エギは天気と水深で3本に絞れる——10本持っていっても投げるのは結局同じだった
エギを10本ケースに入れて堤防に行く。けど結局、最初に投げたエギで釣れなかったら、次に何を選べばいいかわからなくなる。カラーチャートを見ても「オレンジ系」「ピンク系」が多すぎて、結局いつもと同じやつを投げ続けてしまう。私も同じだった。天気と水深で「最初に投げるエギ」を決めるようにしたら、3本で事足りるようになった。
エギの数を増やしても釣果が変わらない理由
カラーより先に決めるべきは「沈下速度」
エギングで一番大事なのはイカがいるレンジにエギを届けることだ。カラーを変えても沈下速度が合っていなければ、そもそもイカの目の前を通っていない。堤防の水深が3mなのにディープタイプを投げて底を引きずっている人は意外と多い。
- シャロー(S):沈下速度 約6秒/m。水深1〜3mの浅場、藻場の上を通すとき
- ベーシック(B):沈下速度 約3秒/m。水深3〜8mの堤防。最も出番が多い
- ディープ(D):沈下速度 約2秒/m。水深8m以上、潮が速いとき
カラーは天気で2択にする
カラー選びは複雑に見えるが、現場では天気で2択に絞れる。
| 天気 | 最初に投げるカラー | 反応がないとき | 理由 |
|---|---|---|---|
| 晴れ・澄み潮 | ナチュラル系(金テープ・赤テープ) | ケイムラ | 光量が多い日はフラッシングが効く |
| 曇り・濁り | アピール系(オレンジ・ピンク) | 夜光・グロー | 視認性の高いカラーで気づかせる |
| 夜・朝マズメ | 夜光・グロー | 赤テープ | 自発光でシルエットを出す |
天気別カラーの詳しいローテーション術はこちらにまとめている。
天気×水深で「最初の1本」を決める
結局この3本で回している
10本持っていった結果、実際にイカを釣ったのはいつも同じ3本だった。
- 1本目:エギ王K ベーシック 3.5号——沈下速度3秒/mで水深3〜8mの堤防に最適。金テープ系のカラーなら晴れ・曇りどちらでも使える万能エギ
- 2本目:エギ王K シャロー 3.5号——浅場の藻場や、秋の小型サイズ狙いで出番が多い。沈下が遅いぶんイカが追いやすく、見えイカに特に効く
- 3本目:エギ王K スーパーシャロー 3.5号——水深1〜2mの超浅場や、風が強くてラインが流される日に。沈まないことが武器になる場面がある
号数を3号に下げるのは秋イカシーズンだけ。春の親イカを狙うなら3.5号一択で、沈下速度の違う3タイプを持っていれば水深に合わせて選べる。カラーは各タイプ1色ずつで十分。
【シミュレーター】天気×水深別エギ診断
天気と釣り場の水深を選ぶと、最初に投げるべきエギのタイプとカラーがわかる。
エギ診断
天気:
水深:
この3本でだいたい釣れる
沈下速度の違う3タイプを1本ずつ。これで水深1m〜10m超までカバーできる。
ベーシック(水深3〜8m)——まずこれを投げる
堤防エギングで最も出番が多い沈下速度。迷ったらこれ。
シャロー(水深1〜3m)——浅場と見えイカに
藻場の上をゆっくり通したいとき、秋の小型イカを足元で狙うときに出番がくる。
スーパーシャロー(超浅場・風が強い日)——沈まないことが武器になる
水深1〜2mの超浅場や、風でラインが流される日に。ベーシックだと底を引きずる場面で活きる。
まとめ
エギを何本持っていくかより、「天気と水深で最初の1本をどう決めるか」が釣果に直結する。沈下速度の違うベーシック・シャロー・スーパーシャローの3タイプを持っておけば、カラーは各1色で事足りる。10本のエギを前にして迷う時間がなくなるだけで、釣りに集中できるようになる。
天気別のカラーローテーション術はこちらにまとめている。