エギングで重要な役割を担うのがPEラインです。遠投性能や感度を高め、イカの微妙なアタリを捉えやすくなります。ここでは、エギングPEラインの選び方やおすすめ製品、使用時の注意点をわかりやすく解説します。
- エギングPEラインの選び方
- おすすめのエギングPEライン14選
- シーガー(Seaguar) シーガー PE X8
- シマノ(SHIMANO) PEライン ピットブル 8本編み
- バリバス(VARIVAS) アバニ エギング マックスパワーPE X8
- DUEL (デュエル) アーマード F+ Pro
- ダイワ(DAIWA) UVFエメラルダスデュラセンサー +Si2
- シマノ(SHIMANO) セフィア8+
- エックスブレイド(X-Braid) アップグレード X8
- サンライン(SUNLINE) シグロン PEx4
- ゴーセン(GOSEN) アンサー エギング PE×8
- ダイワ(DAIWA) UVFエメラルダスデュラセンサーX8+Si2
- シマノ(SHIMANO) PEライン ピットブル 4本編み
- メジャークラフト PEライン 弾丸ブレイド 4本編み エギング
- DUEL (デュエル) スーパーエックスワイヤー8
- ユニチカ(UNITIKA) キャスライン エギングスーパーPE3
- 釣行時の注意点
エギングPEラインの選び方

PEラインの基本

- 伸びがほとんど無
- 高い感度と強度
- 飛距離を伸ばせる
エギングで用いるPEラインは、他素材と比べて伸びが少なく感度に優れる点が特徴です。イカのアタリをダイレクトに捉えられるので、シャクリのキレやラインでの違和感を取りやすくなります。強度が高いのに細いラインを使えるのもメリットです。
PEラインは伸びが少なく感度が高いのが特徴です。ナイロンやフロロより強度が高く、細い号数でも引っ張りに強いので、エギングではより繊細な動きを出しやすくなります。
エギングに最適なラインの太さ

PEラインの太さは0.4号から0.8号ほどが使われます。まずは0.6号前後を巻いておくと、秋の小型イカから春の大型イカまで汎用性が高いです。根掛かりが多い場所を中心に攻める場合は少し太め、飛距離を重視するなら細めを選びましょう。
0.8号は根掛かり回収率を高めやすく、大型イカへの安心感もあります。秋の小型イカでも扱いやすいですが、より遠投したいなら0.6号の方が飛ばしやすいです。
比重のチェック
- 潮の影響を抑える
- 根掛かりリスクを軽減
- エギを操作しやすい
PEラインはもともと比重が軽く水面に浮きやすいですが、最近は比重を高めたタイプもあります。高比重PEは沈みやすく風や波の影響を受けにくいのがメリット。ただし、根掛かりしやすいポイントではラインが障害物に触れる可能性が高くなるので、釣り場に合わせて選びましょう。
比重が軽い方が空気抵抗を抑えやすい場合もあります。ただし風が強い時は高比重PEが糸フケを抑えてくれるため、結果的にエギを遠くまで飛ばしやすい場面もあります。
編み数と素材
PEラインは複数の原糸を編んで作られており、4本編みと8本編みが主流です。8本編みは表面が滑らかで糸鳴りしにくく、遠投性能や感度に優れます。4本編みはややザラつきがある分、コストを抑えたい方や、根ズレに強いラインを好む方に向いています。
8本編みを使うと遠投や糸鳴り対策がしやすいので初心者でも快適です。まずは8本編みから始めてみるのが無難でしょう。
視認性とカラー
エギングではラインの動きを見てイカのアタリを取ることも多く、視認性が大切です。昼はマーカー入りのライムグリーンやピンク、夜釣りが多いなら白や蛍光カラーを選ぶなど、釣る時間帯や環境に合わせて変えてみると効果的です。
使用感に問題なければそのままでも構いませんが、色落ちが進むと劣化が進んでいる場合もあります。定期的な巻き替えを検討しましょう。
リーダーとの組み合わせ
PEラインは擦れに弱いので、先端にフロロカーボンなど傷に強い素材を結びます。これがリーダーで、基本的には道糸より少し弱い強度を合わせれば根掛かり時にリーダー側から切れてくれます。0.6号なら2~2.5号程度のリーダーが扱いやすいです。
慣れるまでは簡単な電車結びがおすすめです。慣れてきたらFGノットに挑戦すると強度が高く、イカの取りこぼしを減らせます。
おすすめのエギングPEライン14選
シーガー(Seaguar) シーガー PE X8

初心者から上級者まで扱いやすく、高感度と強度を両立した信頼の8本撚りPEライン。
シマノ(SHIMANO) PEライン ピットブル 8本編み

シマノ独自技術で低伸度を実現。飛距離と操作性に優れ、エギングに最適な人気モデル。
バリバス(VARIVAS) アバニ エギング マックスパワーPE X8

高強度素材を採用し、安定したキャスト性能と感度でイカの微細なアタリを捉える。
DUEL (デュエル) アーマード F+ Pro

フロロコーティングが摩擦を軽減し、耐久性と飛距離アップを実現する高感度ライン。
ダイワ(DAIWA) UVFエメラルダスデュラセンサー +Si2

UVF加工で糸ヨレを抑え、滑らかな放出を実現。エギング専用設計の高感度PEライン。
シマノ(SHIMANO) セフィア8+

シマノ独自の8本編み製法でしなやかさと強度を両立。繊細なティップランにも対応可能。
エックスブレイド(X-Braid) アップグレード X8

高密度編み込みで耐摩耗性と感度が高く、ショアからオフショアまで対応する定番モデル。
サンライン(SUNLINE) シグロン PEx4

コスパに優れた4本編みPE。初心者にも扱いやすく、エギングを気軽に楽しみたい方に。
ゴーセン(GOSEN) アンサー エギング PE×8

コシのある編み構造でトラブルを軽減。エギの動きをダイレクトに伝える高感度仕様。
ダイワ(DAIWA) UVFエメラルダスデュラセンサーX8+Si2

優れた耐摩耗性と滑らかなキャスト感。エメラルダスブランドのエギング特化モデル。
シマノ(SHIMANO) PEライン ピットブル 4本編み

リーズナブルで扱いやすく、糸鳴りが少ない。エギング初心者に好評の定番ライン。
メジャークラフト PEライン 弾丸ブレイド 4本編み エギング

適度な張りと優れたコスパが魅力。手軽にエギングを始めたい人に最適な選択肢。
DUEL (デュエル) スーパーエックスワイヤー8

強度としなやかさを兼ね備え、ロングキャスト性能に優れたオールラウンドPEライン。
ユニチカ(UNITIKA) キャスライン エギングスーパーPE3

高い視認性と操作性でイカを確実に狙う。エギングに特化した安定の使用感が好評。
釣行時の注意点

ラインの劣化チェック
PEラインは色落ちや表面の毛羽立ちが進むと強度が低下します。傷が目立つ部分は20mほど先端をカットして使い続けることも可能ですが、長く快適にエギングを楽しむには定期的な巻き替えが大切です。半年~1年に1回の交換を目安にしておきましょう。
トラブルを減らすためにはやや早めの交換が無難です。高切れなどのリスクを避けることを考えれば、交換コスト以上の安心感を得られるでしょう。
リーダーの長さと傷対策
リーダーは1m前後の長さで組むのが一般的です。障害物が多い場所で使用する時は、2~3mほど取ると擦れにくくなります。フロロリーダーは摩耗に強いですが、表面に傷が付くと一気に強度が落ちるので、定期的に傷が無いかを確認することがポイントです。
短いほどPEラインが多く水につくので感度は高まります。一方で根ズレに弱くなるため、釣り場の状況を見て最適な長さを選ぶとよいでしょう。
ノットの摩擦熱に注意
結束時はライン同士の摩擦熱で強度が落ちることがあります。結び目を締めこむ際には、水や唾液などでラインを軽く湿らせると摩擦が減り、抜けやすさも防げます。特にエギングのようにシャクリを多用する釣りでは、ノット部分の強度が釣果に直結するので慎重に結びましょう。
締めこむときに少しずつ引き締め、編み込みをしっかり固定するのが大事です。手の中で結び目を確認しながら強度を高めれば緩みにくくなります。
記事のまとめ
- PEラインは伸びが少なく高感度
- 0.6号前後が汎用性に優れる
- 高比重PEは風や潮流を受けにくい
- 8本撚りは飛距離と操作性が良好
- カラーは釣行時間帯で選ぶ
- リーダーは1m前後が基本
- 劣化や傷は早期発見で巻き替え
- 結束時の摩擦熱に要注意
エギングPEラインを正しく選び、使用時のポイントを押さえると、イカのアタリをよりキャッチしやすくなります。ライン管理をしっかり行い、快適な釣りを満喫しましょう。