香川県には無料で潮干狩りを楽しめるスポットが数多く点在し、初心者からでも気軽に貝採り体験を満喫できます。ここではおすすめの場所や必要な道具、採り方のコツをまとめました。詳しい内容は記事内でご紹介しているので、ぜひ最後までチェックして、快適な潮干狩りを計画してみてください。
香川県無料潮干狩りスポット5選
有明浜海水浴場
項目 | 詳細 |
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住所 | 香川県観音寺市有明町7 |
開催期間 | 通年 |
駐車場 | あり(無料) |
採れる貝 | マテ貝 |
有明浜海水浴場は、広い白い砂浜が特徴の遠浅の海岸で、春から初夏にかけて潮干狩りを楽しめます。特にマテ貝が豊富に採れることで有名の人気のスポットです。トイレや手洗い場が完備。
一の宮海岸
項目 | 詳細 |
---|---|
住所 | 香川県観音寺市豊浜町姫浜 |
開催期間 | 通年 |
駐車場 | あり(無料) |
採れる貝 | マテ貝 |
一の宮海岸は、遠浅の海岸でシーズン中は無料で潮干狩りが楽しめ、マテ貝が多く採れます。周辺には家族で楽しめるスポットが多くあります。
鴨部川河口
項目 | 詳細 |
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住所 | 香川県さぬき市鴨庄881-20付近 |
開催期間 | 4月中旬~7月上旬 |
駐車場 | なし |
採れる貝 | アサリ、マテ貝 |
鴨部川河口はアサリやマテ貝が採取できます。駐車場がないため、公共交通機関の利用をおすすめします。
湊川河口
項目 | 詳細 |
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住所 | 香川県東かがわ市湊 |
開催期間 | 4月中旬~7月上旬 |
駐車場 | あり |
採れる貝 | アサリ、バカガイ |
湊川河口は、水質の良さが特徴の潮干狩りスポットで、アサリやバカガイを採ることができます。無料で楽しめるため、多くの人が訪れる人気のエリアです。
また、駐車場が完備されているため、車でのアクセスにも便利です。潮干狩りを満喫するには、事前に干潮時刻をチェックし、最適なタイミングで訪れると良いでしょう。
父母ヶ浜海水浴場
項目 | 詳細 |
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住所 | 香川県三豊市仁尾町仁尾乙203-3 |
開催期間 | 4月中旬~7月上旬 |
駐車場 | あり(無料) |
採れる貝 | マテ貝 |
父母ヶ浜海水浴場は、干潮時に約1kmにわたる砂浜が姿を現し、無料で潮干狩りを楽しめるスポットです。
潮干狩りで必要なおすすめの道具

潮干狩りを快適に楽しむためには、道具の準備がとても重要です。
- 熊手
- バケツ
- 網袋(メッシュバッグ)
- クーラーボックス
- 保冷剤
- 長靴またはマリンシューズ
- 軍手またはゴム手袋
- 帽子
- 日焼け止め
- サングラス
- タオル
- 着替え
- レインウェア(天候による)
- 水分補給用の飲み物
- 軽食やお弁当
- ビニール袋(ゴミ袋)
- 小銭(駐車場や施設利用料)
- スコップまたはシャベル
- 目印用の旗やロープ(家族や友人と合流しやすくするため)
潮干狩りのコツ

潮干狩りはタイミングや場所選び、そして採取方法が大きく結果に影響を与えます。
アサリを採るコツ

- 潮が引くタイミングを狙う
- 呼吸穴が多い場所を優先
- 丁寧に砂を掘り大きめのアサリを狙う
砂の表面をよく観察すると、アサリが呼吸や排出をしてできた小さな穴が見つかります。穴の周辺を中心に、少しずつ熊手やスコップで砂を掘り進めることで効率よくアサリが集まります。
掘りすぎるとアサリを傷つけやすいため、程よい力加減を意識するときれいに採取できます。
小さすぎるアサリは成長のために元の場所へ戻すと環境保全に役立ちます。あとで大きく育った貝を楽しむためにも、適切なサイズのものを大事に扱いましょう。
ハマグリを採るコツ

- ハマグリの生息ラインを把握する
- 干潮前後の時間帯を狙う
- 貝殻の欠片が落ちている地点付近を掘る
ハマグリは砂の奥深くに潜んでいる場合が多いので、ある程度深めに砂を掘り下げる必要があります。潮位が下がったタイミングで、水際から少し内側のエリアを中心に探してみましょう。 貝殻の破片などが目立つ場所は、ハマグリが生息している可能性が高いです。
5cm以上の殻サイズが食べ応えもありおすすめです。小さめのものは再放流して環境を守りましょう。
マテ貝を採るコツ

- 砂泥のやわらかい部分を中心に探す
- 塩をかけマテ貝が出てきたら素早くつかむ
- 息をする穴を見逃さないように観察
マテ貝は塩をかけて刺激すると、穴からスポッと上に飛び出してきます。そのタイミングで手早く引き抜くのがポイントです。塩は適量を用意しておき、スムーズに作業できるようにすると効率的に採取できます。
1kg前後で足りる場合が多いですが、広い範囲を探すなら2kgほどが安心です。塩の量はこまめに調整しましょう。
バカ貝を採るコツ

- 潮通しの良い砂地で探す
- バカ貝独特の殻模様を確認
- 満潮前後の変化があるエリアを重点的に
- 熊手の力加減で殻を割らないように注意
- 小さな個体はリリースで資源保護
バカ貝は砂泥底に多く生息するため、干潮時の時間帯を中心に砂を深めに掘る必要があります。貝殻が薄い種類もあるので、道具を使う際は力任せにせず、砂を少しずつかき分けるように進めましょう。
砂質や場所によっては、バカ貝が数多く見つかるエリアも存在します。大きめの個体を狙いたいなら、水際付近だけでなく、少し奥に入った場所もチェックするとよいでしょう。
大きく割れた場合は口に入る破片が気になるので、食べるのは避けるのが無難です。軽微な傷なら調理法次第では問題なく食べられます。