愛知県は奥三河の清流から名古屋市内の都市緑地まで、天然ホタルが見られるスポットが点在している。この記事では公式情報で確認できた10スポットを厳選し、見頃だけでなく混雑回避のコツ・ベスト観察ポイント・撮影のコツまで、現地で役立つ情報をまとめた。

「どこに行けばいいかわからない」「行ったのに見られなかった」という失敗を防ぐために、各スポットのピーク時期・時間帯・駐車場情報を網羅している。

鳥川ホタルの里(岡崎市)——愛知県最大級のゲンジボタル生息地

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住所愛知県岡崎市鳥川町(鳥川ホタルの里) 📍地図
ホタルの種類ゲンジボタル(天然)
見頃5月下旬〜6月下旬(ピークは6月中旬)
時間帯20:00〜21:00頃
駐車場ホタル学校校庭・インフォメーションセンター隣(約50台・無料)
2026年イベント鳥川ホタルまつり(6月中旬予定)
アクセス東名高速・岡崎ICから車で約30分 📍地図
愛知県最大級のゲンジボタル生息地。流域約2kmに渡ってホタルが飛び、全部見て回ると片道45分かかるほどのスケールです
  • 金・土・日の夜は大混雑。平日の火〜木が穴場(ホタルの数は変わらない)
  • カメラマンが集まっている場所=ベストポイント。流域の中間地点あたりが最も密度が高い
  • 迂回路あり:ピーク時は案内に従って迂回路を利用すると渋滞を回避できる

平原ゲンジボタルの里(西尾市)——3種のホタルが時期違いで見られる

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住所愛知県西尾市平原町(平原ゲンジボタルの里) 📍地図
ホタルの種類ゲンジボタル(市指定天然記念物)・ヒメボタル・クロマドボタル
見頃ヒメボタル5月上旬〜中旬/ゲンジボタル6月上旬〜中旬/クロマドボタル6月中旬〜7月
時間帯18:30〜19:30頃(ホタルガイド時間帯)
駐車場あり(無料・台数限定)
アクセス国道23号岡崎バイパス・西尾東ICから東へ車5分 📍地図
2026年イベントホタルガイド 6月4日〜6日 18:30〜19:30(室場小学校児童によるガイド)
木製遊歩道が整備されていて足元も安心。3種類のホタルが時期をずらして見られる全国的にも珍しいスポットです
  • 最北部の水源地が最もホタルの密度が高い。遊歩道の奥まで行く価値あり
  • 小学生ガイドのイベント日は混雑するが解説付きで子連れに最適
  • 三ヶ根山のあじさい(6月)と組み合わせると初夏のドライブコースに

小牧市ホタルの里(小牧市)——名古屋から最短アクセスのゲンジボタル

住所愛知県小牧市大字岩崎(ホタルの里) 📍地図
ホタルの種類ゲンジボタル・ヘイケボタル
見頃6月上旬〜中旬
時間帯19:30〜21:00頃
駐車場あり(無料)
アクセス名古屋市街地から車で約30分 📍地図
名古屋から最もアクセスしやすいゲンジボタルスポット。ゲンジとヘイケの両方が見られます
  • 名古屋市内から30分で到着できるため、仕事帰りの平日夜でも立ち寄れる
  • ゲンジ(6月上旬)→ヘイケ(6月下旬〜7月)と時期がずれるので2回楽しめる
  • 周辺は住宅街。静かに鑑賞し、路上駐車は絶対にしないこと

東栄町ホタルのさんぽ道(東栄町)——奥三河の清流沿いに整備された散歩道

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住所愛知県北設楽郡東栄町本郷(ホタルのさんぽ道) 📍地図
ホタルの種類ゲンジボタル(天然)
見頃6月中旬〜下旬
2026年イベントホタルまつり 6月14日(土)・15日(日)・21日(土)・22日(日)(東栄町公式)
時間帯19:30〜21:00頃
駐車場イベント時は臨時駐車場あり
アクセス新東名高速・浜松いなさJCTから三遠南信道経由で約40分 📍地図
奥三河の清流沿いに整備された散歩道。2026年は6/14・15・21・22の4日間がホタルまつりです
  • まつり日は屋台も出て賑わうが、平日の6/16〜20は空いていてホタルの数も多い
  • 東栄町は「花祭り」でも有名。道の駅「東栄」で地元グルメも楽しめる
  • 散歩道は整備されているが暗いので足元ライト(赤セロハン付き)推奨

津具ほたるの里(設楽町)——標高700m超・愛知県で最も遅くまで見られる

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住所愛知県北設楽郡設楽町津具(津具ほたるの里) 📍地図
ホタルの種類ゲンジボタル(天然)
見頃6月中旬〜7月上旬
時間帯20:00〜21:30頃
駐車場あり(無料)
特徴標高700m以上。愛知県内で最も遅くまでホタルが見られる
アクセス名古屋市内から車で約1時間30分(国道153号→257号) 📍地図
標高700m超の高地にあり、他のスポットが終わった7月上旬でもホタルが見られる愛知県最後の砦です
  • 6月下旬〜7月初旬が狙い目。他のスポットが終了した後なのでライバルが少ない
  • 標高が高く夜は冷える。6月でも長袖+薄手の上着が必要
  • 第15回津具ほたる祭りの開催も予定。設楽町観光ナビで最新情報を確認

設楽町名倉地区(設楽町)——地元ガイド付き宿泊プランが魅力

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住所愛知県北設楽郡設楽町名倉(名倉川沿い・道の駅アグリステーションなぐら周辺) 📍地図
ホタルの種類ゲンジボタル(天然)
見頃6月中旬〜7月上旬
時間帯20:00〜21:30頃
駐車場道の駅アグリステーションなぐら駐車場
宿泊設楽山荘に宿泊+地元ガイド付きホタル観賞プランあり
アクセス名古屋市内から車で約1時間20分(国道153号→257号) 📍地図
矢作川上流の名倉川沿いは知る人ぞ知る穴場。設楽山荘に泊まれば地元ガイドがベストポイントまで案内してくれます
  • 設楽山荘の「ホタル観賞プラン」は地元ガイド同行で確実にホタルに出会える
  • 道の駅アグリステーションなぐら周辺が観察しやすいポイント
  • 津具ほたるの里(車10分)とはしごも可能。一泊二晩で両方制覇がおすすめ

足助地区・香嵐渓周辺(豊田市)——紅葉の名所は初夏のホタル穴場

住所愛知県豊田市足助町(香嵐渓周辺の川沿い) 📍地図
ホタルの種類ゲンジボタル(6月中旬)・ヘイケボタル(7月〜)・ヒメボタル(7月〜)
見頃6月中旬〜7月(種類により異なる)
時間帯20:00〜21:30頃
駐車場香嵐渓公共駐車場を利用
宿泊料理宿「まる八」宿泊客向け無料ホタル観賞ツアーあり
アクセス東海環状道・豊田勘八ICから約20分/名古屋市内から約1時間 📍地図
紅葉で有名な香嵐渓は実はホタルの穴場。3種のホタルが時期をずらして出現し、6月〜7月まで長く楽しめます
  • 料理宿「まる八」に宿泊すると夕食後に無料でホタル観賞ツアーに案内してもらえる
  • 紅葉シーズンと違い、ホタル時期はほぼ混雑なし。静かに鑑賞できる穴場
  • 足助の古い町並み散策+夕食+ホタルで初夏の大人デートコースに最適

稲武地区(豊田市)——温泉+ホタルで初夏の夜を満喫

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住所愛知県豊田市稲武町(大井平公園周辺) 📍地図
ホタルの種類ゲンジボタル(天然)
見頃6月中旬〜下旬
時間帯20:00〜21:00頃
駐車場大井平公園駐車場(無料)
アクセス国道153号で豊田市街地から約1時間 📍地図
豊田市街地から約1時間の山間部。名倉川沿いでホタルが乱舞する光景は圧巻です
  • 大井平公園は紅葉の名所でもあり、初夏は新緑+ホタルのコントラストが美しい
  • 稲武温泉「どんぐりの湯」とセットで楽しめる。ホタル鑑賞後の温泉は最高
  • 設楽町方面へ抜ければ津具・名倉のホタルスポットも近い

相生山緑地(名古屋市天白区)——都市部で見られる貴重なヒメボタル

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住所愛知県名古屋市天白区天白町大字野並(相生山緑地オアシスの森) 📍地図
ホタルの種類ヒメボタル(天然・名古屋市内では貴重)
見頃5月下旬〜6月上旬
時間帯23:00〜深夜2:00頃(ヒメボタルは深夜に活動)
駐車場周辺にコインパーキングあり
アクセス地下鉄桜通線「相生山駅」から徒歩15分 📍地図
名古屋市内の住宅街に囲まれた緑地でヒメボタルが見られる全国的にも希少なスポット。深夜帯がピークです
  • 「相生口」から入ってすぐの竹林がメインの鑑賞・撮影スポット。散策路の中間地点も密度が高い
  • ヒメボタルは23時以降が本番。21時台に行っても見られないので注意
  • 梅林→竹林→雑木林とエリアごとに出現時期が微妙にずれる。SNSで当日の出現状況を確認してから行くと確実

名古屋城外堀(名古屋市中区)——都心のど真ん中で見るヒメボタル

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住所愛知県名古屋市中区本丸1-1(名古屋城外堀) 📍地図
ホタルの種類ヒメボタル(天然)
見頃4月末〜6月中旬(ピークは5月中旬〜下旬)
時間帯23:00〜翌3:00頃
駐車場周辺有料駐車場を利用
アクセス地下鉄名城線「市役所駅」から徒歩5分 📍地図
観察情報sotobori.amebaownd.com でシーズン中毎日頭数更新
都心のど真ん中、名古屋城のお堀でヒメボタルが見られるのは全国的にも極めて珍しい。公式サイトで毎日の出現数が確認できます
  • 本町橋〜愛知縣護國神社にかけてが最も観察しやすいベストポイント
  • 「名古屋城外堀のヒメボタル」公式サイトで当日の出現頭数をチェックしてから行くのが鉄則
  • 2026年4月に倒木あり。足元注意。深夜帯なので女性は複数人での訪問を推奨

愛知県のホタル鑑賞カレンダー

どの時期にどのスポットが見頃を迎えるか、一覧で把握しておくと計画が立てやすい。

スポット4月5月6月7月
名古屋城外堀下旬〜◎ピーク〜中旬
相生山緑地◎下旬上旬
平原ゲンジボタルの里ヒメ上旬〜◎ゲンジ上旬〜中旬クロマド
鳥川ホタルの里下旬〜◎中旬
小牧市ホタルの里◎上旬〜中旬ヘイケ
東栄町ホタルのさんぽ道◎中旬〜下旬
足助・香嵐渓◎中旬〜ヘイケ・ヒメ
稲武地区◎中旬〜下旬
津具ほたるの里中旬〜◎上旬
設楽町名倉地区中旬〜◎上旬

ポイント:4月下旬の名古屋城外堀から始まり、標高の高い津具・名倉が7月上旬まで続く。「見逃した!」と思っても、奥三河に行けばまだ間に合う。

ホタル撮影の基本テクニック(愛知県スポット向け)

スマホでは光跡を撮るのが難しいため、本格的に撮りたいなら以下の機材・設定を準備しよう。

三脚は必須——手持ちでは絶対に撮れない

ホタルの撮影は長時間露光が基本。どんなに手ぶれ補正が優秀なカメラでも、三脚なしでは光跡がブレる。軽量のトラベル三脚で十分。

カメラ設定の目安

  • ISO:800〜3200(ノイズとのバランスで調整)
  • 絞り:F2.8以下の明るいレンズが理想。F4でもISOを上げれば可能
  • シャッタースピード:15秒〜30秒。光跡を長く写したい場合はバルブ撮影で60秒以上
  • ピント:MFで無限遠より少し手前(木や建物にAF→MFに切り替えると楽)

ライトは赤色のみ——白色ライト厳禁

白色LEDはホタルの発光を抑制してしまう。足元を照らす際は赤いセロハンを貼ったライトを使うのが鉄則。スマホのライトもNG。

比較明合成で光跡を重ねる

1枚で大量のホタルを写すのは難しい。同じ構図で撮った複数枚を「比較明合成」(明るい部分だけ重ねる処理)すると、幻想的な写真に仕上がる。無料ソフト「StarStaX」やPhotoshopで可能。

まとめ

愛知県のホタル鑑賞は4月下旬〜7月上旬と意外に長い期間楽しめる。都市部の名古屋城外堀・相生山緑地から、奥三河の津具・名倉・東栄まで、環境も雰囲気も異なる10スポットを紹介した。

今年こそホタルを見たいなら、カレンダーで見頃を確認→平日夜を狙う→赤ライトを持参の3ステップだけ押さえれば、高確率で幻想的な光景に出会える。

愛知県以外のホタルスポット情報はこちらの記事にまとめている。

【2026年最新】ホタル鑑賞ガイド|全国のおすすめスポットまとめ

※当サイトの個人的見解です。各スポットの開催情報は変更になる場合があります。お出かけ前に公式サイトで最新情報をご確認ください。

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