カワハギ釣りは1年中楽しめますが、特に秋から冬(10月〜1月)がベストシーズンです。
肝が肥大し、食味が最高となるこの時期は釣果も期待大です。
夏(8月〜9月)には産卵後の大型カワハギが狙える一方、春から初夏(4月〜7月)はシーズンオフ気味で釣り方に工夫が必要です。
カワハギが釣れる時期の基本情報
カワハギ釣りが楽しめるシーズンは?
結論から言えば、カワハギ釣りは年間を通じて楽しめる魚種です。
ただし、シーズンによって釣果や釣り方に違いがあるため、その時期に応じた戦略が必要です。
一般的に、カワハギ釣りのベストシーズンは秋から冬にかけて(10月〜1月)と言われています。
この時期はカワハギの肝が肥大し、食味が最高になるため、釣り人にとっても人気の時期となります。
また、夏のシーズン(8月〜9月)も見逃せません。特に産卵後の大型カワハギが狙えるこの時期は、釣りファンにとって絶好のタイミングです。
秋から冬がベストシーズンな理由
秋から冬にかけての時期がカワハギ釣りのベストシーズンである理由は、カワハギの食欲と肝の成長にあります。10月から12月にかけて、カワハギは冬に向け栄養を蓄えるために活発に餌を捕食します。
この時期のカワハギは、肝が肥大化し、味わいが格別です。
また、冬が近づくと水温が下がり、カワハギはより深場に移動しますが、この時期はカワハギが群れを作る傾向があり、数釣りが期待できます。
一方、冬の寒さが厳しくなる1月以降も、カワハギ釣りを楽しむことは可能です。
ただし、水温の低下に伴い、カワハギの活性が下がるため、釣り方に工夫が必要です。この時期には、より繊細な仕掛けと誘いが求められます。
夏のカワハギ釣り
夏(8月〜9月)は、カワハギの産卵期が終わった直後であり、産卵後の大型個体が狙える絶好の時期です。
この時期のカワハギは、栄養を補給するために浅場に移動し、エサに対する反応が非常に良くなります。
ただし、夏は水温が高く、カワハギの活動範囲が広がるため、ポイント選びが難しくなることがあります。
また、活性が高い分、餌を取られやすくなるため、仕掛けや餌の工夫が必要です。
特に、アサリやイソメなどの餌を用意しておくと、効果的にカワハギを誘うことができます。
春のカワハギ釣り
4月から7月にかけては、カワハギ釣りにとってはシーズンオフ気味の時期となります。
この時期、カワハギは産卵準備のために深場へ移動することが多く、堤防での釣果は期待しにくいです。
カワハギが釣れる時期ごとの釣り方とポイント
秋のカワハギ釣りのおすすめポイント
秋は、カワハギの活性が最も高まる時期です。
10月から11月にかけては、カワハギが餌を積極的に求めるため、堤防や漁港の岸壁周辺が狙い目となります。
特に、サビキ釣りでエサが撒かれる場所や、貝類が付着している岸壁では、カワハギが群れを作りやすく、釣果が期待できます。
ポイント選びに悩んだ際は、潮通しが良く、餌が豊富に供給される場所を選ぶと良いでしょう。
冬は深場に固まる
冬になると、水温が下がりカワハギは深場へと移動します。
この時期、カワハギは水深30m以上のポイントに集まりやすくなり、固まりやすいという特徴があります。
特に、堤防の先端や深場に隣接する岩礁帯が狙い目となります。
また、冬はカワハギの動きが鈍くなるため、ゼロテンションの釣り方が効果的です。
夏の産卵後の大型カワハギを狙うコツ
夏は、産卵後の大型カワハギが狙える時期です。
この時期は、浅場や潮通しの良いポイントでカワハギを狙うと良いでしょう。
ただし、活性が高い分、餌を取られやすくなるため、餌選びと仕掛けに工夫が必要です。
また、仕掛けは感度の良いものを選び、カワハギの繊細なアタリを見逃さないようにしましょう。
春から初夏のシーズンオフでも釣果を上げる方法
春から初夏にかけてのシーズンオフでも、釣果を上げる方法はあります。
この時期、カワハギは産卵準備のため深場に移動しますが、堤防でも少量の釣果が期待できることがあります。
特に、砂地と岩礁帯が混在するポイントや、潮通しの良い場所を選ぶと良いでしょう。
また、この時期は餌への反応が鈍いため、餌を小さくカットして使用することで、カワハギの食いつきを促すことができます。
【記事のまとめ】
- カワハギ釣りは1年中可能だが、秋から冬(10月〜1月)がベストシーズン。
- 秋から冬は肝が肥大し、食味が最高になるため、人気の時期。
- **夏(8月〜9月)**は産卵後の大型カワハギが狙える絶好のタイミング。
- 春から初夏(4月〜7月)はシーズンオフ気味で、釣果を上げるには工夫が必要。
- 各シーズンに応じたポイント選びと釣り方が重要。