軽量で感度が高く、長時間の釣りでも疲れにくい設計が魅力です。
特にシャープな操作性と飛距離のバランスが秀逸で、どのフィールドでも安定した釣果が期待できます。
エギゾースト5Gインプレ
メジャークラフトのエギゾースト5Gは、軽さと感度のバランスが秀逸なエギングロッドです。特に初心者から中級者に最適です。
エギゾースト5Gの基本スペックと特徴
モデル | 全長 | 継数 | 自重 | エギサイズ | 対応PEライン | アクション | 価格 (税込) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
EZ5-S862M | 8’6″ | 2 | 約90g | 2.0-4.0号 | 0.4-1.2号 | F | 21,500円 |
EZ5-832ML | 8’3″ | 2 | 約90g | 1.5-3.5号 | 0.4-1.0号 | RF | 20,000円 |
EZ5-862ML | 8’6″ | 2 | 約90g | 1.5-3.5号 | 0.4-1.0号 | RF | 20,500円 |
EZ5-832M | 8’3″ | 2 | 約90g | 2.0-4.0号 | 0.4-1.2号 | RF | 21,000円 |
EZ5-862M | 8’6″ | 2 | 約90g | 2.0-4.0号 | 0.4-1.2号 | RF | 21,500円 |
エギゾースト5Gの基本スペックは、軽量かつ高感度が最大の特徴です。重量は約90gと非常に軽く、長時間の釣りでも疲れにくい設計です。
全長は8.6フィート(2.61m)で、スタンダードなエギングに適しています。
また、ブランクスには東レのT1100Gカーボンが使用されており、強度と弾性を兼ね備えた素材です。
これにより、ロッド全体の軽さと感度が向上し、繊細なアタリを確実に捉えることが可能です。
さらに、エギゾースト5GにはR360構造が採用されています。カーボン繊維を縦・横・斜めに配置することで、どの方向からの力にも対応できるパワーと張りを引き出すことができ、これがシャープで繊細な動きを可能にします。
初心者に最適な理由とは?
エギゾースト5Gが初心者に最適な理由は、その操作性と軽さにあります。ロッドの重量が約90gと非常に軽い。
また、ロッドのバランスが良いため、初心者でも簡単に扱うことができ、エギを自在にコントロールできるようになります。
操作性の高さは、特に繊細なアタリを感じ取る能力に優れている点にあります。
エギゾースト5Gのデメリットとは?
エギゾースト5Gのデメリットとして挙げられるのは、感度の限界と価格帯です。
まず、感度に関しては、水底の形状や水流の細かな変化を捉える能力がやや劣ると感じるユーザーもいます。
特に上級者には、さらに高感度なロッドを求める声があるかもしれません。
また、価格が21,000円前後と、初心者向けのロッドにしてはやや高めです。
R360構造とT1100Gカーボンの効果とは
エギゾースト5Gに採用されているR360構造とT1100Gカーボンは、このロッドの性能を支える重要な要素です。
R360構造とは、カーボン繊維を縦・横・斜めに配置することで、あらゆる方向からの力に対応できる設計です。
これにより、ロッドのブレを最小限に抑え、シャープで繊細な動きを実現します。
一方、T1100Gカーボンは、東レが開発した高性能カーボン素材で、強度と弾性を両立させたものです。
他のエギングロッドとの比較・選び方
他のエギングロッドとの違いは何か?
モデル | 自重 | 全長 | エギサイズ | 対応PEライン | 価格 (税込) | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|---|
エギゾースト5G 832M | 約90g | 8’3″ | 2.0-4.0号 | 0.4-1.2号 | 21,500円 | 軽量で感度が高い、初心者向け |
エギゾースト1G 832M | 110g | 8’3″ | 2.0-4.0号 | 0.4-1.2号 | 14,300円 | コスパ重視、高コストパフォーマンス |
ダイワ 19エメラルダスX 83M | 113g | 8’3″ | 2.5-4.0号 | 0.6-1.2号 | 12,800円 | 耐久性が高い、初心者向け |
シマノ 22セフィアBB S83M | 105g | 8’3″ | 2.5-4.0号 | 0.6-1.0号 | 12,000円 | 操作性が良い、エギの動きを精確に再現 |
ダイワ エメラルダス X 86M | 120g | 8’6″ | 2.5-4.5号 | 0.6-1.2号 | 14,157円 | 遠投性が高い、大型イカ向け |
エギゾースト5Gは、他のエギングロッドと比べて軽量でありながら高感度である点が最大の特徴です。
例えば、シマノのセフィアBBやダイワのエメラルダスXと比べると、エギゾースト5Gの方が若干高価ですが、その分、高品質な素材と独自技術が使用されています。
また、エギゾースト5Gは操作性と飛距離のバランスが良いため、さまざまなフィールドで活躍できる汎用性の高さも魅力です。
どのモデルを選ぶべき?用途別の選び方
用途 | 推奨モデル | 特徴 | 価格帯 |
---|---|---|---|
秋イカ・春イカを通年狙う | エギゾースト5G 832M / 862M | パワーのある穂先硬さで、大物とのファイトにも対応可能。飛距離も出る。 | 約21,500円 |
秋イカサイズをメインに狙う | エギゾースト1G 832ML / 862ML | 小さなアタリも掛かりやすく、引きを楽しめる穂先硬さML。 | 約14,300円 |
感度・操作性を重視したい | エギゾースト5G 832M / 832ML | 8.3ftの長さで、感度・操作性・取り回しに優れたモデル。 | 約21,500円 |
飛距離を重視したい | エギゾースト5G 862M / 862ML | 8.6ftの長さで、飛距離が出やすく、足場が高めのフィールドに最適。 | 約21,500円 |
初心者向けでコスパ重視 | エギゾースト1G 832M / 862M | コスパに優れ、初めてのエギングロッドに最適。 | 約14,300円 |
エギゾースト5Gには、複数のモデルがあり、用途や釣りのスタイルに応じて最適なモデルを選ぶことが重要です。
例えば、秋イカをメインに狙う場合は、832MLや862MLが適しており、繊細なアタリを捉えやすい穂先硬さと、取り回しの良さが特徴です。
一方、春イカや大型のアオリイカを狙う場合は、832Mや862Mが最適です。これらのモデルは、パワーと飛距離を重視した設計になっており、大物とのファイトにも対応できる強度を持っています。
エギゾースト5Gの購入を検討する際のポイント
エギゾースト5Gを購入する際には、いくつかのポイントを考慮する必要があります。
まず、使用するフィールドやターゲットとなるイカのサイズに応じて、適切なモデルを選ぶことが重要です。
また、価格面では21,000円前後と、初めてエギングを始める方にはやや高めに感じるかもしれませんが、その性能を考慮すると、長期的に見てコストパフォーマンスに優れた選択となるでしょう。
【記事のまとめ】
- メジャークラフトのエギゾースト5Gは、軽量で感度が高く、初心者から中級者に最適。
- 東レのT1100GカーボンとR360構造が高い操作性と飛距離を実現。
- 長時間の釣りでも疲れにくく、様々なフィールドに対応可能。
- 上級者には感度に物足りなさを感じる場合があるが、総合的に優れたコスパを持つロッド。
- 用途や釣りスタイルに応じて複数のモデルが選べる。