カワハギ釣りは、エサの取り合いや小さなアタリを見極めるゲーム性の高さが魅力です。そんな繊細な釣りで重要なのが「リールの選び方」。この記事では、カワハギ釣りに適したリールの特徴や選択ポイント、そしておすすめのモデルをわかりやすく解説しています。
- カワハギ釣りに最適なリールの選び方
- 【ベイト】おすすめのカワハギ釣りリール8選
- シマノ(SHIMANO) リール 20 ゲンプウ 200PG(右ハンドル) / 201PG(左ハンドル)
- ダイワ(DAIWA) ベイトリール 21PR100 ノーマルギア/ハイギア (右・左ハンドル)各種
- ダイワ(DAIWA) リール 紅牙 X IC
- ダイワ(DAIWA) カウンター付ベイトリール LIGHT SW X IC (右/左ハンドル)
- アブガルシア (Abu Garcia) KUROFUNE(黒船 船リール) シリーズ 各種
- シマノ(SHIMANO) ベイトリール 17 ステファーノ SS 100HG/101HG 右ハンドル/左ハンドル
- ダイワ(DAIWA) ベイトリール 24TATULA TW 100 各種 (2024年モデル)
- シマノ(SHIMANO) 両軸リール 21 バルケッタ 各種 オフショア 船
- 【スピニング】おすすめカワハギ釣りリール8選
- ダイワ(DAIWA) スピニングリール 23レガリス LT 1000S~6000D-H 各種 (2023年モデル)
- シマノ(SHIMANO) スピニングリール 21 アルテグラ各種
- シマノ(SHIMANO) スピニングリール 22 サハラ 各種
- シマノ(SHIMANO) スピニングリール 23 ストラディック 2500SHG
- ダイワ(DAIWA) スピニングリール 25CALDIA(カルディア) 各種 (2025年モデル)2500
- アブガルシア (Abu Garcia) CARDINAL III SX2500SH スピニングリール
- シマノ(SHIMANO) スピニングリール 24 ヴァンフォード 各種
- アブガルシア (Abu Garcia) Revo SP Rocket 2500S スピニングリール
- 【使用時の注意点】
カワハギ釣りに最適なリールの選び方

スピニング or ベイトの長所を把握して選ぶ

・軽さを重視
・落下制御のしやすさ
・底取りでの操作性
カワハギ釣りでは、小刻みな誘いと素早い手返しが必要です。軽快さを求めるならベイトリールが定番ですが、短い距離をキャストして広範囲を探るならスピニングリールも一考の余地があります。釣り場や狙い方に合わせてそれぞれの長所を理解し、最適なタイプを見極めましょう。
足場の高い堤防で横へ軽く投げる場合などに役立ちます。狙いのポイントが分散しているシーンでも便利です。
ドラグ性能と初動の滑らかさ

カワハギは口周りが硬いので、フッキング時にドラグがスムーズに作動するかどうかが掛かりやすさを左右します。最初の滑りがぎこちないとバラシにつながりやすいため、初動の滑らかさを重視したリールを選ぶと安心です。
アワセが甘くなり、フックが十分に刺さらないケースがあります。適度な強さとのバランスが大切です。
自重とロッドとのバランス

・軽量化で疲労軽減
・先重りしないかチェック
・長時間の誘いに対応
カワハギ釣りは仕掛けの回収と投入を頻繁に繰り返すため、タックルが重たいと疲労感が増してしまいます。できるだけ軽く、かつロッドとバランスの良いリールを選べば、長時間の操作でも疲れにくくなり、小さなアタリも逃しにくくなるでしょう。
装着はできますが、先重りが強調されてしまう場合があります。実際に持ってみて操作感を確認すると良いです。
ギア比と巻き取り速度の選択
エサ交換が多いカワハギ釣りでは、素早い巻き取りができる7:1以上のハイギアや8:1以上のエクストラハイギアが人気です。一方で、あまり負荷を掛けたくない釣り方にはローギアも選択肢になります。状況や個人の好みに合わせてギア比を選んでみてください。
6〜7くらいのギア比が、キャスト時のトラブルや回収スピードの両立に適しています。
ラインキャパシティと号数の相性
カワハギ釣りでは、PE0.6〜1号を200mほど巻くのが定番です。細めのラインを使うと感度が上がり、アタリも取りやすくなります。リールサイズが大きすぎると扱いにくいので、コンパクトながらラインキャパが十分なモデルを検討しましょう。
太めのラインを使用する際は、あらかじめ下巻きなどで調整しないとラインが多く余りがちです。
防錆・防水性能やメンテナンス性
カワハギ釣りは海水や潮風の影響でリールにダメージが及びやすい釣りです。防錆・防水性能に優れたリールや、防水構造のベアリングを採用したモデルなら故障リスクが軽減されます。メンテナンスしやすい設計かどうかも確認しましょう。
分解洗浄が必要です。ベアリングやギアを一通り確認し、汚れを除去した上で再度注油してください。
【ベイト】おすすめのカワハギ釣りリール8選
シマノ(SHIMANO) リール 20 ゲンプウ 200PG(右ハンドル) / 201PG(左ハンドル)
船釣りにも流用しやすいコンパクトベイトリール。エサ取り名人と言われるカワハギへの対応力も高く、素早い回収が可能なパワーギア仕様です。初心者にも扱いやすいモデルとして人気があります。

ダイワ(DAIWA) ベイトリール 21PR100 ノーマルギア/ハイギア (右・左ハンドル)各種
スプール性能に優れたベイトリールで、コンパクトなデザインと安定した巻き心地が魅力。コストパフォーマンスの良さから、ライトゲーム初心者にも愛用されています。

ダイワ(DAIWA) リール 紅牙 X IC
カウンター付きでタナをしっかり把握できるモデル。仕掛けの落下速度が把握しやすく、スムーズに底取りできるため、手返し良くカワハギを狙いたい方におすすめです。

ダイワ(DAIWA) カウンター付ベイトリール LIGHT SW X IC (右/左ハンドル)
ライトゲーム全般をカバーするカウンター付きベイトリール。糸ふけを抑制しながらキャストできるので、浅場でのカワハギ攻略に使いやすい設計です。

アブガルシア (Abu Garcia) KUROFUNE(黒船 船リール) シリーズ 各種
小型かつ軽量ボディで操作しやすい船用リール。価格帯も手ごろで、ライトゲーム初心者にはうれしい設計となっています。

シマノ(SHIMANO) ベイトリール 17 ステファーノ SS 100HG/101HG 右ハンドル/左ハンドル
カワハギ専用設計として人気のステファーノシリーズ。感度重視で、繊細なアタリを捉えながら快適な巻き心地を維持できます。

ダイワ(DAIWA) ベイトリール 24TATULA TW 100 各種 (2024年モデル)
ハイパードライブデザインを採用し、より滑らかな巻き心地とパワフルな巻き上げが可能。キャスト性能も充実しており、広範囲を探るカワハギ釣りにも対応できます。

シマノ(SHIMANO) 両軸リール 21 バルケッタ 各種 オフショア 船
深さを把握しやすいカウンター機能搭載モデルも選択可能。ロープロファイル設計で握りやすく、軽快な釣りをサポートします。

【スピニング】おすすめカワハギ釣りリール8選
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 23レガリス LT 1000S~6000D-H 各種 (2023年モデル)
剛性と軽量化を両立した船用スピニングリール。細めのPEラインが扱いやすく、カワハギだけでなく多彩なターゲットにマルチに活用できます。

シマノ(SHIMANO) スピニングリール 21 アルテグラ各種
基礎性能が充実しており、巻き心地の安定感が魅力。強度と軽さを両立しているため、船上での狙いが幅広いアングラーにも人気です。

シマノ(SHIMANO) スピニングリール 22 サハラ 各種
価格帯が手頃でありながら、耐久性もしっかり確保。船釣りをこれから始めたい方や、サブ機としても扱いやすいシリーズです。

シマノ(SHIMANO) スピニングリール 23 ストラディック 2500SHG
軽量ローターと高耐久ギアを採用し、回転の滑らかさに定評があるシリーズ。カワハギ攻略でもレスポンスの良い巻き取りが可能です。

ダイワ(DAIWA) スピニングリール 25CALDIA(カルディア) 各種 (2025年モデル)2500
ハイパードライブデザインの恩恵で、巻き心地の軽さと耐久性が向上。船上での激しいやり取りにも安心感があります。

アブガルシア (Abu Garcia) CARDINAL III SX2500SH スピニングリール
剛性と汎用性を兼ね備えたスピニングリール。海水の影響を軽減する素材を取り入れ、さまざまなシーンで活躍してくれます。

シマノ(SHIMANO) スピニングリール 24 ヴァンフォード 各種
軽量でいて剛性感もあり、レスポンスの良さが強み。感度が重要なカワハギゲームにマッチしており、繊細なアタリも捉えやすいです。

アブガルシア (Abu Garcia) Revo SP Rocket 2500S スピニングリール
パワフルな巻き上げと軽量性のバランスに優れたモデル。巻き抵抗の軽減が図られており、アクション主体のカワハギゲームを快適にこなせます。

【使用時の注意点】

ドラグのこまめな調整

カワハギの口周りは硬いので、アワセ時にドラグが少し滑る程度が理想です。ドラグが固すぎるとハリが貫通しきれず弾いてしまうことがあり、逆に緩すぎるとアワセが効きません。釣りの最中に違和感を覚えたら、すぐにドラグノブを回して微調整を行いましょう。
仕掛けを上げるタイミングや魚を掛けた直後などにチェックするのがおすすめです。安心してファイトできます。
仕掛けの着底と巻き上げ時の負荷管理
カワハギ釣りでは、底付近を丁寧に探る機会が多く、着底時や巻き上げ時に大きな負荷がかかります。急激なテンションの変化はハリ外れや糸切れにつながるため、ロッドを少し立てて衝撃を和らげるなど、負荷をコントロールする工夫が必要です。ドラグ設定と合わせて注意しましょう。
急激な巻き上げは口切れを起こすリスクがあります。ゆっくりとテンションを一定に保つよう意識してください。
塩分や汚れを残さないメンテナンス
釣行後はリール全体を真水で洗い流し、塩分や汚れを落としましょう。特にドラグ周りやハンドル付近は汚れが溜まりやすいため、柔らかい布などで丁寧に拭き取ります。水気を完全に拭き取り、必要に応じてオイルやグリスを注入しておけば、リールが長持ちしやすくなります。
グリスアップや部品交換が必要な場合があります。早めに対処すれば深刻なダメージを防げます。
まとめ

- 軽くて小型のリールを選ぶ
- ドラグ初動が滑らかなモデルが安心
- ベイトとスピニングの得意分野を把握
- ギア比は手返し重視なら高めがおすすめ
- PE0.8〜1号を200m巻けるサイズが目安
- 防錆・防水性能も重視して耐久性アップ
- 着底時・巻き上げ時の負荷管理が大事
- 釣行後は塩分・汚れをしっかり落とす
カワハギ釣りは繊細なアタリを掛ける面白さが魅力です。リール選びを最適化すれば、疲れにくくアタリも逃しにくい快適な釣行を実現できます。