シーバスが冬季にボトム付近でハゼを積極的に捕食する「ハゼパターン」は、厳寒期でも釣果が期待できる魅力的な釣り方です。
この記事では、ハゼパターンが有効な時期や狙いどころのポイント、そしておすすめのルアーを解説します。
ボトムを丁寧に探ることで、寒い季節でも大型シーバスを攻略しましょう。
ハゼパターン攻略方法
ハゼパターンとは?
- ハゼパターン:ハゼを主な捕食対象としている状況
- 狙うべき場所:汽水域の砂泥底の河川や河口付近
- 釣り方のポイント:ボトムを意識したスローなリトリーブやリフト&フォール
ハゼパターンは、シーバスが他のベイトフィッシュが少なくなる冬季に、ボトム付近に生息するハゼを積極的に捕食する状況を指します。
この時期、シーバスの活性が低いため、ボトムを丁寧に探る釣り方が効果的です。特に、砂泥底の河川や河口付近が狙い目となります
シーバスは季節やベイトの種類によって攻略法が大きく異なります。ハゼパターンもその一つですが、他にもさまざまなパターンがあります。詳しくは「シーバス9大パターン」のページでチェックしてみてください。
ハゼパターンが有効な時期
- 主な時期:冬季(特に2月~3月)
- 理由:他のベイトフィッシュが減少し、シーバスがハゼを主な捕食対象とするため
- 地域差:一部地域では1月から6月末まで有効な場合もあり
- 注意点:地域や環境によって有効な時期が異なるため、現地の情報を確認することが重要
ハゼパターンは、冬季に他のベイトフィッシュが減少することで、シーバスがハゼを主な捕食対象とする状況を指します。
特に2月から3月にかけて有効とされていますが、地域や環境によっては1月から6月末まで効果的な場合もあります。
ハゼの生息場所とシーバスの狙い方
ハゼは一年を通じて生息場所を大きく変えないため、シーバスもその習性を利用してハゼを捕食します。
特に、夜間や早朝に活動が活発になるため、これらの時間帯にボトム付近を丁寧に探ることで、シーバスのヒット率が向上します。
- ハゼの生息場所
- 河川の下流部や河口の浅い水域の底
- 砂底や泥底を好み、障害物が混じる場所に多く生息
- 流れが緩やかな場所を好む
- シーバスの狙い方
- ボトムを意識したスローなリトリーブ
- リフト&フォールでハゼの動きを模倣
- 根掛かりを避けるため、感度の高いPEラインを使用
- 河口付近や汽水域の砂泥底を重点的に狙う
日中のハゼパターン攻略のコツ
- ボトムを丁寧に探る
- スローなリトリーブ
- 日陰やストラクチャーを狙う
- 小型のルアーを使用
日中はシーバスの活性が低下しやすいため、より繊細なアプローチが求められます。
特に、ボトム付近をゆっくり探ることで、ハゼを捕食するシーバスに効果的にアピールできます。
夜のハゼパターン攻略のコツ
夜間はシーバスの活性が上がる時間帯ですが、ハゼも活動的になるため、ボトム付近での釣りが効果的です。
また、夜間は視認性が低下するため、ルアーのカラーやアクションでアピール力を高めることも重要です。
ハゼパターンアクションのコツ
- ボトムトレース
- リフト&フォール
- スローリトリーブ
ハゼパターンでは、シーバスがボトム付近のハゼを捕食するため、底を丁寧に探る釣り方が求められます。
特に、リフト&フォールやスローリトリーブでハゼの動きを再現することが効果的です。また、根掛かりを避けるために、感度の高いラインや適切なルアー選びも重要です。
ルアー選びのポイント:種類・サイズ・カラー
ハゼパターン攻略には、適切なルアー選びが重要です。以下の表で種類、サイズ、カラーを確認しましょう。
種類 | サイズ | カラー | 特徴 |
---|---|---|---|
バイブレーション | 70mm〜90mm | ナチュラルカラー(イワシ、キビナゴなど) | ボトムを意識した釣りに最適で、遠投性能が高い。 |
シンキングペンシル | 65mm〜85mm | クリアカラー、暗めのナチュラルカラー | スローなリトリーブで自然な動きを再現しやすい。 |
ジグヘッド+ワーム | 3インチ〜4インチ | チャート系、ホワイト系 | 根掛かりに強く、狭いポイントの攻略に向いている。 |
鉄板系バイブレーション | 20g〜30g | メタリックカラー(シルバー、ゴールド) | 深場攻略に適し、リアクションバイトを誘発しやすい。 |
ルアーごとの特徴を活かし、ハゼパターンでの釣果を向上させましょう。この表を元に適切な選択をしてください。
ハゼパターンおすすめルアー10選
シリテンバイブ 73
シリコン製ボディでリアルな動きを再現し、スレたシーバスにも効果的なバイブレーションルアーです。
レンジバイブ 70ES
飛距離とアクション性に優れ、ただ巻きやリフト&フォールで多彩な誘いが可能な定番バイブレーションです。
鉄PAN Vib 26g
遠投性能が高く、ボトム攻略に適した鉄板系バイブレーションで、コスパも優れています。
ミドルアッパー 3.5インチ
柔軟なボディでショートバイトにも対応し、汎用性の高いワームでハゼパターンにも最適です。
シリテン シンペン65
シリコンボディのシンキングペンシルで、飛距離とナチュラルなアクションが特徴です。
エコギア パワーシャッド 4インチ
リアルな魚体フォルムと強い波動で、シーバスの捕食本能を刺激するシャッドテールワームです。
コアマン VJ-16
バイブレーションジグヘッドとワームの組み合わせで、ボトムから中層まで幅広く探れる万能ルアーです。
マーズ R-32
独自のリブ形状とテールデザインで、ナチュラルな泳ぎを実現したシーバス用ワームです。
ジャクソン アスリート 9S
ダイワ モアザン リアルスティール 18g
リアルなベイトフィッシュ形状と高い飛距離性能を持つ、鉄板系バイブレーションです。
記事のまとめ
ハゼパターンを極めると、厳しい時期でもシーバスの釣果を伸ばせます。ぜひ他のパターンも学んで、さらに釣りの幅を広げてみましょう。詳しくは「シーバス9大パターン」を参考にしてください。
- ハゼパターンの概要と、冬季にシーバスがボトムを意識している理由
- 日中と夜間での攻略法の違いと、具体的なアプローチ方法
- リフト&フォールやスローリトリーブなどのアクションのコツ
- バイブレーションやシンキングペンシル、ジグヘッド+ワームなどのルアー選び
- 感度重視のラインセッティングと根掛かり対策
- おすすめルアー10選と入手困難ルアーの特徴