これからショアジギングを始めよう‼︎と、意気込むのは簡単なのですが安心して青物とやりとりができるよう最適なショックリーダーの選び方とおすすめ商品を紹介します‼︎
耐摩耗性が求められる場面にはフロロカーボン、柔軟性が必要ならナイロンを選ぶのがベストです‼︎
目的に応じたリーダーを選んで、ラインブレイクを防ぎましょう‼︎
【青物】ショックリーダーの選び方
- 耐摩耗性が求められる場面ではフロロカーボン
- 柔軟性が必要な場面ではナイロン
ショックリーダーの役割と重要性
ショックリーダーは、PEラインをメインラインに使用する際に、摩耗や衝撃からラインを守るために欠かせない役割を果たします。
PEラインは非常に強力ですが、摩耗や切断に弱いため、ショックリーダーで補強する必要があります。
特に根ズレや魚の鋭い歯によるラインブレイクを防ぐために、ショックリーダーを挟むことが重要です。
フロロカーボンとナイロンの違い
ショックリーダーの素材には主にフロロカーボンとナイロンがあります。フロロカーボンは耐摩耗性に優れ、根ズレに強いため、障害物の多い場所での使用に適しています。
また、フロロカーボンは沈みやすく、水中で目立ちにくいため、魚に気付かれにくいのも特徴です。一方、ナイロンは柔軟性が高く、伸縮性に優れているため、魚の引きを吸収しやすくなっています。
そのため、大物の強い引きをいなすことができるので、サバやヒラマサなどの青物を狙う際に適しています。
ただし、ナイロンはフロロカーボンに比べて耐摩耗性が劣るため、根ズレに弱いというデメリットもあります。
ショックリーダーの太さの基準と選び方
PEライン号数 | 最大lb数 | 選ぶリーダーのLB | 選ぶリーダーの号数 |
---|---|---|---|
0.6号 | 13.9lb | 12lb前後 | 3号前後 |
0.8号 | 18.3lb | 16lb前後 | 4号前後 |
1号 | 25lb | 20lb前後 | 5号前後 |
1.2号 | 27lb | 25lb前後 | 7号前後 |
1.5号 | 31.7lb | 30lb前後 | 8号前後 |
2号 | 45lb | 40lb前後 | 10号前後 |
2.5号 | 40lb | 40lb前後 | 10号前後 |
3号 | 55lb | 50lb前後 | 14号前後 |
4号 | 70lb | 60lb前後 | 16号前後 |
5号 | 88lb | 80lb前後 | 22号前後 |
ショックリーダーの太さは、PEラインの強度の4~5倍を目安に選ぶのが一般的です。例えば、PEラインが1号であれば、リーダーは4~5号が適切です。
これにより、ラインシステム全体のバランスが保たれ、ラインブレイクのリスクを減らすことができます。
デメリットと注意点
- 飛距離が若干短くなる
- 強度が低下する
- ラインブレイクのリスク
ショックリーダーには多くのメリットがありますが、デメリットもいくつか存在します。まず、リーダーを使用することでキャスト時の飛距離が若干短くなることがあります。
また、リーダーとPEラインの結束部分が弱点となり、強度が低下する可能性もあるため、適切な結び方を習得する必要があります。
さらに、リーダーの素材や太さを誤って選んでしまうと、逆にラインブレイクのリスクを高めてしまうこともあるため、注意が必要です。
結び方のポイントとおすすめノット
ショックリーダーを効果的に使用するためには、適切なノット(結び方)を選ぶことが重要です。最も一般的で強度の高い結び方として、FGノットが挙げられます。
FGノットは、PEラインとショックリーダーをしっかりと結束でき、強度を保つことができるため、多くの釣り人に支持されています。
青物と戦うショックリーダーおすすめ
ダイワ(DAIWA) ナイロンライン ソルティガリーダー タイプN 50lb/50m クリア
特にライントラブル軽減と操作性を重視した設計で、フロロカーボンよりも巻き癖がつきにくいのが特徴です。
適度な伸縮性によりショックを吸収し、強力なテンヤゲームにも対応可能です。50lbの強度を持ち、全長50mのクリアカラーで、多くの釣りシーンで活躍します。
シマノ(SHIMANO) ショックリーダー オシア EX フロロカーボン CL-O36L
外装が柔らかく、コアが硬い二重構造により、ノットの弱点を改善し、耐久性を向上させています。全長50m、50lbの強度を持つこのリーダーは、クリアカラーで、視認性を低く保ちながら、信頼性の高いリーダーシステムを構築できます。
シーガー(Seaguar) フロロショックリーダー
高い透明度を持ち、水中での視認性を低く抑えつつ、優れた結束強度を発揮します。15mから30mの様々なサイズがあり、用途に応じた選択が可能。軽量で持ち運びやすく、PEラインとの相性も抜群です。
VARIVAS(バリバス) ショックリーダー VEP ナイロン 50m
特にシーバスゲームやライトジギングに最適で、20倍の耐摩耗性能を誇るVEP製法により、信頼性の高い釣りをサポートします。50mの長さで、さまざまな釣りスタイルに対応可能。
VARIVAS(バリバス) ショックリーダー フロロカーボン 30m
フロロカーボンの特性により、ルアーの操作性が向上し、魚の歯や障害物との接触によるダメージにも強く、長時間の使用でも信頼性を保ちます。
サンライン(SUNLINE) ソルティメイト システムショックリーダーFC
このリーダーは、特にジグやルアーのアクションを的確に伝え、フッキングパワーを最大限に引き出すことができるように設計されています。
しなやかで粘り強い糸質は、過激なショックを吸収しつつ、ノットの完成度を高める特性を持っています。
記事のまとめ
- ショックリーダーはラインブレイクを防ぐ重要な道具。
- フロロカーボンとナイロンは用途に応じて選ぶのがポイント。
- フロロカーボン: 耐摩耗性が高く根ズレに強い。沈みやすく水中で目立ちにくい。
- ナイロン: 柔軟性と伸縮性に優れ、大物の引きを吸収しやすい。
- ショックリーダーの太さは、PEラインの強度の4~5倍を目安に選ぶ。
- メリット: ライン保護、耐久性向上。
- デメリット: 飛距離低下、結束部の強度低下のリスク。
- FGノットが結束の強度を保つ結び方として最適。
- おすすめショックリーダー6選:
- ダイワ ソルティガリーダー タイプN
- シマノ オシア EX フロロカーボン
- シーガー フロロショックリーダー
- VARIVAS VEP ナイロン
- VARIVAS フロロカーボン
- サンライン ソルティメイト システムショックリーダーFC