穴釣りで効率的に根魚を狙うなら、ワーム選びと使い方がポイントです。ここでは、穴釣りおすすめワームや選び方・活用法を詳しく解説します。
- 穴釣りワームの選び方
- 穴釣りワームの使い方
- 穴釣りおすすめワーム12選
- エコギア(Ecogear) ワーム バグアンツ
- エコギア(Ecogear) ワーム カサゴ職人 バグアンツ 2インチ
- マルキュー(MARUKYU) パワークラブ(L) 茶ガニ
- マルキュー(MARUKYU) パワーイソメ
- バークレイ(Berkley) ガルプ! SW パルスワーム
- バークレイ(Berkley) ガルプ! SWサンドワーム 2インチ
- イッセイ海太郎(Issei Umitaro) ワーム スパテラ
- エコギア(Ecogear) ルアー アジ職人 ソフトサンスン 3インチ
- JACKALL(ジャッカル) ワーム チャンクロー クロダイ 2.8インチ
- JACKALL(ジャッカル) ワーム デカキビナ~ゴ 2.5インチ
- エコギア(Ecogear) ワーム 熟成アクア バグアンツ
- FIVE STAR 脱皮したてのカニ 蟹ワーム
- 使用時の注意点
穴釣りワームの選び方

ワーム選びの基本

・フォール動作を重視
・素材の耐久面重視
・小型魚も狙いやすい
まずは穴釣りをイメージしたワーム選びが大切です。フォール時の動きがしっかり伝わるタイプや、素材が丈夫なモデルを選べば根掛かりリスクが高い環境でも安心できます。また小型魚のバイトにも対応するサイズを選んでおけば、反応が渋いときでも思わぬ好釣果が得られるでしょう。
色によるアピールは大切です。暗い穴を狙う場合は派手めな色やラメ入りを使うと根魚への訴求力が高まります。
視覚と波動を意識

根魚は視覚に頼るだけでなく振動にも反応するため、ワームの爪や触手などが生む波動は非常に重要です。カサゴやハタなどはフォール時の小さな動きに思わずバイトすることが多いので、海底付近で弱々しく動くよう工夫すると釣果を伸ばせます。
適度に水を受ける形状ならフォール中もしっかり動きます。流れのあるテトラ帯でも存在感を出せます。
根掛かり対策

・短めロッド運用
・根掛かりの回避策
・小刻み誘い動作
穴釣りは障害物との距離が近いため、短めのロッドを使った機動力が求められます。また穴釣りは根掛かりの多発が付きものなので、オフセットフックなど根掛かり回避性能が高いリグがおすすめです。狭いスペースで繊細かつ小刻みなアクションが魚を刺激して効果を発揮します。
フックをオフセットにしたり、シンカーウェイトを軽く調整するのがおすすめです。動かし方も最小限に抑えましょう。
サイズのバリエーションを揃える
魚がスレている時期や大型を狙いたいときなど、ワームのサイズで誘い方も変わります。たとえば小さなベイトを意識するなら2インチ前後で警戒心を減らし、大型根魚が潜むポイントでは3インチ以上を落とすとヒット率が上がるでしょう。
反応が薄い時や潮流が変化した時が目安です。小さくしたり大きくしたりしてバイトを誘いましょう。
カラーチョイスのコツ
明るい昼間や透明度の高い場所では、反射光が強いラメ入りカラーが広範囲にアピールします。一方、夕マヅメやテトラの奥など暗所を攻める際は、グロー系のワームが発光して存在感を示します。数種類を常備しておくと状況に応じた色選びが可能です。
チャート系やピンク系が定番人気です。海の状況に合わせてクリアやグロー色も用意するとさらに安心です。
穴釣りワームの使い方

基本アクションを覚える
・底付近を集中探索
・テンションフォール活用
・一定リズムで誘う
穴釣りではワームを底付近に落として反応を探るのが基本です。あえてテンションをかけながらフォールさせると細かい振動を伝えやすく、根魚に気づいてもらいやすくなります。慣れてきたら着底後も小刻みにロッドを動かし、一定のリズムで誘いを入れると効果的です。
反応が悪くても数回アプローチする価値はあります。根魚が隠れていると、しつこい誘いで食いつくことがあります。
根掛かり対策をした仕掛けを使う
障害物のすき間を探る穴釣りでは、フックの先端をワームに隠すオフセットフックが根掛かりを減らす秘訣です。ジグヘッドを使う場合でも、軽めのウェイトを選ぶと底を舐めるように攻められます。柔軟にリグを変更することでロストを防ぎながら効率よく探ることが可能です。
潮流や水深次第で判断します。深い場所や流れが速いなら少し重め、浅場や流れが弱ければ軽めが理想です。
ステイを活かす
・中層で止める工夫
・誘いすぎに注意
・弱々しい演出
根魚はフォールで興味を示しても、すぐには飛びつかないことがあります。そんな時こそ穴釣りでもステイを活かすのがコツです。一度着底させてからロッドを小さく煽り、数秒止めて食わせの間を与えましょう。必要以上に大きく動かさず、弱ったエサを演出すると効果的です。
やや張りを残すテンションフォールが理想です。ラインスラックが多いとアタリを感じにくくなります。
巻き取りでも誘う
穴釣りは底のイメージが強いですが、実は中層をゆっくり泳がせる巻き取りアクションでもカサゴやソイを釣ることができます。着底後、ゆっくりとハンドルを回してステイを織り交ぜながら巻いてみましょう。思わぬ良型に遭遇できる可能性があります。
急に重くなる、もしくは「コンッ」と手元に伝わります。早めに合わせて根に潜られないようにしましょう。
短時間でのランガン術
釣果を伸ばしたいなら、一つの穴に固執せず、多くのポイントを効率的に回るランガンスタイルがおすすめです。根魚はその穴にいるかいないかが明確なため、手早く見切りをつけて次の穴を探せば短時間でも数を稼げます。場所替えが最大の攻略要素です。
水深がある穴や、テトラの外海側などは大型の可能性あり。そういった場所なら少し粘る価値があります。
穴釣りおすすめワーム12選
エコギア(Ecogear) ワーム バグアンツ

カサゴやハタなど甲殻類を好む根魚に効く定番ワーム。多彩なパーツが微波動を生み出す。
エコギア(Ecogear) ワーム カサゴ職人 バグアンツ 2インチ

コンパクトサイズの甲殻フォルムで穴に潜む根魚を狙撃。小さめボディが食い渋りにも強い。
マルキュー(MARUKYU) パワークラブ(L) 茶ガニ

自然なカニ形状と強力な匂い成分で根魚を誘引。落とし込みや穴釣りに絶大な効果を発揮。
マルキュー(MARUKYU) パワーイソメ

本物そっくりの味と匂いで喰い込み抜群。短くカットして穴釣りに使えば根魚へのアピール大。
バークレイ(Berkley) ガルプ! SW パルスワーム

くびれたボディとパルステールが強波動を生み出す。ガルプ素材で根魚のバイトを逃さない。
バークレイ(Berkley) ガルプ! SWサンドワーム 2インチ

イソメそっくりのフォルムと強烈な集魚効果。テトラ帯や足元の探りにも優れた威力を発揮。
イッセイ海太郎(Issei Umitaro) ワーム スパテラ

スリム形状と微振動アクションが魅力。小型でも存在感が高く、穴釣りでの根魚攻略に好相性。
エコギア(Ecogear) ルアー アジ職人 ソフトサンスン 3インチ

細身で奥深い隙間にも入り込む設計。ライトゲーム全般から穴の根魚まで幅広く対応可能。
JACKALL(ジャッカル) ワーム チャンクロー クロダイ 2.8インチ

高い甲殻類再現度でクロダイや根魚を誘引。小刻みアクションによる強いアピールが特徴。
JACKALL(ジャッカル) ワーム デカキビナ~ゴ 2.5インチ

ボリュームアップしたキビナゴ系ワーム。見た目以上のアピール力で大型根魚を狙い撃つ。
エコギア(Ecogear) ワーム 熟成アクア バグアンツ

熟成アクア素材がもたらす強い味と匂いで根魚を誘う。耐久性も高くコスパに優れた逸品。
FIVE STAR 脱皮したてのカニ 蟹ワーム

ソフトな質感とリアルなカニ形状。落とし込みやフリーリグなど多彩なリグで活躍する。
使用時の注意点

根ズレへの備え

根魚を狙う穴釣りでは、根ズレによるラインブレイクが常に付きまといます。リーダーを長めにとり、硬めの素材を使うことでダメージを最小限に抑えることが可能です。加えてフックサイズを意識しておくと、奥深い穴でも衝撃や摩耗に耐えられます。しっかり準備すれば思わぬ大物も取り込みやすくなるでしょう。
周囲の障害物によりますが、PEライン0.8号~1.2号にフロロリーダー12lb前後を合わせると安心感があります。
オイルや汁漏れ対策
穴釣りで定評のある匂い付きワームは、パッケージからオイルや汁が漏れやすい傾向にあります。保管時はジッパー付きの袋を二重にしたり、専用ケースを用意すると快適です。また手がベタつきやすいため、釣行時はウエットティッシュを携帯しておくと道具が汚れにくくなります。
多少のベタつきがありますが、その分集魚効果が高いです。保存用の容器をしっかりしておけば問題ありません。
足場の安全確保
穴釣りはテトラや消波ブロックなど足場の悪い場所を攻めるケースが多くなります。ライフジャケットや滑り止め付きのシューズを着用するなど、安全対策を疎かにしないようにしましょう。狭いスペースで姿勢を崩すと、大きなケガにつながる可能性もあるため十分に注意が必要です。
天候や波の状況を常にチェックし、無理せず狙いやすい穴だけを優先してください。同行者がいるとより安心です。
記事のまとめ

- ワーム選びはフォール性能や耐久性を重視
- 波動系パーツで根魚をしっかりアピール
- 複数のサイズとカラーを用意して対応力UP
- 狭いポイントはオフセットフックが便利
- フォールとステイを組み合わせて誘う
- 根掛かり時は粘らず仕掛け変更も視野に
- 中層巻き取りでもカサゴなどが狙える
- 安全第一で立ち回り、ランガンを心掛ける
上記のポイントを念頭に置いて穴釣りを実践すれば、初心者でも安定して根魚をキャッチしやすくなります。十分な準備と柔軟な釣り方で、今まで攻めきれなかった穴から思わぬ好釣果を得られるかもしれません。