アオリイカをしっかりキャッチするなら、専用のランディングネットがあるととても安心です。この記事では、エギングランディングネットの選び方を丁寧に解説し、各種おすすめ商品も紹介します。最後には使用時の注意点を4つのポイントにまとめているので、ぜひ参考にしてください。
- エギングランディングネットの選び方
- おすすめのエギングランディングネット12選
- 玉網 ランディングネット 小継玉の柄 セット
- SANLIKE 磯玉セット(タモ網・シャフト)
- プロックス(PROX) オールインワンミニ/ソルトSE ランディングシャフトセット
- メジャークラフト ファーストキャスト ランディングシャフト&ネットセット
- おり釣具 小継コンパクト ランディングネットセット
- DRESS(ドレス) ランディングネット 300/500 (タモ網セット)
- KOMCLUB ランディングネット カーボン製 (シャフト+ネット)
- おり釣具 カーボン玉の柄 ラーカルシャフト ランディングネットセット
- Tsulino(ツリノ) ランディングネットコンプリートリブート 300
- アズーロ ランディングネット ランド+N II 4m/5m/6m
- Jackson(ジャクソン) スーパートリックスターネット
- ルナヒサノ ベーシック玉網 (シャフト+網) 450/540/630
- 使用時の注意点
エギングランディングネットの選び方

ネットの長さと枠サイズ

- 足場に合った長さ
- 大きめ枠の確保
- 収納性も考慮
エギングでは足場の高さや狙うイカの大きさに合う長さ・ネット枠を選ぶことが大切です。堤防から狙うなら4〜5m前後の長さがあると安心で、枠サイズは45cm以上だとキロクラスのイカもしっかり入ります。携行性も考え、仕舞寸法が短いものを選ぶと持ち運びやすいでしょう。
足場が低い場所なら3〜4m、少し高い堤防では5m前後が使いやすいです。よく行くポイントに合わせて選べば無理なく取り込みできます。
シャフトの素材と扱いやすさ

軽さと強度を両立させたカーボン製は、長時間のランガンでも扱いやすく負担を減らせます。また、節の伸縮がスムーズだと取り込み時のストレスも軽減。持ち手のグリップ形状や素材を確認し、滑りにくく安定感を得られるタイプを選んでおくと安心です。
長すぎると取り回しに苦労しがちです。移動の多い釣り場やランガンがメインの場合は、5m以内を選ぶと軽快に扱えます。
網素材と絡みにくさ
- ラバーコート採用
- イカ墨も落としやすい
- エギのカンナ対策
網素材には、ナイロンやラバーコーティングなどがあります。イカは墨を吐くため、ラバーコートネットなら清掃もしやすく、エギのカンナも絡みにくいメリットがあります。一般的なナイロンよりは重さを感じる場合もあるため、実際に手に取って操作感を確かめましょう。
エギのフックが絡みにくく、墨汚れも落ちやすい利点があります。少し重いですがメンテナンスが楽なのでおすすめです。
ジョイント機能の有無
タモジョイントがあると、網枠を折りたたんだ状態で持ち運べます。堤防や磯を歩き回るエギングでは、できるだけ荷物を小さくまとめたいもの。ジョイント付きのランディングネットなら、狭い場所でも引っかかりにくく、スムーズにアプローチできます。
枠サイズは大きいほど取り込みやすい反面、持ち運びは大変です。ジョイントがあると折りたたみが可能になり、不便さをかなり解消できます。
持ち運びのしやすさ
ランガンを意識するなら仕舞寸法と重量のチェックは必須です。コンパクトに収納できる小継タイプやタモホルダー付きのモデルなら、両手が空いて安全に移動できます。長めのシャフトを検討している方は特に、持ち運びの利便性を重視すると釣り場でのストレスが減るでしょう。
ショルダーベルトや専用ホルダーが付属するものなら携行がラクです。背負えると手元が自由になり、エギングに集中できますよ。
他の釣りに兼用できるか
エギングと同じフィールドでシーバスや青物を狙う方なら、少し枠径の大きいモデルを選んでおけばさまざまな釣りをカバーできます。シャフトの硬さやネット素材など、対象魚に合わせて汎用性を確保しておくと、新しいターゲットに挑戦しやすくなるでしょう。
同じネットで兼用する方も多いですが、大型魚対応のモデルは重くなりがちです。用途とスタイルに合わせるのが理想ですよ。
おすすめのエギングランディングネット12選

玉網 ランディングネット 小継玉の柄 セット
グラスファイバー製のシャフトとネットが一体になったベーシックモデル。折りたたみ式で携行性に優れ、堤防や岸壁など幅広い釣りに対応。

SANLIKE 磯玉セット(タモ網・シャフト)
カーボンシャフトを採用し、軽量かつ高い剛性を実現。大口径の枠と深いネットで大物の取り込みがスムーズ。

プロックス(PROX) オールインワンミニ/ソルトSE ランディングシャフトセット
シャフト・ジョイント・ネット・ホルダーがセットになったオールインワン仕様。持ち運びやすい仕舞寸法で、ランガンスタイルにぴったり。

メジャークラフト ファーストキャスト ランディングシャフト&ネットセット
初心者でも扱いやすい小継タイプのシャフトと、適度な大きさのネットがセット。青物やシーバスなど大物の取り込みに活躍。

おり釣具 小継コンパクト ランディングネットセット
仕舞寸法が短く、持ち運びに便利。グラスファイバー製シャフトで強度・耐久性があり、コストパフォーマンスに優れたモデル。

DRESS(ドレス) ランディングネット 300/500 (タモ網セット)
カーボンシャフトを採用したモデルと折りたたみネットのセット。軽量・高剛性を両立し、ショアからの大物狙いに対応。

KOMCLUB ランディングネット カーボン製 (シャフト+ネット)
3.6m/5.6m/6.6mなど選べる長さ。網はラバーコーティングで魚やエギング時のイカも絡みにくく、取り込みがスムーズ。

おり釣具 カーボン玉の柄 ラーカルシャフト ランディングネットセット
ショアソルトや磯釣りにも使いやすい強度重視のカーボンシャフトと、組み立て式のネットを同梱。収納性も高く移動時も便利。

Tsulino(ツリノ) ランディングネットコンプリートリブート 300
仕舞寸法42cmと超コンパクト。エギングやシーバスなど中型魚をメインに、機動力を重視したアングラーに人気の仕様。

アズーロ ランディングネット ランド+N II 4m/5m/6m
シンプルかつ使いやすいデザインで、玉の柄とネットが揃ったオールインワン。青物・フラットフィッシュなど幅広く対応。

Jackson(ジャクソン) スーパートリックスターネット
軽量アルミシャフトと丈夫な枠が特徴。折りたたみ可で大型ターゲットもキャッチしやすく、持ち運びもしやすいモデル。

ルナヒサノ ベーシック玉網 (シャフト+網) 450/540/630
ステンレス枠とナイロンメッシュ採用で耐久性◎。カーボン混シャフトにより軽量化し、取り回しのよさと扱いやすさを両立。

使用時の注意点

タモ入れの正しい持ち上げ方
ランディング後、ネットを海面に対して平行に引き上げると、シャフトへの負担が大きく破損しやすいです。正しくは、イカがネットに入ったら垂直にシャフトを縮め、最後に枠をしっかり持って取り上げましょう。正しい持ち上げ方を意識するだけで、タモへのダメージを大幅に減らせます。
魚やイカの重さが一本のシャフトに集中するからです。垂直に回収すれば負担が分散し、シャフトを痛めにくくなりますよ。
使用後の塩抜きと乾燥
エギング後はこまめなメンテナンスが大切です。特に海水が付着すると塩が固着し、次回の釣行時に伸縮がスムーズにできない可能性があります。帰宅後はしっかりと真水で洗い流し、ジョイントやシャフトの隙間も丁寧に確認。十分に乾燥させてから保管すればトラブルを防止できます。
塩が内部に固着してシャフトが伸縮しづらくなり、破損の原因にも繋がります。毎回の塩抜きがタモの寿命を延ばすコツです。
移動時の安全確保
ランガンスタイルでポイントを頻繁に移動するときは、タモの先端が周囲に引っかかりやすくなります。タモホルダーや専用ベルトなどでしっかり固定し、障害物にぶつからないよう注意を払ってください。特に磯や消波ブロックを歩く場合は、足元を優先して安全第一で移動しましょう。
仕舞寸法が長いと地面に当たりがちです。専用ホルダーかショルダーベルトを使い、体に密着させて持ち運ぶと回避しやすいです。
まとめ

- 長さと枠サイズを最優先
- 素材の違いで操作性が変化
- ラバーコートで絡み防止
- ジョイントでコンパクト化
- 仕舞寸法と重量も要確認
- 多用途で使えるか検討
- 正しい持ち上げ方で破損防止
- 使用後は塩抜きと乾燥を徹底
エギングランディングネットは、長さ・素材・ネット形状などの要素によって使い勝手が左右されます。ポイントを押さえれば、キロアップのアオリイカやシーバス・青物にも対応できるので、ぜひお気に入りの一本を見つけて快適なエギングを楽しんでください。