長野県のホタルは、平地と高原で見頃が大きくずれます。辰野の「日本一のほたる祭り」でにぎわう初夏もあれば、標高1,650mの志賀高原で夏の盛りに舞う光もあり、同じ県内とは思えないほど幅があります。時期を外すと空振りになりかねません。

裏を返せば、長野は6月から8月まで全国屈指の長期間ホタルを楽しめる県です。標高差を味方にして予定を組めるため、一度逃しても別の場所で追いかけられるのが強みといえます。

この記事では、公式情報で確認できた8スポットを、見頃とアクセス、現地で押さえておきたいコツとあわせてまとめました。標高と時期の組み合わせで選べるよう整理しています。

① 辰野ほたる童謡公園・松尾峡(辰野町)

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住所長野県上伊那郡辰野町上平出1006-1(辰野ほたる童謡公園)
ホタルの種類ゲンジボタル(ピーク日に1万匹以上)
見頃6月上旬〜下旬(ピークは6月中旬)
2026年イベント第78回信州辰野ほたる祭り 6月5日(金)〜6月21日(日)
時間帯20:00〜21:00頃
駐車場臨時駐車場あり(祭り期間中有料)
アクセスJR飯田線「辰野駅」から徒歩15分/中央道・伊北ICから約10分 📍地図
「日本一のホタルの里」の看板は伊達じゃない。ピーク時には1万匹以上のゲンジボタルが乱舞する圧巻のスケール
  • 祭り期間の土日は超混雑。平日夜が狙い目で、ホタルの数は週末と変わらない
  • 月明かりの少ない蒸し暑い夜が大当たり。天候チェック必須
  • 商店街の屋台も楽しめるのは土日のみ

② 志賀高原・石の湯(山ノ内町)

住所長野県下高井郡山ノ内町志賀高原石の湯(岩倉沢沿い)
ホタルの種類ゲンジボタル(国の天然記念物・標高約1,650m)
見頃7月中旬〜8月中旬(日本一標高の高いゲンジボタル発生地)
時間帯20:00〜21:30頃
駐車場石の湯ロッジ付近駐車場
アクセス長野電鉄「湯田中駅」から車で約40分/上信越道・信州中野ICから約50分 📍地図
標高1,650m——日本一高い場所で飛ぶゲンジボタル。国の天然記念物に指定された貴重な生息地で、真夏の8月まで楽しめる
  • 平地のホタルが終わった7月中旬〜8月がシーズン。真夏のホタルは全国的に希少
  • 満天の星空+ホタルの光跡という写真が撮れる絶好のロケーション
  • 標高が高いので真夏でも夜は15℃以下になることも。防寒必須

③ 花見ほたるの里(池田町)

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住所長野県北安曇郡池田町花見(花見ほたるの里)
ホタルの種類ゲンジボタル(地域住民の保全活動で復活)
見頃6月下旬〜7月上旬(ピーク時1,000匹以上)
時間帯20:00〜21:30頃
駐車場あり(無料)
アクセス長野道・安曇野ICから車で約25分 📍地図
地元住民の水路整備と幼虫放流の努力で復活したゲンジボタル。ピーク時には1,000匹以上が水路周辺に乱舞する
  • 北アルプスの山並みを背景にホタルが飛ぶ絶景。安曇野エリアの宿泊と組み合わせるのがベスト
  • ストロボ・フラッシュ・ライト類は使用禁止。赤ライトのみ許可
  • 辰野(車約50分)とは時期がずれるのでスケジュール確認を

④ 青木湖・湖上ホタルツアー(大町市)

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住所長野県大町市平(青木湖)
ホタルの種類ゲンジボタル(7月)・ヘイケボタル(8月)
見頃7月〜8月
時間帯19:30〜21:00頃(ツアーにより異なる)
予約白馬ライオンアドベンチャー等のツアー会社で要予約
駐車場ツアー集合場所に駐車場あり
アクセスJR大糸線「簗場駅」から徒歩15分/長野道・安曇野ICから車で約50分 📍地図
湖上でボートに揺られながらホタルを鑑賞する全国唯一の体験。水面に映るホタルの光は二重の美しさ
  • ツアー会社の予約が必須。ハイシーズンは早めに埋まる
  • 湖上は陸より気温が低い。防寒着+レインウェア持参
  • カヌーツアーは体験としても最高。初心者OK

⑤ 押出川(上田市)

住所長野県上田市殿城(押出川沿い)
ホタルの種類ゲンジボタル
見頃6月中旬〜下旬
時間帯20:00〜21:00頃
駐車場周辺に駐車スペースあり
アクセス上田菅平ICから車で約15分 📍地図
上田市が地域ぐるみで「ホタルの故郷づくり」を推進。水路に沿って歩きながらホタルを観賞できるアットホームなスポット
  • 別所温泉(車15分)とセットで訪問すると信州の夜を満喫できる
  • 観光地化されていない穴場。地元の人と出会えることも
  • 春は花桃、夏はホタルと四季折々の風景が楽しめる

⑥ 天伯峡・ほたるの里(高森町)

住所長野県下伊那郡高森町山吹(天伯峡)
ホタルの種類ゲンジボタル・ヘイケボタル
見頃6月中旬〜7月上旬
時間帯20:00〜21:30頃
駐車場あり(無料)
アクセス中央道・松川ICから車で約10分 📍地図
伊那谷の清流沿いにゲンジ・ヘイケ両方が飛ぶ自然豊かなスポット。辰野に比べて知名度が低い分、静かに楽しめる
  • 辰野(車30分)の混雑が苦手な人におすすめの穴場
  • ゲンジ(6月)→ヘイケ(7月)と時期がずれるので長く楽しめる
  • 南信州の果物狩り(さくらんぼ等)と組み合わせると初夏の信州旅行に

⑦ 熊の湯・ほたる温泉(山ノ内町)

住所長野県下高井郡山ノ内町志賀高原熊の湯
ホタルの種類ゲンジボタル(天然)
見頃7月上旬〜8月上旬
時間帯20:00〜21:30頃
駐車場温泉旅館駐車場
アクセス長野電鉄「湯田中駅」から車で約30分 📍地図
温泉地の名前自体が「ほたる温泉」という徹底ぶり。宿の裏手の小川でホタルを見て、温泉で温まる最高の組み合わせ
  • 石の湯(車10分)と同じ志賀高原エリア。1泊で両方制覇可能
  • 温泉+ホタル+星空の三拍子。真夏でも涼しいので避暑にも
  • 冬はスキー場。夏のホタルシーズンは空いていて穴場

⑧ ほたるの里しだれ栗森林公園(辰野町)

住所長野県上伊那郡辰野町小野(しだれ栗森林公園)
ホタルの種類ヘイケボタル
見頃7月上旬〜中旬
時間帯20:00〜21:30頃
駐車場森林公園駐車場(無料)
アクセス中央道・伊北ICから車で約15分 📍地図
辰野町のもう一つのホタルスポット。松尾峡がゲンジなら、こちらはヘイケボタル。小さく儚い光が森の中に漂う
  • 松尾峡のゲンジ(6月)が終わった7月に訪れると、別の種のホタルに出会える
  • 森林公園なので虫除け対策をしっかりと
  • 天然記念物のしだれ栗も見られる。昼間の散策もおすすめ

長野県のホタル鑑賞カレンダー

スポット名6月上旬6月中旬6月下旬7月8月
辰野ほたる童謡公園
志賀高原・石の湯
花見ほたるの里
青木湖・湖上ツアー
押出川(上田市)
天伯峡(高森町)
熊の湯・ほたる温泉
しだれ栗森林公園

信州のホタル鑑賞の特徴と注意点

  • 標高差=気温差:志賀高原エリア(標高1,500m超)は真夏の夜でも10〜15℃。フリースやウインドブレーカーは必須装備。平地感覚で行くと確実に凍える
  • クマ出没エリアあり:志賀高原・青木湖周辺はツキノワグマの生息域。鈴やラジオを携帯し、単独行動は避ける。各自治体の出没情報を事前確認
  • 移動距離が長い:長野県は南北に広く、辰野(南信)から志賀高原(北信)まで車で2時間以上。1泊2日で南信+北信をセットにするか、エリアを絞って計画するのがおすすめ

まとめ

長野県は6月の辰野から始まり、7〜8月の志賀高原まで約3ヶ月間ホタルが楽しめる全国でも稀有な県。平地で見逃しても高原で取り返せるのが信州の強みだ。

他の都道府県のホタルスポットも含めた全国版はこちら:

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※当サイトの個人的見解です。各スポットの状況は天候・環境変化により異なります。お出かけ前に自治体・施設の最新情報をご確認ください。

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