ショアジギングXはエントリーモデルとして人気ですが、
購入前にデメリットを把握することが重要です。
本記事では、ショアジギングXの重さや継ぎ目の強度、
ライントラブルなどの問題点を詳しく解説します。
取り回しも、パワーも堤防からのショアジグには、何ら問題ありません。
【ショアジギングX】のデメリット
ショアジギングXのスペック
モデル | 全長(m) | 継数 | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | ルアー重量(g) | ルアー重量(ジグ) | 適合ライン PE(号) | カーボン含有率(%) | メーカー希望本体価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ショアジギングX 96M | 2.9 | 2 | 150 | 275 | 2.0/14.4 | 10~50 | 15~60 | 1~2 | 95 | 14,500 |
ショアジギングX 96MH | 2.9 | 2 | 150 | 280 | 2.2/15.9 | 15~65 | 20~80 | 1.5~3 | 95 | 14,900 |
ショアジギングX 100MH | 3.05 | 2 | 157 | 290 | 2.2/15.9 | 15~65 | 20~80 | 1.5~3 | 94 | 15,300 |
ショアジギングX 96H | 2.9 | 2 | 150 | 292 | 2.4/17.9 | 20~80 | 30~100 | 2~4 | 93 | 15,700 |
ショアジギングX入魂🔥
朝マズメ水面炸裂🌊🌊💥💥💥🌊🌊
#ぼっちざふぃっしゅ pic.twitter.com/lOlb70pIvT
— ぼっち (@bocchi_the_f1sh) November 18, 2023
ダイワのショアジギングXなら浜用の竿として初心者には悪くないよね?妥当な選択だよね? pic.twitter.com/1gsBeFVtca
— パンツのゆんゆん👙 (@pants_yun2) June 22, 2024
ロッドの重さ…
ショアジギングXの大きなデメリットの一つは、重さです。
特に長時間の釣りでは手首や腕に疲労が蓄積しやすく、
釣りの楽しさが半減することがあります。具体的には、ショアジギングXの重量は約290gです。
継ぎ目の強度に関する不安
ショアジギングXのもう一つのデメリットは、継ぎ目の強度に不安があることです。
継ぎ目がしっかりとジョイントされていないと、使用中に緩むことがあり、
その結果、ロッドが分離するリスクがあります。
アルコナイトリングによるライン削れ
ショアジギングXに採用されているアルコナイトリングは、
長期間使用するとPEラインを削る可能性があります。PEラインは耐久性が高い反面、
ガイドリングとの摩擦で削れやすい特徴があります。
向かい風でのキャスト時のライントラブル
ショアジギングXは、向かい風の中でキャストする際にライントラブルが発生しやすいです。
ガイドにKガイドが採用されているとはいえ、強風時にはPEラインが絡まりやすく、
高切れやトラブルが発生することがあります。
高負荷の釣りに向かない
ショアジギングXのモデルごとに対応するルアーの重量は以下の通りです。
- 96Mモデル: 10~50g(プラグ)、15~60g(メタルジグ)
- 96MHモデル: 15~65g(プラグ)、20~80g(メタルジグ)
- 100MHモデル: 15~65g(プラグ)、20~80g(メタルジグ)
- 96Hモデル: 20~80g(プラグ)、30~100g(メタルジグ)
各モデルの対応ルアー重量を確認し、使用するルアーの種類や釣り方に合わせて選択することが重要です。
【ショアジギングX】メリット・選択方法
使用目的に合った選び方
- ライトジギング・96Mや96MHモデル
- ショアジギング・100MHや96Hモデル
ライトショアジギングを楽しむ場合は、96Mや96MHモデルが適しています。
一方、重いジグを使った本格的なショアジギングを楽しむ場合は、
100MHや96Hモデルを選ぶと良いでしょう。
大型の青物には向かない…
ショアジギングXはエントリーモデルとして優れていますが、
高強度ロッドを必要とする場合には不十分なことがあります。
特に大型の青物や強力な引きを持つ魚をターゲットにする場合は、より強度の高いロッドが必要です。
コストパフォーマンスの利点と欠点
ショアジギングXはコストパフォーマンスに優れていますが、
その利点と欠点を理解することが重要です。
利点としては、エントリーモデルとして手頃な価格で購入できることがあります。
プロユースに適したロッド選び
ショアジギングXはエントリーモデルとして優れていますが、
プロユースに適したロッド選びには向いていません。
プロのアングラーや本格的な釣りを楽しむ方は、
より高性能で耐久性の高いロッドを選ぶ必要があります。
【まとめ】
- ショアジギングXのデメリットを解説
- ロッドの重さが長時間釣りで疲労を招く
- 継ぎ目の強度に不安があり、ジョイントの確認が必要
- アルコナイトリングがPEラインを削りやすい
- 向かい風でのキャスト時にライントラブルが発生しやすい
- 高負荷の釣りには向かない
- 使用目的に合ったモデルの選択が重要
- コストパフォーマンスは高いがプロユースには不向き
- デメリットを把握し、自分の釣りスタイルに合うかを検討することが重要