、ベルト式やクリップ式など、工具を一切使わないタイプがおすすめです。着脱にかかる時間が少なく、収納もコンパクトなので管理が楽になります。
使い続けるうちに緩むこともあるので、設置後は定期的にガタつきを確認しましょう。バネやゴムが弱ったら早めに交換するのが無難です。
走行時の振動・ガタつき対策
振動対策を強化するなら、柔軟な素材でロッドを安定させるタイプが有効です。ゴムやラバーパッドでしっかりホールドし、揺れで竿が跳ねるのを抑える設計がおすすめ。走行中に音が気になる場合も、防振処理されたホルダーを選ぶと快適にドライブできます。
ホルダー自体の固定を強めに行い、ロッドとクリップ間にすき間がないよう調節すれば対策可能です。状況によっては補助ベルトも検討すると安心です。
おすすめの車に最適なロッドホルダークリップ式8選
タカ産業 A-0095P ロッドバーホルダー ブラック

アシストグリップに取り付けるベルトタイプとバーを組み合わせたモデルです。クリップで竿をしっかりホールドし、最大6本まで掛けられます。必要に応じて長さを調節できるため、さまざまな車種で活用可能です。
ヤック VISOA マルチグリップバー用 ロッドホルダー

別売りのバーと組み合わせて使うクリップマウント式。テンションラバー構造を採用し、竿をしっかりと挟み込みます。フロント・リアの2セットでロッドを安定固定できるのが特徴です。
ESFUERZO ロッドホルダー

ゴム製の台座を採用しており、振動によるズレやキズを抑える設計です。バーと合わせて天井付近に取り付けられるため、ロッドをすっきり収納できます。直径40mmまで対応しているのも嬉しいポイント。
ロッドホルダー 車 4個入り
4個入りのゴムクリップタイプで、パイプやベルトに挟むだけのシンプル設計。自転車や車内での固定など多用途に使える便利さが魅力。耐久性があるゴム素材で竿をしっかり保護します。
釣り竿ホルダー ロッドホルダー
360°回転機能が付いたクリップ式で、取り付けスペースに合わせて自在に角度を調節可能。車の天井を有効活用しながらロッドをまとめて収納できます。軽量・コンパクトなので持ち運びにも便利です。
Booms Fishing RB2 マジック式車内固定マルチベルト

ベルトタイプながらPU合皮による滑り止め機能が特徴。幅広い車種に対応しやすく、取り付け取り外しもスムーズです。適度なクッション性がロッドの保護に役立ちます。
ロッド ホルダー キーパー 釣り 竿 クリップ 竿掛け

ゴム製クリップとベルトで竿を安定固定できるモデルです。車内だけでなく、船の天井やパイプにも取り付けられる汎用性が魅力。クリップパーツは柔軟性に優れ、ロッドをしっかりホールドします。
Pacify ロッドホルダー 車 釣竿 ホルダー ロッド クリップ
自転車や車内、船など多彩なシーンで使える調節可能モデルです。竿とバーの直径に合わせてアジャストでき、走行中の振動でもズレにくい構造。簡単に装着できるのも嬉しいポイントです。
使用時の注意点

走行前に必ず固定状態を再確認
走行前の確認は、ロッドや車内の安全面でとても重要です。とくにクリップ式は着脱が簡単な分、しっかり挟まっているかこまめにチェックしましょう。ちょっとした緩みでも走行時には大きく揺さぶられる可能性があります。クリップを挟む強度だけでなく、ロッド同士が干渉しないかどうかも確認するとさらに安心です。
長時間の高速走行ではクリップの緩みが出やすいです。SAなどで休憩する際には一度状態を見直し、ガタつきや衝撃を受けていないかこまめに確認しましょう。
ロッドのガイド・ティップを人や物にぶつけない
ロッドのガイドや穂先は非常に繊細で、車内の突起物や荷物に強く当たると破損の原因になります。とくにホルダーに掛けている状態で人が通り抜ける際など、思わぬ接触に注意が必要です。ガイドや先端が通路に飛び出しすぎないよう、ホールド位置をずらしたりベルトやクリップで固定位置を調整しておくと安全です。
乗り降り時にロッドを頭や荷物に引っ掛けないようにしましょう。シートポジションを適度に調整するなど、動線を確保することが大切です。
長期間取り付けっぱなしにしない
クリップ式ホルダーは着脱が簡単ですが、長くつけっぱなしにしていると部材の経年劣化やゴムの硬化が進むことがあります。普段釣りに行かない期間が長い場合は、一度外して保管しておくと耐久性を保ちやすいです。車内は温度変化も激しいため、不要時は取り外しておくことでゴムや樹脂パーツを長持ちさせられます。
日光や熱で素材が劣化し、クリップの保持力が落ちる可能性があります。釣行頻度に合わせて取り外す習慣を付けると安心です。
記事のまとめ
- 車載用クリップ式は簡単に着脱できる
- ロッド本数とサイズに合うモデルを選ぶ
- クリップ素材はラバーやEVAが安心
- 取り付け場所の形状も事前に確認
- 振動対策にはラバーや面ファスナーが便利
- 頻繁に使うなら工具不要タイプがおすすめ
- 走行前の固定チェックは必須
- 必要に応じて取り外してメンテナンス
車にクリップ式ロッドホルダーを活用すれば、移動中の安定感と釣り場での取り回しを両立できます。使い方や注意点をしっかり確認しながら、快適なフィッシングライフを楽しんでください。