うなぎ釣りでは、太ラインを巻けて剛性やドラグ性能の高いリールが必須です。この記事では初心者から中級者向けのおすすめ機種を紹介しつつ、ぶっこみ釣りのコツやメンテナンス方法も解説しています。最適なリール選びにお役立てください。
- ウナギ釣りに最適なぶっこみ用リールの選び方
- 【初心者向け】ウナギ釣りに最適なぶっこみ用リール8選
- 【中級者向け】ウナギ釣りに最適なぶっこみ用リール8選
- シマノ(SHIMANO) スピニングリール 25アルテグラ 2500
- ダイワ(DAIWA) スピニングリール 19 レグザ LT2500S-XH(2019モデル)
- AbuGarcia (アブガルシア) ROXANI 2500MSH ロキサーニ
- ダイワ(DAIWA) スピニングリール 25CALDIA(カルディア) FC LT2500S
- シマノ(SHIMANO) スピニングリール 23 ストラディック 2500SHG
- ダイワ(DAIWA) 21 フリームス LT2500-XH
- AbuGarcia (アブガルシア) Revo SP Beast 2500S レボビースト
- シマノ(SHIMANO) スピニングリール 24 ヴァンフォード C2500S
- 【使用時の注意点】
ウナギ釣りに最適なぶっこみ用リールの選び方

ラインキャパシティと号数のバランス

100m以上巻ける
太ラインに対応
大型外道にも余裕
うなぎ釣りで使うラインは、ナイロン4号を100~150m巻けるスプールがあれば安心です。根掛かりや大型の外道が掛かったときも、余裕をもってやり取りできる太さと長さを重視しましょう。必要以上に細いラインだと耐久性が下がり、遠投をしないにしても扱いにくくなります。
外道対策や根ズレ回避がしやすい点が挙げられます。急な大物の引きにも余裕が持てるので安心です。
ドラグ性能と滑らかさ

ドラグが適切に作動するリールは、ヒットした際に糸切れを防止しやすくなります。うなぎは力強く突っ込む習性があるため、安定したドラグ性能が釣果アップに直結します。初心者でも使いやすいリールはドラグの調整範囲が極端に狭くないものを選ぶのがポイントです。
音があるとアタリが分かりやすいですが、必須ではありません。状況に応じて検討すると良いでしょう。
ギア比と巻き取りパワー
素早い仕掛け回収
根掛かりから回避
魚を一気に寄せる
うなぎ釣りでは、ロッド付近の障害物に潜られる前に巻き取りたい場面も多いです。ギア比が高いハイギアタイプなら素早く回収できますが、ややパワーが落ちる点に注意。一方、ローギアタイプは巻き取りは遅いもののパワーがあり、重い仕掛けや大型の外道も引き寄せやすいです。
おおむね5.0~6.0の範囲が扱いやすいです。巻き取り速度とパワーのバランスを重視しましょう。
リールの剛性とハンドルノブの形状
ぶっこみ釣りは仕掛けを回収する際に負荷がかかりやすいため、リールの剛性は重要です。ハンドルノブは小さいタイプよりグリップしやすい形状が疲れにくく、力を掛けやすくなります。特に大きめのうなぎを狙うときは、リール自体の耐久性も念頭に置きましょう。
ぶっこみ釣りではパワータイプが向いています。疲れにくく、強い力を掛けやすいのがメリットです。
防水・防塵性能やメンテナンス性

河川や汽水域でのうなぎ釣りでは、泥や水の付着は避けられません。防水・防塵性能があるリールなら内部への浸入を減らし、トラブルを起こしにくくなります。使用後は水分をしっかり拭き取り、塩分や汚れを落とすメンテナンスを心がけると長く使えるでしょう。
簡易防水でも十分です。ただ使用後の洗浄や拭き取りは必ず行い、砂や泥を残さないよう注意しましょう。
自重とロッドバランス
うなぎ釣りでは遠投後にロッドを固定し、あたりを待つ時間が長くなります。そのため、リールの自重は軽すぎるよりもしっかりした重量感があるほうがバランスを取りやすいケースも。実際の使用感を意識して、ロッドとの組み合わせがしっくりくるかを確かめて選びましょう。
ぶっこみ釣りでは頑丈さやバランスが大切です。無理に軽量を選ばず、ロッドとの相性を優先しましょう。
【初心者向け】ウナギ釣りに最適なぶっこみ用リール8選
ダイワ(DAIWA) スピニングリール(糸付き) 16 ジョイナス 2500

糸付きで手軽に始められるモデルです。100~150mのナイロンラインを巻けるため、うなぎ釣りにも便利です。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 21 ネクサーブ

ドラグ性能が安定しており、大型の外道にも対応しやすいリール。初心者にも扱いやすい操作感が魅力です。
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 23レガリス LT

最新の軽量設計が特徴のレガリスLT。遠投しやすく、耐久性にも配慮された設計が魅力です。
シマノ(SHIMANO) リール 19 FX

糸付きでコスパが高いリール。初心者が複数本そろえる際に嬉しい価格帯と必要十分な機能を備えています。
アブガルシア (Abu Garcia) CardinalIII S

スムーズな巻き心地と程よい自重が特徴。糸付きなので扱いやすく、ぶっこみ釣りの初心者に最適です。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 23 セドナ

外道にも耐えられる耐久性と滑らかなドラグがポイント。サイズ展開が豊富で、状況に合わせて選びやすいシリーズです。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 22 サハラ

堅牢なボディで根掛かり時にも安心。コスパに優れ、初心者がうなぎ釣りの最初の1台として選ぶのに適したモデルです。
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 20 レブロス

信頼性の高いレブロスシリーズ。うなぎ釣りに必要なパワーと操作性がバランスよくまとまっています。
【中級者向け】ウナギ釣りに最適なぶっこみ用リール8選
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 25アルテグラ 2500

中級者向けの機能が充実し、ドラグ性能も向上。外道対策にもしっかり応える剛性が魅力です。
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 19 レグザ LT2500S-XH(2019モデル)

パワフルな巻き取りが人気のレグザ。河川での大型うなぎの引きにも安定したやり取りが期待できます。
AbuGarcia (アブガルシア) ROXANI 2500MSH ロキサーニ

軽量かつ剛性を両立する本格仕様。うなぎ釣りだけでなく、さまざまなシーンに対応できる汎用性も高いモデルです。
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 25CALDIA(カルディア) FC LT2500S

軽量ボディと耐久性を融合させた設計。長時間の置き竿でも疲れにくく、スムーズな操作感も魅力的です。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 23 ストラディック 2500SHG

ドラグの滑らかさと巻き感度の良さで定評があります。パワーと機動力を兼ね備えた人気モデルです。
ダイワ(DAIWA) 21 フリームス LT2500-XH

上位機種の技術を受け継ぎながらも価格を抑えたコスパ抜群のモデル。信頼性や剛性が高く中級者にも好評です。
AbuGarcia (アブガルシア) Revo SP Beast 2500S レボビースト

強度と軽さを両立し、多彩なシチュエーションに対応。うなぎ狙いでも頼れる巻き取りパワーが魅力です。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 24 ヴァンフォード C2500S

軽量でありながら高い剛性を確保。中型クラス以上の魚にも対応でき、夜釣りの回数が多いアングラーに支持されています。
【使用時の注意点】
根掛かりや外道へのドラグ調整
うなぎ釣りでは根掛かりしやすいポイントも多く、外道が掛かる可能性も高いです。ドラグを強めにしすぎると糸切れやフックアウトの原因となるため、適度に滑らせる設定を意識しましょう。特に大型のコイやナマズがヒットするケースもあるので、ドラグ性能が優れたリールを選ぶと安心です。
状況に応じて細かく調整しましょう。根掛かりリスクが高い場所では強めに、外道が多いときはやや緩めにすると対処しやすいです。
汚れや泥をこまめに拭き取る
河川での夜釣りは、足場がぬかるみやすくリールに泥や水が付着しがちです。使用後に汚れを落とさず放置すると、ベアリング内部に泥が入り込み回転不良の原因になります。こまめに拭き取りを行い、できれば洗浄と乾拭きをセットで実施するように意識すると、リールの寿命が大きく延びるでしょう。
洗浄後は柔らかい布で水分を拭き取り、風通しの良い場所で自然乾燥すると効果的です。湿気はサビの原因になるので注意しましょう。
仕掛け回収時の負荷や急巻きに注意
うなぎ釣りのぶっこみ仕掛けはオモリの重さが大きく、回収時に負荷がかかりやすいです。急いで巻くとリール内部のギアに無理が生じ、故障につながる場合もあります。根掛かりしやすいポイントではゆっくりテンションをかけつつ巻き込み、ロッドの弾力を利用してスムーズに仕掛けを手元まで戻しましょう。
内部の歯車に過剰な力が加わり、異音や巻き心地の悪化につながる恐れがあります。慎重に巻くことを心掛けてください。
まとめ
- ラインはナイロン4号100~150m
- ドラグの調整範囲が広いモデルを選ぶ
- 剛性とハンドルノブ形状が大切
- 防水・防塵性能で長持ちさせる
- ロッドとのバランスも確認
- 根掛かり時は無理に巻かない
- 使用後は泥や塩分を洗浄
- 急巻きは故障の原因
うなぎ釣りに適したぶっこみリールは、太いラインに対応しながらドラグや剛性に信頼の置けるモデルを選ぶことが大切です。メンテナンスを怠らず、末永く釣りを楽しんでください。