カワハギ釣りでは、微細なアタリを的確に捉えられる専用竿が必須です。本記事では、カワハギ釣り竿の選び方をポイントごとに解説するとともに、堤防・船それぞれに適したおすすめ竿を厳選してご紹介します。
- カワハギ釣り竿の選び方
- 【堤防】おすすめのカワハギ釣り竿8選
- Abu Garcia(アブガルシア) SALTYFIELD ソルティーフィールド 各種
- ダイワ(DAIWA) 20 ライトゲームX 64・73・82各種
- シマノ(SHIMANO) ロッド 23 ルアーマチック ソルト (ソルトルアー推奨モデル)
- Abu Garcia (アブガルシア) クロスフィールド XrossField 各種 ロッド 釣り竿 入門 エントリー 初心者
- メジャークラフト エギングロッド スピニング ファーストキャスト エギング
- ダイワ(DAIWA) アジング/メバリングロッド AJI_MEBARU X 各種 (2023年モデル)
- プロマリン(PRO MARINE)CB レジェスタメバル 66L
- ダイワ(DAIWA) スピニングロッド LURENIST(ルアーニスト)
- 【船】おすすめカワハギ釣り竿8選
- 【使用時の注意点】
カワハギ釣り竿の選び方

ロッド長と取り回し(堤防・船での使い分け)

・仕舞寸法重視
・1.7~1.8m前後
・海況やポイント
カワハギ竿は1.7m前後が主流で、短めだと軽く扱いやすいのが利点です。堤防なら長めのロッドで底付近を探りやすく、船釣りでは取り回ししやすい短めも好まれます。仕舞寸法を考慮すれば、電車移動などでも破損リスクを減らせるでしょう。
長すぎると感度が低下したり操作性が損なわれやすいです。1.7〜1.8m前後を目安に、堤防ならやや長め、船なら短めが扱いやすいでしょう。
ティップの感度と柔らかさのバランス
カワハギ釣りでは、微細なアタリを見極めるためにティップの感度が非常に重要です。柔らかい穂先は仕掛けを動かしすぎず、喰い込みも向上します。反面、硬めの先調子ロッドは操作性と合わせのスピードに優れ、宙釣りや深場でも鮮明にアタリを捉えられるでしょう。
掛け重視なら硬め、食い込み重視なら柔らかめが基本です。初心者は8:2調子程度のバランス型が扱いやすいでしょう。
バットパワーと粘り

・胴に粘り
・大型対応可
・合わせの強度
船での大型カワハギや潮の速いエリアでは、バットパワーがある竿が頼もしいです。しなやかさと粘りを併せ持つことで、強引な引きにも耐えられ、フッキング後のバラシを防げます。キス竿や他のロッドではパワー不足になる場面でも、専用竿ならしっかりと魚を浮かせられます。
粘りの強いバットがあれば、30cm超のサイズにも対応可能です。無理に立てず、竿全体で魚をいなすように扱いましょう。
適合オモリ負荷・仕掛けとのバランス
カワハギ釣りは主に30号前後のオモリを使用するため、対応号数を必ずチェックしてください。浅場なら15〜25号が使われることもありますが、ほとんどのカワハギロッドは20〜40号までカバー可能です。仕掛けの自重や潮流にも合わせ、適切なオモリ負荷を選ぶのがポイントです。
多少の誤差なら対応可能です。ただ大きく外れた号数を使うと、感度低下やロッドへの負担が大きくなるので注意しましょう。
ガイドの品質と糸絡み防止
軽量かつ滑りの良いガイドを多点配置することで、繊細なアタリを逃さず受け取れるメリットがあります。糸絡みしにくい形状のガイドや、カーボン製を用いたハイエンドモデルは操作性が格段に上がるでしょう。特に初心者は手返しがスムーズになる恩恵が大きいです。
一般的にはステンレスでも十分ですが、軽量化を重視するならチタンや特別なガイドを採用したモデルが良いです。
【堤防】おすすめのカワハギ釣り竿8選
Abu Garcia(アブガルシア) SALTYFIELD ソルティーフィールド 各種

汎用性の高いソルティーフィールドは、ライトゲームや小型のカワハギ狙いに最適。初心者が堤防で使いやすい設計です。
ダイワ(DAIWA) 20 ライトゲームX 64・73・82各種

ライトゲーム全般に対応可能なシリーズで、遠投や足元狙いに幅広く使えます。軽量設計で扱いやすい点が魅力。
シマノ(SHIMANO) ロッド 23 ルアーマチック ソルト (ソルトルアー推奨モデル)

小型ルアーにも対応できる汎用性が魅力。カワハギ仕掛けの軽めのオモリでも操作しやすく、初心者に優しいモデルです。
Abu Garcia (アブガルシア) クロスフィールド XrossField 各種 ロッド 釣り竿 入門 エントリー 初心者

クロスフィールドはあらゆる釣りを1本で試せるコンセプトのモデル。カワハギ狙いはもちろん、軽めの投げ釣りとも相性が良いです。
メジャークラフト エギングロッド スピニング ファーストキャスト エギング

エギングロッドながら感度が高く、浅場でのカワハギ攻めにも活躍。低価格帯ながらバランス良く仕上がっています。
ダイワ(DAIWA) アジング/メバリングロッド AJI_MEBARU X 各種 (2023年モデル)

アジングやメバリング向けに設計されており、特にライトリグの操作性が抜群。餌仕掛けにも流用しやすい万能ロッドです。
プロマリン(PRO MARINE)CB レジェスタメバル 66L

手軽に楽しめるライトゲームロッド。柔らかい穂先が食い込みを良くし、足元のカワハギを狙うのに適しています。
ダイワ(DAIWA) スピニングロッド LURENIST(ルアーニスト)

ビギナー向けのルアー特化型モデル。比較的コスパが良く、堤防でのカワハギのちょい投げ仕掛けにも併用できます。
【船】おすすめカワハギ釣り竿8選
アブガルシア (Abu Garcia) 黒船(KUROFUNE) カワハギ (船竿) 各種

軽量化と粘りを重視したシリーズ。幅広い状況での繊細なアタリ取りが可能です。
シマノ(SHIMANO) カワハギ ロッド 船竿 19 カワハギBB

初心者から中級者まで扱いやすい定番モデル。ハイパワーXによりブレが少なく高感度です。
プロマリン(PRO MARINE)CB ライトレーダーメタルカワハギ 175H

形状記憶メタルティップを採用し、非常にシャープで金属的なアタリを伝えてくれます。
ダイワ(DAIWA) 船竿 カワハギ X M-180・R 釣り竿

Xテープブランクにより張りが強く、軽量化も兼ね備えたダイワのコスパモデルです。
プロックス(PROX) カワハギゲームエアーK SE 180M/180MH カワハギ専用ロッド KWGAKS18

価格を抑えつつ高感度設計。タタキ釣法やゼロテンションにも対応可能な汎用性が魅力。
ダイワ(DAIWA) 船竿 メタリアカワハギ 各種 (2023年モデル)

軽さと感度を究極まで追求し、メタルトップやAGSガイドなど最新技術を惜しみなく採用した人気モデルです。
22 ベイゲーム カワハギ

深場や潮流の早いポイントでの操作性を意識して設計。素早いフッキングが得意です。
シマノ(SHIMANO) カワハギ 船竿 23 ステファーノ SS 各種

シマノのカワハギロッドシリーズで評価が高いステファーノSS。軽量かつ高い剛性を両立しています。
【使用時の注意点】

仕掛けの着底をこまめに取り、根掛かりやラインブレイクに注意

仕掛けが海底の岩に挟まるとラインブレイクを起こしやすく、貴重な時間をロスしてしまいます。着底の感覚を意識しながら小刻みに底を取り直すと、根掛かりを回避しやすいです。特に岩礁帯が多いポイントでは、ガイドへのダメージにも注意しましょう。
岩礁帯では仕掛けを頻繁に回収し、底の形状を把握するのが大切です。こまめな底取りとラインテンション管理でトラブルが減ります。
アタリの取り方と合わせの力加減
カワハギは口が硬い分、合わせが弱いと掛かりきらず、強すぎるとハリが弾かれます。手元にコツッと伝わる微細なアタリを素早く察知して合わせる際は、強烈に引きすぎず、しっかり竿を立てるイメージでパワーをコントロールすることが肝心です。
合わせるときは竿の反発力をうまく使いましょう。急に強く引きすぎないよう、一瞬で掛けるイメージを意識してください。
塩分・汚れを残さずメンテナンス
海水やエサの汚れは放置するとガイドやリールシートにダメージを与え、感度低下やパーツの腐食につながります。釣行後は真水で洗い流し、柔らかい布で拭いて乾燥させるのがベストです。ガイド部に塩が詰まると糸擦れやトラブルも増えるので、マメな清掃を心掛けましょう。
こまめに水洗いし、収納前にしっかり拭き取りましょう。汚れや塩分を蓄積させないのが長持ちの秘訣です。
記事まとめ

- カワハギ釣りは専用竿が必須
- 1.7m前後のロッドが主流
- 柔らかい穂先は喰い込みに有利
- 硬めの穂先は合わせが決めやすい
- 粘りのバットで大型も攻略
- 20〜40号に対応するロッドを選択
- ガイドの品質が感度に直結
- 定期的な水洗いと乾燥が重要
カワハギ釣り竿は、高感度と操作性を兼ね備えた設計が求められます。堤防なら汎用ロッドでも代用しやすく、船では専用モデルが本領を発揮。ご紹介した選び方とおすすめ竿を参考に、自分に合う一本を見つけてください。