砂浜や堤防、ボートなど多彩なシチュエーションで楽しめるキス釣り。釣れたキスをおいしく持ち帰るには、保冷力や軽量性に優れたクーラーボックス選びが重要です。
本記事では、失敗しないクーラー選びのポイントとおすすめモデルを詳しく解説していきます。移動や収納が多い釣りでも、快適に使える1台を見つけましょう。
キス釣りクーラーボックスの選び方
- 容量は10L前後から20L前後を目安に
- 保冷力は使う季節や釣行時間に合わせる
- 軽量&コンパクトだと移動がラク
- ロッドホルダーや投入口などの機能性も考慮
容量選びは釣行スタイルで決まる
キス釣りは長くても20cm程度の魚がメインなので、10〜12L程度のクーラーで十分収容できます。
もし複数人で出掛けたり、飲み物や予備の仕掛けも一緒に収納したいなら15〜20L前後の中型クーラーを検討しましょう。
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保冷力は日帰りなら中程度、長時間なら上位モデル
日帰りや半日程度の釣りなら、発泡スチロールやウレタンの断熱材で十分。
ただし猛暑日や泊まりの釣行など、氷を長時間キープしたい場合は真空パネルを搭載した上位モデルがおすすめです。
軽量設計&持ち運びやすさは重要
キス釣りはキャストを繰り返しながら動き回ることも多いので、ショルダーベルトやハンドルなど持ち運びしやすい構造が理想です。
特にサーフや堤防でポイントを転々とするときは、軽い素材と安定した持ち手があると疲れにくいでしょう。
【機能面も要チェック】ロッドホルダーや投入口
手返しの早いキス釣りでは、投入口があるとフタを開けずに魚を投入できて便利。また、仕掛けをセットするときに竿を立て掛けておけるロッドホルダーも重宝します。
【厳選12選】キス釣りにおすすめのクーラーボックス
ここでは、保冷力と機能性を兼ね備えたクーラーボックスを厳選して12モデルご紹介します。サイズ・価格帯など比較しながら、自分に合った1台を見つけてみましょう。
商品名 | 容量 | 保冷力目安 | 特徴 | 価格帯 |
---|---|---|---|---|
シマノ フィクセル ライト 9L | 9L | ICE値 約23h | 投入口付きで軽量 | 中価格帯 |
シマノ フィクセル ベイシス 12L | 12L | ICE値 約30h | 抗菌インナー・水抜き栓あり | 中価格帯 |
シマノ フリーガ ライト 20L | 20L | ICE値 約24h | 座れる頑丈設計 | 中価格帯 |
ダイワ クールライン SU 800X SURF | 8L | KEEP値 約30 | 投げ釣り特化モデル | 中価格帯 |
ダイワ クールラインα ライトソルト 1000 | 10L | KEEP値 約36 | 両開きフタ&投入口搭載 | 中~高価格帯 |
ダイワ RX SU1500X | 15L | KEEP値 約55 | 真空パネル付き高保冷力 | やや高価格帯 |
ダイワ クールラインキャリーII S1500 | 15L | KEEP値 約35 | キャスター付で移動が楽 | 高価格帯 |
シマノ ホリデークール 6L | 6L | ICE値 約24h | 超軽量で日帰り向き | 低価格帯 |
サンカ パラオ12L | 12L | 目安 約20h | 低価格&シンプル構造 | 低価格帯 |
伸和 ホリデーランドクーラー 11H | 11L | 目安 約20h | 日本製・水栓付き | 低価格帯 |
アステージ デンバーサーフ #12 | 12L | 目安 約20h | 三脚バンド+投入口 | 低価格帯 |
ダイワ シークールキャリー2(SU2500) | 25L | KEEP値 約70 | 真空パネル+キャスター | 高価格帯 |
シマノ フィクセル ライト 9L
軽量ボディでコンパクトながらICE値約23hの保冷力。投入口で冷気を逃さずに魚を入れられます。ショルダーベルト付きなのでサーフを移動しながらの釣りに最適です。
シマノ フィクセル ベイシス 12L
抗菌インナーやワンタッチの水抜き栓が備わり、お手入れも簡単。容量12Lならゆとりを持って小型魚を収容できます。程よいサイズ感が幅広い釣りに使えるので、コスパ重視の方におすすめです。
シマノ フリーガ ライト 20L
20Lとやや大きめでも、氷や保冷剤をたくさん入れられます。堅牢ボディ設計で座って作業しても安定感が抜群。移動が少ない釣り場での長時間釣行にぴったりです。
ダイワ クールライン SU 800X SURF
投げ釣りで必要なロッドスタンドや仕掛け入れなどが標準でセットアップされた、キス釣り専用デザイン。コンパクトな8Lながら投入口もあり、操作性バツグン。まさに“手ぶら感覚”で歩き回れます。
ダイワ クールラインα ライトソルト 1000
強度の高いボディにKEEP値36の保冷力。投入口と両開きフタを合わせ持ち、ロッドスタンドも着脱可能。座ることもできる剛性があり、サーフや堤防での多目的釣行に対応しやすいモデルです。
ダイワ RX SU1500X
底部に真空パネルを採用しKEEP値55の強力保冷力が魅力。蓋や水栓が取り外しできて丸洗いしやすく、清潔に使えます。15Lなので日帰りのキス釣りでも余裕を持って利用可能。
ダイワ クールラインキャリーII S1500
容量15Lの本体にキャリーハンドルと静音キャスターが付いた多機能モデル。クーラー上にバッカンやタックルボックスを載せて移動可能。KEEP値35も確保し、保冷も安心です。
シマノ ホリデークール 6L
超小型の6Lモデルで重量がわずか1kg台。短時間のキス釣りやちょっとしたサビキ釣りなどに重宝します。
サンカ パラオ12L
低価格で気軽に使えるのが特長。フタの取り外しが簡単で洗いやすく、12Lと汎用性も高いです。コスパ重視の方やサブ的にもう1台クーラーがほしい場合にもおすすめ。
伸和 ホリデーランドクーラー 11H
保冷力はしっかりしつつも手に取りやすい価格帯で、ショルダーベルトも付属。水栓付きなので排水もスムーズ。11Lなら2人程度の釣行にも十分対応可能です。
アステージ デンバーサーフ #12
投げ釣り用に開発されており、背面に三脚収納バンドが付属しています。投入口も装備されているので、本体を丸ごと開けずに魚を投入できるのも◎。
ダイワ シークールキャリー2(SU2500)
本体にキャスターとハンドルが備わり、25Lの大容量ながら移動も快適。真空パネルによる高い保冷力(KEEP値70)は日をまたぐ長時間釣行にも対応。
クーラーボックスの使い方と注意点
- 【保冷剤の選び方】氷だけでなく大容量の保冷剤も併用
- 【予冷】使う直前に氷や保冷剤で内部を冷やしておく
- 【投入方法】投入口があれば蓋を大きく開けず冷気をキープ
- 【メンテナンス】使用後はしっかり洗ってしっかり乾燥
氷と保冷剤を上手に使おう
真夏のキス釣りでは、強い日差しでクーラー内の温度が上がりやすいのが悩みです。そこで有効なのが、氷と保冷剤を組み合わせる方法。氷が少し溶けても保冷剤がカバーしてくれるので、安定して低温を保てます。
予冷&素早い蓋の開閉で保冷効率アップ
出発前にクーラーボックス内を氷や保冷剤で冷やしておく“予冷”は意外と見落としがちなポイント。いざ現場で魚を入れる際にも蓋の開閉時間を短くすることで、冷気の逃げを最小限に抑えられます。
メンテナンスは早めに実施
キス釣り後は、魚の血やヌメリなどがクーラーボックスに付着しやすく、放置すると臭いや雑菌の温床になります。釣行から帰宅したらなるべく早く洗浄し、蓋やパッキンを外してしっかり乾かすのがベストです。
記事のまとめ
- キス釣りに最適なクーラーボックスは10L前後〜20L前後が目安
- 日帰り釣行なら中程度の保冷力、長時間なら真空パネル搭載モデルを選ぶ
- ロッドホルダーや投入口など機能面もチェック
- 氷と保冷剤の併用で庫内温度を安定して保つ
- 予冷とスピーディーな蓋の開閉で保冷力をキープ
- 使用後は早めの洗浄・乾燥で臭いや雑菌の繁殖を防止