釣りではタオルを何度も使う場面があるため、ホルダーを取り付けておくと素早く拭けて快適です。本記事ではタオルホルダーの選び方やおすすめモデル、使用上の注意点を簡潔にまとめています。ぜひ参考にしてみてください。
釣りに最適なタオルホルダーの選び方
取り付け方式と装着場所の確認
・バッグやベルトに装着する
・クーラーボックスに貼り付ける
・マグネット式で吊り下げる
タオルホルダーの取り付け方式は、クリップやベルト巻きつけタイプなどさまざまです。ベルトに通すタイプなら移動時にタオルが揺れにくく、クーラーボックスに貼り付ける方式ならすぐに手を拭きたい場面に便利です。釣行スタイルやバッグ形状に合わせて、最適な装着場所を選びましょう。
持ち運びが多い方は腰回り、おかっぱり中心ならクーラーボックスが便利です。自分が素早く手を拭ける位置を選ぶと快適です。
クリップやフックのホールド力
タオルホルダーによってはクリップ式やフック式があり、挟む力やフックの大きさに違いがあります。厚手タオルを扱うなら強いホールド力があるタイプがおすすめです。海風が強い堤防や磯場でも安心してタオルを保持でき、落とす心配を軽減します。
動きの激しい場面ではタオルが外れやすい場合もあります。余裕のあるサイズやラバー入りのフックを選ぶと安定します。
防錆・耐塩性のある素材
・ステンレス採用かどうか
・塩害に強いラバーや樹脂
・防食加工が施されているか
海釣りでは、塩分によるサビが生じやすいためステンレス製や防食加工された金属を選ぶと良いでしょう。樹脂パーツなら軽くてサビに強く、長く使えます。また、ラバー部分が劣化しにくいタイプを選ぶと、激しい環境下でも安定したホールド力を保ちやすいです。
海釣りはサビが発生しやすいのでステンレスや防錆加工タイプが最適です。淡水なら汚れが付着しにくい素材を選ぶと良いですよ。
ワンタッチでタオルの脱着ができるか
タオルを頻繁に使うエサ釣りやルアー釣りでは、ワンタッチで着脱が可能かどうかがポイントです。マグネットリリーサー式やラバー製ホルダーなら、濡れた手でもサッと取り外しができるためストレスフリーに使えます。操作が簡単なものを選ぶと快適です。
マグネットタイプや大きめクリップだと汚れていても外れやすいです。小さめホルダーはタオルが厚いと外しにくいこともあります。
大きめのタオルにも対応するサイズ感
冬場の防寒目的などで大きいタオルを持参する場合は、サイズ対応の幅がしっかりあるモデルを選びましょう。リングやクリップ部が小さいと、タオルが挟めないケースがあります。釣り用の厚手タオルを使う人は、十分なスペースがあるタオルホルダーかを必ず確認してください。
分厚いタオルを使う方はカラビナ連結タイプや大きめクリップ式がおすすめです。挟む力が弱いとずれ落ちる可能性があります。
装飾や突起が少ないシンプルなデザイン
装飾が多いタオルホルダーは釣り場で他の道具に引っかかりやすくなる可能性があります。シンプル設計ならバッグや衣類とも干渉が少なく、移動中のストレスを減らせます。見た目だけでなく、機能面や絡みにくさも考慮して選ぶと安心です。
カラーは好みで選んでOKです。性能自体は変わりませんが、目立ちやすい色は置き忘れ防止にも役立ちます。
【最強】釣りタオルホルダー12選
ダイワ CPハンガー 866880
ポチップ両面テープでクーラー側面に貼るだけ。タオルやハサミをワンタッチで吊せるミニハンガー。
ダイワ CPホルダーベルト
ポチップ幅75 mm までのバッグベルトに通して D-リングを増設。タオルやビニール袋を下げても揺れにくい。
ダイワ ネオベルト(B) ミニタオルホルダーセット
ポチップロッドベルトとシリコン製タオルホルダーを一体化。タックルとタオルを同じ場所へ固定できる。
がまかつ タオルホルダー GM1858
ポチップ本体ラバーの切れ目にタオルをギュッと押し込み固定。コンパクトでも落下しにくい設計。
シマノ マイクロファイバー カラビナタオル AC-038W
ポチップ三つ折りループをカラビナに通すだけ。20 × 33 cm の吸水タオルとホルダーが一体。
Across カラビナ付きシリコンタオルホルダー
ポチップシリコンリングにタオルを差し込む軽量モデル。ベルトループへワンタッチ装着。
TACKLE in JAPAN タオルリリーサー
ポチップ強力マグネットで着脱できる日本製リリーサー。渓流でもワンタッチでタオルを外せる。
Booms Fishing MRC マグネットリリーサー
ポチップ垂直耐荷重2 kg、カラビナ×2 付き。タオル以外にプライヤーも共用できる汎用リリーサー。
Goods Land GD-KARAMAG 強力マグネットリリーサー
ポチップロック機構入りで不意の落下を防止。タオル・鍵・ライトなど多用途に吊り下げ可能。
Mosasa マグネットリリーサー 耐荷重5 kg
ポチップニッケル合金シェル＋5 kg 磁力でしっかり保持。大型タオルや小物も安心して下げられる。
Sea Grip フィッシングタオル（カラビナ付き）
ポチップ魚つかみ用二重構造タオルとカラビナがセット。滑りやすい魚もがっちりグリップ。
ESFUERZO 釣り魚つかみタオル（カラビナ付き）
ポチップ袋状タオルに手を入れて魚をつかみ、そのままカラビナで腰掛けできる実践派モデル。
【使用時の注意点】
タオルの濡れや臭いを定期的にケア
水辺での釣りではタオルが濡れやすく、放置すると雑菌が繁殖して嫌な臭いが発生します。特に雨天時や波しぶきがかかる環境では一気に汚れが広がりやすいです。こまめに海水や汚れを洗い流し、予備タオルを用意して交換するなど、衛生的に使えるよう心掛けましょう。
雑菌が繁殖して悪臭の原因になります。こまめに洗うか乾かしておくとタオルを清潔に保てます。
仕掛けやルアーとの絡みに注意
船や堤防などで大きくキャストする際、タオルホルダーがロッド付近にあるとラインや仕掛けと絡むことがあります。特に多段フックのルアーを使用する場合は、タオルが引っ掛かるリスクも増加しがちです。タオルホルダーの位置を工夫し、仕掛けやルアーの動線と干渉しないよう意識しましょう。
ロッド操作の邪魔になるとトラブルの原因です。装着位置を変えるか、小型タイプを選ぶのがおすすめです。
着脱時や移動時の落下・紛失リスク
歩き回ることが多い釣りでは、タオルを頻繁に着脱するときにうっかり落としてしまう場合があります。マグネットリリーサーを使っている場合は結合が不十分だと外れてしまうことも。移動中はタオルがきちんと装着されているか、こまめに確認して紛失を防ぎましょう。
マグネット部分を砂や塩で汚さないようにし、定期的に拭き取っておきましょう。クリップ式なら挟み込みをしっかり確認してください。
記事のまとめ
- タオルホルダーは装着方法が多彩
- 強力なクリップやフックだと落下しにくい
- 防錆素材なら海でも長持ち
- ワンタッチで取り外せるモデルが便利
- 厚手の大判タオルにも対応可能
- シンプル形状は絡みが少ない
- 衛生面も考えこまめに洗う
- 装着位置次第でトラブルを防止
釣りに最適なタオルホルダーは、使用シーンや持ち物に合わせて選ぶことで快適性が大幅にアップします。落下リスクを下げつつ、清潔な状態でタオルを使いこなし、釣りライフをよりスムーズに楽しんでみてください。
