シーバスゲームを快適に楽しむためにグローブ選びは欠かせません。本記事では、初心者の方が知っておきたいシーバスグローブ選びのポイントや、おすすめグローブをわかりやすく解説します。
【初心者必見】シーバスグローブの選び方

サイズとフィット感を最優先
- 正確測定
- 手囲重視
- 試着確認
グローブを選ぶ際は、自分の手にしっかりフィットするかどうかが最重要ポイントです。ブカブカだったり締め付け過ぎだったりすると手の感覚が損なわれ、シーバス特有のわずかなアタリに素早く反応できません。適度な密着感がありながらも指先がスムーズに動かせるものを選ぶよう意識しましょう。
可能であれば実際に試着して選ぶと安心です。難しい場合は手囲いを測り、メーカーのサイズ表を参照しましょう。
指カットのタイプを使い分ける
グローブはフルフィンガータイプや指カットタイプなど大きく分けて形状が異なります。保護重視であれば、5本指すべてをカバーするモデルが安心ですが、ルアーチェンジや餌付けなど作業が多い場合は3本・5本カットが快適です。狙うシーバスのサイズや釣り場の状況によって使い分けると良いでしょう。
冬場など気温が低いと冷えが気になる場合もあります。防寒素材のものを選ぶか、状況によってフルフィンガーに切り替えましょう。
素材を季節に合わせる
- 夏用通気
- 冬用保温
- 撥水機能
グローブの素材は季節感と深く関係しています。夏場なら通気性に優れたメッシュやUVカット生地が快適で、冬場なら防寒性のあるネオプレンやチタンコートなどが重宝します。冷たい水や雨にも対応できる撥水機能の有無も確認し、季節や気候に合った素材を選択するのがおすすめです。
使用する時期や釣りのスタイルに合う素材を選ぶことです。保温や速乾といった機能面をしっかりチェックしましょう。
濡れても滑らないグリップ力
シーバスフィッシングでは、急な雨やルアーの着水によって手袋が濡れる場面も少なくありません。そのため、水に濡れても高いグリップ力を維持できる設計が非常に重要です。特に手のひら部分に滑り止め加工が施されているタイプは、ロッド操作やランディング時に力を発揮してくれます。
製品によりますが、耐水性のある加工ならば比較的落ちにくいです。汚れが付着すると性能が下がるので定期的にメンテナンスしましょう。
防水・速乾性能をチェック
グローブに防水性や速乾性があると、天候が変わりやすいシーバスゲームでも快適さをキープできます。水がしみ込むと手が冷えて操作性が落ちるだけでなく、ムレによる不快感も増します。濡れたままでも短時間で乾くモデルを選べば、気温差のある季節でもストレスなく釣りに集中できるでしょう。
近年の素材は速乾性と耐久性を両立しているものが多いです。特に釣り専用モデルを選ぶと安心できますよ。
耐久性と摩耗対策
シーバス用のグローブは、指先や手のひら部分が摩耗しやすいものです。補強パーツが施されているか、またグローブ全体の素材の厚みや縫製もチェックしましょう。長期間の使用を考慮するなら、キャスティング指を保護してくれるデザインやクロロプレンなど丈夫な素材を選ぶのがポイントです。
多少価格が上がる傾向はありますが、長く使えて結果的にコスパが良くなります。使用頻度を考えて選ぶと失敗しにくいです。
【初心者必見】おすすめのシーバスグローブ12選
mazume ライトグローブ(4本カット)
ライトグローブの定番ブランドmazume。4本カット仕様で指先の快適さと保護のバランスを実現しています。
L.A.Y 【UPF50+】フィッシンググローブ
強力なグリップ力とUVカット性能を兼ね備えたモデル。冷感素材が使われているので、春から秋にかけて重宝します。
迷彩 葉柄 フィッシンググローブ
ミリタリーテイストの迷彩柄が特徴的な3本出しグローブ。手の保護と細かな作業性を両立する逸品です。
シマノ(SHIMANO) 01ベーシック

シンプルながらも操作性に優れたシマノの3本カット。初心者からベテランまで扱いやすい定番モデルです。
釣りグローブ フィッシンググローブ
UPF50+の生地で紫外線対策も万全。3本指カットによりノットやルアーチェンジが快適です。
シマノ(SHIMANO) 01ベーシック グローブ

素手に近い感覚で操作したい方におすすめ。全指がカットされているので感度重視の釣りで活躍します。
YFFSFDC フィッシング グローブ
2本指出しタイプで要所をしっかり保護しながらも通気性を確保。強い日差しの下でも快適に釣りができます。
Umibozu(ウミボウズ) フィッシンググローブ
冷感素材と速乾性を併せ持つ夏向けモデル。手のひらには高いグリップ力を発揮するパッドを採用しています。
メジャークラフト グローブ UVカット サマーグローブ

UVカット機能を備えたメジャークラフトのサマーグローブ。快適性と操作性が両立した人気シリーズです。
[ダイワ] 吸水速乾グローブ 3本カット
吸水速乾素材でムレを軽減。3本カット構造により指先の動作性も高く、オールシーズンで使いやすい製品です。
双進(SOSHIN) 7681 RBB タイドゲームグローブ

磯や堤防など、足場の悪い釣り場でもしっかり指先をガード。丈夫な素材と立体構造が魅力です。
パームス(Palms) グローブ パームスソルトゲームグローブ

メッシュ素材と合成皮革を組み合わせたモデル。通気性と高い耐久性を両立し、長時間の釣行でも快適に過ごせます。
使用する際の注意点

釣行後は真水で塩抜きして陰干し
シーバス用グローブは海水や魚のエラ、ルアーの汚れなどが付着しやすいため、帰宅後に真水で洗い流してしっかり塩抜きしておきましょう。水洗いした後は、タオルで軽く水気を拭き取ったうえで陰干しを行うと、素材の劣化を防ぎながら清潔な状態を維持できます。
手軽なケアとして水洗いは効果的ですが、汚れがひどい場合は中性洗剤を薄めた溶液などで優しく洗うのがおすすめです。
予備グローブを必ず携帯
雨で濡れたり破損した場合などに備えて、サブのグローブを用意しておくと安心です。特に長時間にわたる釣行や遠征の際は、急なトラブルにも素早く対応できるようにしておくとストレスを回避できます。機能が異なるグローブを2種類持っておけば、天候や釣り方に合わせた使い分けも可能です。
状況に応じて交換するのが基本です。急に雨が降ったときや破れたときなど、必要に応じて取り替えると快適さが戻ります。
破れ・ほつれは早期補修
キャスティング時にラインが擦れるなど、シーバス用グローブは摩耗しやすい部分が多くあります。破れやほつれを見つけたら早めに補修することで、さらなるダメージ拡大を防ぎ、使用期間を伸ばせます。補修テープや縫い合わせなど、症状に合った方法で手入れを行いましょう。
破損が軽度なら補修で十分です。大きく破れている場合や繰り返しほつれが起こる場合は買い替えを検討しましょう。
記事のまとめ

- フィット感を重視する
- 指カットで作業性を調整
- 季節と素材をリンクさせる
- 濡れた状況でも滑らない
- 防水や速乾で快適さを維持
- 耐久性と補強パーツを確認
- 洗浄や陰干しで清潔キープ
- 予備と早期補修で安心
シーバスフィッシングで使うグローブは、状況に合った機能を選択することで快適性や安全性が大幅にアップします。自分に合うグローブを見つけ、長く愛用できるように日頃のメンテナンスも忘れず行いましょう。