アウトドアやキャンプでの釣りに最適で、手軽に楽しむことができますが、
軽量ルアー・ライトゲームのキャスティングには不向きで、初心者には扱いづらい面もあります。
※ベイトリールが難易度高いです。
- CP-X2のメリット・デメリットとは?
- 他のコンパクトロッドセットとの比較してみた
CP-X2インプレ:携帯性と機能性を徹底解説
最大の魅力は、持ち運びやすさと軽量さにあり、テレスコピックロッドとリールがセットになっているため、どこでも手軽に釣りを楽しむことができます。
ただし、ロッドとリールのバランスに問題があり、特に軽量ルアーのキャスティングには不向きです。
また、初心者には扱いが難しい面もあるため、慣れが必要です。
しかし、価格に対して機能は十分で、釣りを気軽に楽しみたい方にはおすすめです。
CP-X2の特徴と基本スペックは?
スペック項目 | 詳細 |
---|---|
ロッドの自重 | 88g |
ロッドの全長 | 1.3m |
継数 | 6本 |
仕舞寸法 | 31.5cm |
先径 | 1.4mm |
元径 | 11mm |
ルアーウェイト | 1-10g |
カーボン含有率 | 75% |
リールの巻取り長さ | 63cm/ハンドル1回転 |
ギア比 | 6.3:1 |
リールの自重 | 190g |
最大ドラグ力 | 5kg |
ベアリング数 | 3/1 ボール/ローラー |
ハンドル長さ | 90mm |
CP-X2は 全長1.3mのロッドは6本継で、仕舞寸法はわずか31.5cmと非常にコンパクトです。
リールは「PR100」ベースで、巻取り長さが63cm/ハンドル1回転、ギア比6.3:1、自重190gと軽量でありながら、最大ドラグ力は5kgとパワフルです。
ブラックバスや軽い海釣りに適した仕様になっています。
カーボン含有率は75%と高めで、耐久性と軽量化を両立しているため、釣りの際の操作性が向上します。
CP-X2のメリット
最大のメリットは、専用ケースに収納して簡単に持ち運べる点です。
ロッドとリールがセットになっており、専用ケースに収まるため、他の道具を別途用意する必要がありません。
また、仕舞寸法が31.5cmとコンパクトなので、バックパックや車のトランクにも簡単に収納できます。
CP-X2のデメリット
CP-X2のデメリットの一つは、ロッドとリールのバランスがやや不均衡である点です。
ロッドはライトゲームに適した1~10gのルアーウェイトに対応していますが、リールは12lbラインを120m巻ける仕様となっており、軽量ルアーには少し過剰なスプールサイズです。
この不均衡が原因で、軽量ルアーのキャスティングが思うようにいかないケースがあります。
特に、5g以下の軽量ルアーでは遠心力が十分にかからず、キャストが難しくなるため、軽量ルアーを多用する釣り方には向いていません。
このため、ブラックバス釣りや中型魚種をターゲットとした釣りで使用するのがベターで、軽量ゲームには他の選択肢を検討した方が良いでしょう。
初心者には難しい理由
CP-X2は、初心者にはやや扱いにくいセットです。
理由は、リールがベイトリールである点と、ロッドの硬さです。
ベイトリールはスピニングリールに比べて操作が難しく、キャスティング時にバックラッシュ(糸絡み)が発生しやすいため、初心者にはハードルが高くなります。
CP-X2と他モデルの比較
製品名 | ロッドの長さ | 自重 | 素材 | リール仕様 | ラインキャパシティ | ギア比 | ベアリング数 | 最大ドラグ力 | 付属ケース |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
CP-X2 | 130cm | 278g | プラスチック | 右/左ハンドル対応 | 12-120m (ナイロン) | 6.3:1 | 3+1 | 5kg | ハードケース |
CP-X1 | 130cm | 250g | その他 | 左右兼用 | 4lb-100m | 5.1:1 | 3+1 | 3kg | メッシュバック |
CP-1000 | 170cm | 300g | その他 | 左右交換可能 | 2号-170m | 不明 | 3BB-1RB | 3kg | メッシュキャリーバック |
同じくダイワから提供されているCP-X1は、スピニングリールを搭載しており、初心者向けです。
もし、軽量ルアーを使いたい場合や、キャスティングに慣れていない場合は、CP-X1の方が適しているでしょう。
また、CP-1000シリーズは、CP-X2よりも価格が抑えられていますが、機能面では大きな差はありません。
よりコスパを重視する場合は、CP-1000を選ぶのも一つの手です。
CP-X2はこんな人におすすめ!
CP-X2は、手軽に釣りを楽しみたい中級者に最適です。 特に、キャンプやアウトドア活動の合間に釣りを楽しみたい方にとって、その携帯性は非常に魅力的です。
ベイトリールに慣れている方や、ある程度釣りの経験がある方にとっては、コストパフォーマンスに優れたモデルとしておすすめです。
一方で、釣り初心者や軽量ルアーをメインに使用したい方は、スピニングリールを搭載した他のモデルや、さらに高性能なベイトリールを検討する方が良いでしょう。
総じて、CP-X2は中級者向けのコストパフォーマンスが高いモデルですが、使いこなすには一定の慣れが必要です。