フカセ釣りバッカンは、コマセを混ぜたり道具をまとめて持ち運ぶのに便利な必需品です。本記事では、サイズや材質、付属機能など選ぶ際に押さえておきたいポイントと、おすすめアイテムをわかりやすくご紹介します。
- フカセ釣りバッカンの選び方
- おすすめのフカセ釣りバッカン12選
- ダイワ(DAIWA) イソバッカン H33/H36/H40/S36/S40/S45 各種 (2023年モデル)
- シマノ(SHIMANO) バッカンEV BK-016Q グレー 40cm
- タカ産業 フタ付EVAバッカン 33cm 730-角
- GaUmiME 釣りバッカン タックルバッカン バッカン
- SANLIKE バッカン バケツ 水汲みバケツ 容量25L/39L 40cm 50cm EVA素材
- 【軽量、大容量】Neer バッカン タックルボックス ロッドホルダー付き 水汲みバケツ付き タックルバッグ EVA バケツ
- シマノ(SHIMANO) 水汲み バッカン EX (ハードタイプ) BK-114R
- mazume バッカン MZBK-835、MZBK-836
- TURELAX バッカン 釣り バケツ 折りたたみ式 40cm
- ウェブギア(Wave Gear) EVAスーパーバッカン 40cm
- ダイワ(DAIWA) エサバッカン SL/S/M/MW
- 使用時の注意点
フカセ釣りバッカンの選び方

容量・サイズの選択

・大は小を兼ねる
・40cm前後が扱いやすい
・35cmなら軽量で初心者向き
フカセ釣り用バッカンは、底でマキエを混ぜる際にも40cm前後が人気です。小さめの35cmでも取り回しは良いですが、広めの容量だと海水や配合エサなどを混ぜやすくなります。大きさに迷う場合は40cm前後を選ぶとよいでしょう。
オキアミや配合エサを混ぜる場合は40cm前後を選ぶ人が多いです。35cmは軽さが魅力ですが、マキエ量が増える釣りでは40cmが扱いやすいでしょう。
材質と耐久性

フカセ釣りバッカンは主にEVA素材が採用されます。ハードタイプはしっかり自立し、底の強度が高いものも多いです。一方で折りたたみ可能なソフトタイプは持ち運びやすく省スペースですが、岩場で擦れたり負荷が大きい釣りにはやや弱めです。
底面強化タイプのハードバッカンや、底にスベリ止めがあるモデルを選ぶと安心です。擦れや衝撃に強く、穴あきリスクを減らせます。
持ち運びのしやすさ(ハンドル・ショルダー)

・握りやすいハンドル形状
・ショルダーベルト付きだと両手が空く
・ロック機能があると運搬ラク
バッカンの重量はコマセや水が加わると10kgを超えることもあります。丈夫なハンドルやショルダーベルトがあれば持ち運びもスムーズです。ハンドルがロック機能付きなら手が痛くなりにくく、移動距離が長い磯場や堤防でも負担を減らせます。
短い距離ならハンドルだけでもOKですが、磯歩きや荷物が多い場合はショルダーベルト付が便利。両手を使えるので安全性も高まります。
フタの有無と開閉方式
フカセ釣りはマキエを大量に使うため、バッカン内が湿りがちです。フタ付きなら急な風雨にも対応でき、散らかりにくいのがメリット。一方、フタなしバッカンは作業効率は高いですが、汚れやすさと臭い対策が必要です。半開きやスナップ留めがあるタイプは便利です。
完全密閉ではないものの、フタがあると魚臭さが外に広がりにくくなります。移動時の飛び散りも抑えられます。
洗浄のしやすさと排水性
フカセ釣りバッカンはマキエのヌメリが付くため、お手入れしやすい形状が望ましいです。底面がフラットだったり鏡面加工が施されているモデルはスポンジ洗いだけでも楽に落とせます。排水孔や水抜き口があれば後片づけの手間を減らせます。
海水やエサの付着を放置すると臭いやカビの原因になります。釣りのあとはできるだけ早く真水で洗い流しましょう。
付属機能とアクセサリの有無
フカセ釣りではタオル掛けやロッドホルダーが付いていると快適に釣りができます。ポケットや名札スペースなど細部の機能も役立ちます。アクセサリ類が必要かどうかは釣行スタイル次第ですので、自分の釣りに合わせてカスタマイズ可能なバッカンを選ぶとストレスを軽減できます。
竿やタモの一時置き場が増えることで、仕掛け交換などの手間が省けます。荷物が多い方ほどホルダー数に余裕があると助かります。
おすすめのフカセ釣りバッカン12選
ダイワ(DAIWA) イソバッカン H33/H36/H40/S36/S40/S45 各種 (2023年モデル)

マキエ用にも道具収納にも使いやすい定番モデル。底面が補強されており、岩場でも安心して置けるのが魅力です。大型ファスナー採用で塩ガミしにくく、日常のお手入れもスムーズに行えます。
シマノ(SHIMANO) バッカンEV BK-016Q グレー 40cm

シマノ独自のガチッとハンドルが特徴のハードバッカン。合体ハンドルで握りやすく、短時間での移動も苦になりません。ファスナーも大きめで、磯や防波堤での使用でもストレスなく開閉できます。
タカ産業 フタ付EVAバッカン 33cm 730-角

セミハード素材で自立しつつ、比較的軽量設計。フタ付きなので匂いや汚れを最小限に抑えやすいです。ファスナー開閉がスムーズで、初めてのフカセ釣りにもおすすめの手頃価格アイテムです。
GaUmiME 釣りバッカン タックルバッカン バッカン

ハードEVA素材と一体ハンドルで剛性を保ちながら、内部は洗いやすい作り。ロッドホルダーなどの付属アクセサリもあり、フカセ釣りの道具をまとめて収納できます。耐久性を重視する方に適しています。
SANLIKE バッカン バケツ 水汲みバケツ 容量25L/39L 40cm 50cm EVA素材

持ち運びしやすいロープバケツ付きで、磯や堤防での水汲みが便利。25Lと39Lなど容量違いがあるため、コンパクトさか大容量かを選びやすいのが特徴です。丈夫な素材で安定感も良好です。
【軽量、大容量】Neer バッカン タックルボックス ロッドホルダー付き 水汲みバケツ付き タックルバッグ EVA バケツ

ロッドホルダーを複数装備し、水汲みバケツもセット。スマートに収納できるので、エサや小物をまとめて運ぶ際にも活躍します。持ち運びも軽量で、小型車でも場所を取りにくい設計です。
シマノ(SHIMANO) 水汲み バッカン EX (ハードタイプ) BK-114R

シマノのミドルクラスモデルで、ガチッとハンドル機構を標準搭載。底面の強度と滑り止め形状がポイントです。磯での使用も安心でき、多少の汚れなら簡単に洗い流せる鏡面加工を採用しています。
mazume バッカン MZBK-835、MZBK-836

ルアーゲームでも使いやすいmazumeのバッカン。上部にはメッシュポケットを配置し、フタのバタつきを抑えつつ通気も確保。ハードタイプなので自立性が高く、撒き餌にも道具収納にも便利です。
TURELAX バッカン 釣り バケツ 折りたたみ式 40cm

不要時には薄く折りたため、収納スペースを最小限に抑えられます。釣行回数が限られる方や、車の荷室が狭い方に好都合。EVA素材は汚れに強く、清潔を保ちやすい構造になっています。
ウェブギア(Wave Gear) EVAスーパーバッカン 40cm

しっかりとした厚みのEVA素材で、フカセ釣りのマキエを安定して混ぜられます。塩ガミに強いファスナーを採用し、フタも完全に開きやすい仕様。コストパフォーマンスを求める方にもおすすめ。
ダイワ(DAIWA) エサバッカン SL/S/M/MW

コマセを混ぜる用や魚を活かす用など、様々なサイズ展開が魅力。底面は丸みを帯びているモデルもあり、マキエの取りこぼしを軽減。扱いやすい設計と安定感のバランスが人気です。
使用時の注意点

マキエを扱うときの注意
フカセ釣りバッカンにマキエを詰める際は、重量バランスに気を配りましょう。特にハンドルを使って持ち上げるとき、片側だけに偏ると運搬中にこぼれやすくなります。常にバッカン全体に均一にエサを広げ、フタ付きなら適度に閉めておくことで、においやこぼれが周囲に広がりにくくなります。
最初にエサをほぐしてから海水を少しずつ加え、全体を均等に混ぜるとバランスが崩れにくいです。定期的に柄杓で広げるのもポイントです。
持ち運び時の安全管理
荷物が多くなりがちな磯のフカセ釣りでは、転倒や落下に注意が必要です。バッカンは肩掛けやロック機能付きのハンドルを活用し、片手をできるだけ空けるようにしましょう。足場が湿っていると滑りやすいため、滑り止めの付いたバッカンは安全面でもメリットが大きいです。
急勾配の磯ではハンドルに持ち替えるなど臨機応変に対応しましょう。両手が必要な場面ではバッカンを一旦置いて慎重に移動すると安心です。
海水や汚れの処理方法
フカセ釣り後はコマセ汚れを素早く落とすと、次回も清潔に使えます。まず海水を捨て、付着したエサはスポンジでこすり落としてから真水をかけると臭いが残りにくいです。排水孔があるバッカンなら、そこから海水を抜きながら注ぎ洗いでき、時短にもつながります。
水を抜ききれずに車内でこぼれると、悪臭の原因になるケースがあります。フタがあっても漏れない保証はないので、できれば海水は抜くのがおすすめです。
記事のまとめ

- サイズは40cm前後が定番
- ハードタイプなら岩場でも安心
- ショルダー付なら両手が空く
- フタ付きで散らかり防止
- 排水孔ありで掃除が楽
- 名札スペースがあると便利
- ロッドホルダーは作業効率UP
- タオル掛けも快適釣行に役立つ
フカセ釣りバッカンは実用性だけでなく、好みのデザインを選ぶ楽しさもあります。ぜひ自分の釣りスタイルに合ったバッカンを見つけて、快適なフカセ釣りを楽しんでみてください。