「どの番手を選べばいい?」「ギア比や自重は何が正解?」「細いPEでトラブルが怖い」――ライトゲーム用リール選びは迷いがちです。本記事では1000〜2000番・軽量・滑らかドラグ・シャローという基準で失敗しない選び方を解説し、1万円以下のおすすめも厳選して紹介します。
- ライトゲームにおすすめのリールの選び方
- 【1万円以下】ライトゲームにおすすめのリール12選
- スピニングリール 23レガリス LT 1000S~6000D-H 各種 (2023年モデル) LT5000-CXH
- シマノ(SHIMANO) スピニングリール 17 サハラ C2000HGS アジング メバリング
- ダイワ(DAIWA) スピニングリール(投げ・遠投) 17 クロスキャスト (2017モデル)
- ダイワ(DAIWA) スピニングリール 20 クレスト LT2000S(2020モデル)
- シマノ(SHIMANO) スピニングリール 21 ネクサーブ 1000
- ダイワ(DAIWA) スピニングリール 18 レガリス LT2500D(2018モデル)
- ダイワ(DAIWA) 一般 スピニングリール 20 レブロス LT2000S-XH(2020モデル)
- スピニングリール 24レブロス
- シマノ(SHIMANO) スピニングリール 17 セドナ C2000S アジング メバリング 初心者向け
- ビセオ(VICEO) タイニースピンSE 550 VTSS550 コンパクトスピニングリール
- シマノ(SHIMANO) スピニングリール 23 セドナ 500
- プロックス(Prox) エックスワンTE 2000番/PE0.8号150M付/ダブルハンドル
- ライトゲームリール使用時の注意点3選
ライトゲームにおすすめのリールの選び方
リールサイズで選ぶ:1000〜2000番が軽量リグに最適
- 1g〜3gに最適
- 糸トラブルが減少
- 軽量ロッドと好相性
1000〜2000番は0.5〜3gのリグやPE0.2〜0.6号と相性が良く、UL〜Lクラスのロッドで扱いやすいサイズです。取り回しが良く失敗しにくいので、初めてのライトゲームにも向いています。
ギア比で選ぶ:ハイギアは手返し重視、ローギアは繊細な操作向き
手返しや回収速度を重視するならハイギア、ジグ単のデッドスローや潮の変化を感じたい場面はローギアが有利。迷ったら汎用性の高いノーマルを選び、釣り方に応じて使い分けましょう。
自重で選ぶ:軽量モデルほど操作性が高く疲れにくい
- 長時間釣行で疲労軽減
- 手首負担が少ない
- 細かい誘いが安定
自重が軽いと立ち上がりが速く、チョンチョンとした細かな誘いが安定します。目安は200g未満。ロッドと合わせた総重量が軽いほど手首の負担が減り、集中力も持続しやすくなります。
ドラグ性能で選ぶ:細ライン使用時は滑らかに効くドラグが重要
細糸ではドラグ初動の滑らかさが最重要。アジ・メバルの突っ込みに対してスムーズに滑り出すことでテンションを一定に保ち、フックアウトやラインブレイクを防ぎやすくなります。
スプール構造で選ぶ:シャロースプールはPEラインとの相性抜群
PE0.2〜0.6号中心なら浅溝で下巻きを減らし、飛距離と立ち上がりを両立しましょう。
シャロースプールは必要量だけ巻けるので、余分な糸が出にくくトラブルを抑制。PEの食い込みも軽減しやすい設計です。ナイロン・フロロ主体ならノーマル溝でコスパを優先する手もあります。
防水・耐久性で選ぶ:ソルト対応モデルなら長持ちしやすい
堤防や磯のしぶき、夜露にも強いソルト対応は安心材料。釣行後の真水洗いと乾燥、可動部への注油を習慣化すれば、性能維持とコスト削減につながります。
【1万円以下】ライトゲームにおすすめのリール12選
| 商品名(Amazon) | 参考価格(円) | 年式 | 主な番手/サイズ | ブランド |
|---|---|---|---|---|
| 23レガリス LT 1000S~6000D-H 各種 | 8900 | 2023 | LT 1000S~6000D-H | ダイワ(DAIWA) |
| 17 サハラ C2000HGS アジング メバリング | 8900 | 2017 | C2000HGS | シマノ(SHIMANO) |
| 20 クレスト LT2000S(2020モデル) | 4863 | 2020 | LT2000S | ダイワ(DAIWA) |
| 21 ネクサーブ 1000 | 4300 | 2021 | 1000 | シマノ(SHIMANO) |
| 18 レガリス LT2500D(2018モデル) | 7499 | 2018 | LT2500D | ダイワ(DAIWA) |
| 20 レブロス LT2000S-XH(2020モデル) | 7980 | 2020 | LT2000S-XH | ダイワ(DAIWA) |
| スピニングリール 24レブロス | 7000 | 2024 | 1000〜6000 | ダイワ(DAIWA) |
| 17 セドナ C2000S アジング メバリング 初心者向け | 6000 | 2017 | C2000S | シマノ(SHIMANO) |
| ビセオ(VICEO) タイニースピンSE 550 VTSS550 | 2229 | — | 550 | ビセオ(VICEO) |
| 23 セドナ 500 | 7046 | 2023 | 500 | シマノ(SHIMANO) |
| プロックス(Prox) エックスワンTE 2000番 | 2773 | — | 2000 | プロックス(PROX) |
スピニングリール 23レガリス LT 1000S~6000D-H 各種 (2023年モデル) LT5000-CXH
軽快な巻き出しと扱いやすい設計で入門に最適。堤防や漁港のライトゲームを始めたい価格重視の人に。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 17 サハラ C2000HGS アジング メバリング
基本性能がまとまった定番入門機。エギやライトショアも兼用しつつ、釣行回数が多い初心者に。
ダイワ(DAIWA) スピニングリール(投げ・遠投) 17 クロスキャスト (2017モデル)
遠投性を重視した設計で広いサーフの調査に便利。堤防〜浜で多目的に使いたい遠投派の人に。
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 20 クレスト LT2000S(2020モデル)
軽さと強度のバランスが扱いやすいエントリー。週末の漁港ライトゲームで気楽に使いたい実用派に。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 21 ネクサーブ 1000
堅実な基本性能で初めての1台に選びやすい。管理釣り場や堤防で幅広く試したい入門者に。
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 18 レガリス LT2500D(2018モデル)
軽量設計でロッドとのバランスが取りやすい。ジグ単中心で手首の負担を減らしたい軽量志向に。
ダイワ(DAIWA) 一般 スピニングリール 20 レブロス LT2000S-XH(2020モデル)
巻き心地と扱いやすさが両立した定番。アジ・メバルからチニングまで広く楽しむ万能派に。
スピニングリール 24レブロス
刷新された設計で操作性が向上。ライトからライトショアまで幅広く使いたい最新重視の人に。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 17 セドナ C2000S アジング メバリング 初心者向け
基礎体力が高く堅牢。ライトから一歩先のパワー寄りまで試したい耐久重視の人に。
ビセオ(VICEO) タイニースピンSE 550 VTSS550 コンパクトスピニングリール
超小型設計で子どもやサブ機に適任。近所の漁港や管理釣り場で気軽に遊びたいライト志向に。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 23 セドナ 500
現行エントリーの安心感。ライトゲームから日常の釣りまで幅広く使える定番志向の人に。
プロックス(Prox) エックスワンTE 2000番/PE0.8号150M付/ダブルハンドル
扱いやすい基本性能と手に取りやすい価格帯。週末の堤防で手軽に始めたいコスパ派に。
ライトゲームリール使用時の注意点3選
ラインの巻きすぎに注意:トラブル防止のためスプール端から1〜2mm余裕を残す
糸巻き量はスプール肩の手前で止めます。目一杯に巻くと風や糸ヨレで高切れ・バックラッシュが増えます。端から1〜2mmの余裕を目安にし、不要分は下巻きで高さを調整しましょう。
端から1〜2mmが目安です。
風が強い日や糸ヨレが多い状況では2mm側に寄せると安定します。
最初に下巻きで高さを合わせると確実です。
塩抜きメンテを徹底:釣行後は軽く水洗いして可動部に注油
釣行後はドラグを締めて短時間の真水洗い→乾燥→可動部へ注油を習慣化しましょう。
海水の塩分は放置すると固着や錆の原因に。真水で軽く洗い、しっかり乾燥させてからハンドルやラインローラーなど可動部に少量のオイルを差します。過度な洗浄や注油は逆効果なので控えめに。
毎釣行ごとに20〜30秒のシャワー洗いで十分です。
波しぶきが多かった日や雨天時は丁寧に。
注油は数回の釣行につき1回を目安にしましょう。
ロッドとのバランス確認:重心が合わないと操作性が低下する
ロッドとリールの重心位置が離れると、誘いの精度や感度が落ちます。グリップ前後でバランスを取り、指1本で支えられる位置に重心が来るかを確認。迷ったら軽い側へ寄せると操作が安定します。
リールを装着してラインを通した状態で、グリップ前後を指1本で支えてみます。
支点付近で水平に保てればOK。
重すぎる場合は軽量リールや下巻き量の調整で最適化します。
まとめ
- 1000〜2000番は軽量リグと好相性
- ギア比は釣り方に合わせて選ぶ
- 軽量リールは操作性と疲労軽減に有利
- ドラグ初動の滑らかさが細糸で重要
- シャロースプールはPE運用と好相性
- ソルト対応・防水設計は長寿命に寄与
- 巻きすぎ防止でトラブルを回避
- 塩抜き・注油のメンテで性能維持
まずは1000〜2000番・軽量・滑らかドラグ・シャローの基準で1台を選び、釣り場での手返しや操作感を基準にギア比や糸の太さを微調整しましょう。小さな積み重ねが釣果に直結します。