滋賀県は琵琶湖に注ぐ清流が多く、全国でも有数のゲンジボタル生息地です。特に米原市の天野川は全国唯一の「特別天然記念物」指定地。この記事では公式情報で確認できた10スポットを、見頃・混雑回避のコツ・地元ならではの楽しみ方まで徹底紹介します。

①天野川・長岡のゲンジボタル(米原市)

住所滋賀県米原市長岡(天野川沿い)📍地図
ホタルの種類ゲンジボタル(天然・国の特別天然記念物)※全国唯一の「特別」天然記念物指定
見頃6月上旬〜中旬
時間帯20:00〜21:00頃(1回目の飛翔ピーク)
駐車場米原駅前・醒ヶ井駅前・近江長岡駅前の有料駐車場を利用
アクセスJR近江長岡駅から徒歩15分 📍地図
全国で唯一”特別”天然記念物に指定されたゲンジボタルの群生地。数百匹が天野川沿いを乱舞する光景は滋賀県随一の迫力です
  • ホタルは一晩に3回飛ぶ。1回目20:00〜21:00、2回目23:00前後、3回目深夜2:00前後。初心者は1回目を狙うのがベスト
  • 蒸し暑い夜・風のない夜がおすすめ。肌寒い日や風の強い日はほぼ飛ばない
  • 観賞地周辺は生活道路。路上駐車・私有地駐車は厳禁。駅前駐車場からのんびり歩いて向かおう

②守山ほたるパーク&ウォーク(守山市)

住所滋賀県守山市三宅町10(ほたるの森資料館・守山市民運動公園内)📍地図
ホタルの種類ゲンジボタル(天然)
見頃5月下旬〜6月上旬
2026年イベント第23回ほたるパーク&ウォーク 5月23日(土)〜30日(土)
時間帯19:30〜21:30頃
駐車場守山市民運動公園・ハズイタウン守山(無料・土日22時まで)
アクセスJR守山駅から徒歩またはほたるシャトルタクシー(100円) 📍地図
守山市は自治体を挙げてホタル保全に取り組む”ほたるの街”。イベント期間中はシャトルタクシーも運行し、アクセスが非常に便利です
  • シャトルタクシー運行日は5/23(土)・24(日)・30(土)のみ。18:30〜21:30、1乗車100円(小学生以下無料)
  • 散策コースは守山駅〜三津川河川公園〜目田川河川公園〜ほたるの森資料館。全行程歩ける健脚向けルート
  • ほたるの森資料館ではホタルの生態展示あり。子どもの自由研究ネタにも最適

③グリーンパーク山東(米原市)

住所滋賀県米原市池下80-1(グリーンパーク山東)📍地図
ホタルの種類ゲンジボタル
見頃5月下旬〜6月中旬(約2週間)
時間帯20:00〜21:00頃
駐車場施設駐車場(無料)
宿泊オートキャンプ(全18区画)・フリーサイト(約40張)・予約は3ヶ月前から
予約公式サイト greenpark-santo.com または電話 0749-55-3751
アクセス名神高速・米原ICから車で約15分 📍地図
キャンプ場に泊まりながらホタル鑑賞ができる家族向けスポット。伊吹山を眺めるロケーションも最高です
  • ホタルシーズンのキャンプ予約は3ヶ月前の時点で埋まりやすい。早めのWEB予約が確実
  • 宿泊すれば消灯後の静かな時間帯に、テントサイトから直接ホタルを見られる贅沢体験
  • 日帰りでもOK。天野川エリア(車15分)と組み合わせれば1晩で2スポット制覇可能

④河辺いきものの森(東近江市)

住所滋賀県東近江市建部北町531(河辺いきものの森)📍地図
ホタルの種類ゲンジボタル・ヘイケボタル
見頃6月上旬〜下旬
時間帯19:30〜21:00頃
駐車場あり(無料)
特徴自然観察指導員が常駐する環境学習施設
アクセス名神高速・八日市ICから車で約10分 📍地図
ゲンジとヘイケの両方が観察でき、自然観察指導員の解説付きで学べる。”見る”だけでなく”知る”ホタル体験ができます
  • 自然観察指導員に聞けばその日のベスト観察ポイントを教えてもらえる
  • 施設内の小川沿いが観察路。足元が整備されていて子連れ・ベビーカーでも安心
  • ゲンジ(6月上旬)とヘイケ(6月下旬)で2回楽しめる。ヘイケは小さく儚い光で趣が異なる

⑤能登川地区(東近江市)

住所滋賀県東近江市山路町2225(能登川博物館周辺)📍地図
ホタルの種類ゲンジボタル
見頃6月上旬〜中旬
時間帯20:00〜21:00頃
駐車場能登川博物館駐車場(無料)
2026年情報観察会開催予定あり(博物館に要確認)
アクセスJR能登川駅から車で約5分 📍地図
能登川博物館周辺の水路沿いでゲンジボタルが見られます。地元の保全活動が実を結び、毎年安定して飛翔が確認されています
  • 博物館の観察会に参加すると専門スタッフが解説してくれる。事前予約制の場合あり
  • 水路沿いの散策路は短め(15分程度で一周)。体力に自信がない方やお年寄りにも◎
  • 河辺いきものの森(車15分)とセットで回れる東近江ホタルコースがおすすめ

⑥じゅらくの里(湖南市)

住所滋賀県湖南市東寺4-4-1(じゅらくの里)📍地図
ホタルの種類ゲンジボタル
見頃6月上旬〜中旬
時間帯20:00〜21:00頃
駐車場施設駐車場(無料)
特徴温泉施設「十二坊温泉ゆらら」が隣接
ホタル鑑賞のあとに温泉で汗を流せる最高の組み合わせ。施設内の小川沿いにホタルが飛び交います
  • 十二坊温泉ゆらら(隣接)の営業は21:00まで。ホタル鑑賞前に温泉→20時からホタルの順がスムーズ
  • 施設全体がバリアフリー設計で車椅子でもホタル鑑賞エリアにアクセス可能
  • 2026年ホタル観賞会の詳細は湖南市公式サイトで5月頃に発表予定

⑦天の川ほたるまつり(米原市)

住所滋賀県米原市長岡(旧山東東小学校体育館横・天野川沿い)📍地図
ホタルの種類ゲンジボタル(天然・国の特別天然記念物)
見頃6月上旬〜中旬
2026年イベント第40回天の川ほたるまつり(米原市主催)
時間帯20:00〜21:30頃
駐車場臨時駐車場あり(イベント時)
備考①天野川と同じエリアだが、お祭りとして楽しみたい方向けに別途紹介
アクセスJR近江長岡駅から徒歩15分/名神高速・米原ICから車で約10分 📍地図
2026年で第40回を迎える歴史あるホタル祭り。屋台・ステージイベントもあり、お祭り気分でホタル鑑賞を楽しめます
  • 第40回記念で例年より充実したイベント内容が期待される。公式サイトで最新情報をチェック
  • まつり会場は混雑するが、少し上流に歩くと静かにホタルを楽しめるポイントがある
  • 天野川単独鑑賞(①)は静かに楽しみたい人向け、こちらは家族・カップルでワイワイ派向け

⑧愛東地区(東近江市)

住所滋賀県東近江市妹町(愛東支所・愛東図書館周辺の小川沿い)📍地図
ホタルの種類ゲンジボタル
見頃6月上旬〜中旬
時間帯20:00〜21:00頃
駐車場愛東支所駐車場(夜間利用可)
特徴観光地化されていない地元の穴場スポット
アクセス名神高速・八日市ICから車で約15分 📍地図
愛東図書館から奥野運動公園にかけての小川沿いにゲンジボタルが分布。観光客が少なく、静かにホタルを独り占めできる穴場です
  • 地元住民の保全活動で守られているスポット。騒がず静かに鑑賞するのがマナー
  • 奥野運動公園〜愛東交番間の小川沿いが最も密度が高いとされる
  • 河辺いきものの森・能登川と合わせて「東近江ホタル3スポット巡り」が1晩で可能

⑨米川(長浜市)

住所滋賀県長浜市元浜町周辺(米川沿い・大通寺付近)📍地図
ホタルの種類ゲンジボタル
見頃5月中旬〜6月中旬
時間帯20:00〜21:00頃(蒸し暑い夜がベスト)
駐車場長浜駅周辺の有料駐車場を利用
アクセスJR長浜駅から徒歩10分 📍地図
イベント「米川で蛍を愛でる会」(長浜市主催)
長浜の街中を流れる米川でホタルが見られるのは、住民の清掃活動が生んだ奇跡。黒壁スクエア観光のついでに立ち寄れる好立地です
  • 大通寺付近の米川沿いが定番の鑑賞ポイント。街灯があるため完全な暗闇にはならないが、その分足元は安全
  • 長浜の観光名所「黒壁スクエア」で夕食→徒歩でホタル鑑賞という贅沢なナイトプランが可能
  • 滋賀県内では最も早い5月中旬から見られることがある。シーズン初めの偵察に

⑩日野川沿い(日野町)

住所滋賀県蒲生郡日野町(日野川沿い)📍地図
ホタルの種類ゲンジボタル・ヘイケボタル
見頃6月上旬〜下旬
時間帯20:00〜21:00頃
駐車場日野川ダム駐車場など周辺施設を利用
特徴鈴鹿山脈の清流。地元保全活動により生息環境が維持されている
アクセス名神高速・八日市ICから車で約25分 📍地図
鈴鹿山脈・綿向山を源流とする日野川は水質が良く、ゲンジ・ヘイケの両方が自然繁殖。観光地化されていない本物の自然が残る場所です
  • 特定の「鑑賞施設」はなく、川沿いの集落付近で自然発生的に見られるスタイル
  • 近江牛の産地としても有名。日野町で近江牛ディナー+ホタル鑑賞のコースも一興
  • じゅらくの里(車25分)と組み合わせると南滋賀ホタルコースになる

滋賀県のホタル鑑賞カレンダー

各スポットの見頃を月別に整理しました。「行きたい時期」からスポットを選ぶ際の参考にしてください。

ホタルに出会える条件と鑑賞のコツ

  • 天候:蒸し暑く風のない夜がベスト。雨の日・風の強い日・気温15℃以下の日はほぼ飛ばない
  • 月齢:新月前後(月明かりが少ない夜)のほうがホタルの光が映える。満月の夜は光が目立ちにくい
  • 服装:長袖・長ズボン・虫除けスプレー必須。暗い場所を歩くのでスマホライト(足元のみ・ホタルに向けない)を用意
  • マナー:懐中電灯・フラッシュ撮影・大声は厳禁。ホタルは光と音に非常に敏感。静かに見守るのが最大のコツ

まとめ

滋賀県は全国唯一の特別天然記念物・天野川を筆頭に、キャンプ場・温泉・街中・穴場と多彩なホタル鑑賞スポットが揃っています。

5月中旬の米川(長浜)から6月下旬の日野川・河辺いきものの森まで、約1ヶ月半にわたって楽しめるのも滋賀県の強み。今年こそ、カレンダーを参考にベストタイミングで訪れてみてください。

全国のホタル鑑賞情報をまとめた親記事はこちら:
→ ホタル鑑賞ガイド2026|全国版まとめ

※当サイトの個人的見解です。ホタルの発生状況は天候・環境により年ごとに変動します。お出かけ前に各自治体・施設の最新情報をご確認ください。

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