キス釣りでジグヘッドを使えば、手軽にボトムを探れて効率的にアタリを拾えます。この記事ではキス釣りに最適なジグヘッドの選び方と、実際の使い方や注意点までをご紹介します。
- キス釣りに最適なジグヘッドの選び方・使い方
- 【キス釣り】おすすめのジグヘッド10選
- オーナー(OWNER) JH-70 湾岸プロヘッド
- ダイワ(DAIWA) メバル/アジ ジグヘッド 月下美人アジングジグヘッド TG
- MARUSHINGYOGU(マルシン漁具)
- バークレイ(Berkley) ジグヘッド メバート各サイズ ライトゲーム用ジグヘッド
- OWNER(オーナー) JH-90 虫ヘッドパワー No.11719
- カツイチ(Katsuichi) デコイ VJ-76 マジックヘッド
- オーナー(OWNER) メバル弾丸 JH-83 ジグヘッド
- ハヤブサ(Hayabusa) FINA パーフェクトジグヘッド TYPE-ROUND
- 10個入りバリューパック TG ディンプル タングステン ジグヘッド
- ミザール ターンズヘッド
- 【使用時の注意点】
キス釣りに最適なジグヘッドの選び方・使い方

ジグヘッドの重さ(ウェイト)の選定

- 確実にボトムを狙う
- 浮き過ぎを防止
- 遠投性能重視
ジグヘッドの重さは、キスが潜むボトムをしっかりとトレースできることが大切です。1g程度の軽量ウェイトから2g付近までが一般的ですが、流れが速い場合は重めを選択するのも有効です。常に底を感じながら誘うことで、効率よくキスを狙えます。
軽すぎるとボトムを取りにくくなり、アタリを逃しやすくなります。流れのあるエリアでは適度に重いウェイトを選んだほうが安定します。
フックサイズと形状

キスは吸い込みでフッキングするため、フックサイズが大きいと弾かれやすくなります。小型のフックでも軸が細いものや外向きポイントなら吸い込み率がアップし、バラしを減らすことが可能です。サイズ選択を間違えないことでアタリが出ても確実に掛けられます。
ラウンド型は扱いやすいですが、底質や流れによっては太鼓型なども有効です。さまざまな形状を試してみてください。
ワームとのマッチング
- 吸い込みやすさ
- フグ対策
- ピンギス狙い
ワームは細身のストレート形状を選ぶと吸い込みが良好で、キスの小さな口でもフッキングしやすくなります。フグなどのエサ取りが多い際は、弾力や耐久性に優れた素材を使うのがおすすめです。ピンギスにも対応できるよう、ワームの長さは適宜カットして調整するとよいでしょう。
長いままだとフッキング率が下がります。先端を少しカットすれば吸い込みやすくなり、小型のキスにも対応しやすくなります。
底付近の誘い方(ズル引き・シェイク)

キスはボトム付近を回遊し、底を小刻みに探ってエサを捕食しています。そのため、ズル引きや軽いシェイクで泥や砂を巻き上げつつ、ワームを漂わせるのが効果的です。小さなアタリを逃さないように、竿先をしっかり意識しながらリーリングしましょう。
重めのジグヘッドを使用するかラインを張り気味にキープしてボトムを把握しましょう。底を感じることが安定した釣果につながります。
フォールと軽いリフトで食わせ間を演出
着底後すぐに巻き上げるのではなく、フォールの時間を作り軽く浮かせることでキスがバイトしやすくなります。アピール不足のときは小さくリフトして再度フォールを入れ、食わせ間を演出しましょう。アタリが出たらすぐに合わせず、キスがしっかり吸い込むまで待つのがポイントです。
竿先を50cmほど軽く上げる程度で十分です。ゆっくり持ち上げてからフォールさせると誘いと食わせのメリハリがつきます。
遠浅ポイントではシャロー対応の形状がおすすめ
水深が浅くても底をタイトに探れるジグヘッドを使えば、遠浅サーフでも手軽にキスを狙えます。ヘッド形状が平らなタイプは引き抵抗がわかりやすく、ボトムを外しにくい利点もあります。潮位が下がっても同じコースを探れるので、ベタ底を追い続けることができるでしょう。
フラットなヘッドや、ボトムと接地面積が少ない形状だと根掛かり回避率が上がります。流れのある浅場では試してみてください。
【キス釣り】おすすめのジグヘッド10選
オーナー(OWNER) JH-70 湾岸プロヘッド

ボトムを意識しながら攻める際に便利なジグヘッドです。吸い込みやすいフック形状が特徴で、小型キスもしっかりと掛けられます。
ダイワ(DAIWA) メバル/アジ ジグヘッド 月下美人アジングジグヘッド TG

タングステン素材を使用し、コンパクトながらも重量が確保されています。遠投性能に優れ、底取りもスムーズに行えます。
MARUSHINGYOGU(マルシン漁具)

手頃な価格とバリエーションが豊富な点が魅力。シャローエリアからやや深い場所まで、状況に合わせて選びやすいジグヘッドです。
バークレイ(Berkley) ジグヘッド メバート各サイズ ライトゲーム用ジグヘッド

キスの小さな口にもフッキングしやすいフック設計。ジグヘッド部は余計な抵抗を抑え、ストレート系ワームとも相性良好です。
OWNER(オーナー) JH-90 虫ヘッドパワー No.11719

ワームキーパーがしっかりしているので、ゴカイなどの生エサやワームもセットしやすい構造。餌持ちの良さが特徴です。
カツイチ(Katsuichi) デコイ VJ-76 マジックヘッド

ややボリュームのあるヘッド形状で、強い引き抵抗が得られます。ボトム付近のレンジキープもしやすく、安定感のある誘いが可能です。
オーナー(OWNER) メバル弾丸 JH-83 ジグヘッド

フックが細軸なので、わずかなバイトもしっかりフッキングへとつなぎやすい設計。小型キスを狙うときにも便利です。
ハヤブサ(Hayabusa) FINA パーフェクトジグヘッド TYPE-ROUND

ラウンド型の定番ジグヘッドで、多くのライトゲームファンに愛用されています。ボトム感度に優れ、アタリを把握しやすいです。
10個入りバリューパック TG ディンプル タングステン ジグヘッド

タングステン素材でサイズ感がコンパクトながら高比重。飛距離も稼ぎやすく、数が多いのでコスパも魅力です。
ミザール ターンズヘッド

ターンしやすい独自のヘッド形状が採用されています。リフト&フォールに変化をつけることで、キスを誘いやすい設計です。
【使用時の注意点】

根掛かりとフックポイントの点検
砂地や遠浅のポイントでも、小石や貝殻などに引っかかることはあります。根掛かりした際は無理に引っぱらず、ロッド操作で外すのが基本です。フック先が鈍っていると貫通力が落ちてしまうため、定期的にポイントを確認しながら釣りを続けることが大切です。
フックが曲がりやすいときは太軸を選択するか、こまめに交換してください。無理に戻すと破損のリスクがあるので注意しましょう。
ラインテンション管理とバイト取り

軽量ジグヘッドを使用すると、風や潮流でラインが弛みやすくなります。ラインテンションを一定に保つことで、キスの繊細なアタリも把握しやすくなります。テンションを保ちすぎると吸い込みを妨げる場合もあるので、強弱をつけたコントロールが釣果アップのカギです。
ロッドをやや高めに構え、ゆっくり巻き取りながらコントロールするとラインが張りやすくなります。風向きも考慮しながら調整してください。
ワームのズレや破損をこまめに確認
キスは小さな口でついばむようにバイトするため、ワームがズレたり破れたりしやすいです。少しでもズレるとフッキング率が低下し、当たりが減ることもあります。アタリを感じたら必ずワームをチェックし、正しい位置に挿し直す習慣をつけることでチャンスを逃しにくくなります。
破損が激しい場合は交換したほうが無難です。小さなダメージなら先端をカットして使用できますが、吸い込みやすさを保つために注意しましょう。
記事のまとめ

- 軽いジグヘッドは底取りを意識
- 口が小さいキスには細軸フック
- ワームはストレートタイプが無難
- ズル引きやシェイクで砂を巻き上げる
- リフト&フォールで食わせの間を作る
- 浅いポイントでも形状を選べば有利
- 根掛かり時は無理せず対処
- フックやワームの状態を常に確認
キス釣りでジグヘッドを用いると、手軽ながらも奥深いアプローチが楽しめます。ぜひ今回のポイントを参考に、快適なキスゲームを体験してみてください。