ロゴスの保冷剤は高性能で多くのキャンパーに支持されていますが、
購入前にデメリットを把握することが大切です。
本記事では、ロゴス保冷剤の寿命や経年劣化の見極め方法、
正しい保管方法と処分方法を詳しく解説します。
ロゴス保冷剤の寿命について知ろう
ロゴス保冷剤の使用期限は決まっている?
ロゴスの保冷剤は非常に高性能ですが、使用期限が明確に定められているわけではありません。
通常、保冷剤には特定の寿命が設けられておらず、使用頻度や保管環境によってその寿命が変動します。
特に、経年劣化により保冷力が低下することがあります。
具体的には、ゲル剤の粘度が低下し、凍結する際に均等に凍らなくなることが寿命のサインとされています。
これを見極めることが、長く保冷剤を使い続けるためのポイントです。
ロゴスの保冷剤
種類 | 重量 | サイズ | 凍結時間 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
氷点下パックGT-16℃ | 600g | 19.5×13.7×2.8cm | 36~48時間 | 一般保冷剤の約8倍の保冷力 |
氷点下パックGT-16℃ | 900g | 25.5×16.4×2.5cm | 36~48時間 | 一般保冷剤の約8倍の保冷力 |
氷点下パックGT-16℃ | 1200g | 25.5×19.5×3.5cm | 36~48時間 | 一般保冷剤の約8倍の保冷力 |
倍速凍結・氷点下パック | 600g | 19.6×13.8×2.6cm | 18~24時間 | スピード凍結、氷点下のもち時間は従来品と同等 |
倍速凍結・氷点下パック | 900g | 25.5×16.4×2.5cm | 18~24時間 | スピード凍結、氷点下のもち時間は従来品と同等 |
倍速凍結・氷点下パック | 1200g | 25.5×19.5×3.5cm | 18~24時間 | スピード凍結、氷点下のもち時間は従来品と同等 |
どうやって経年劣化を見極めるか
- ゲル剤が粘度を失い、水のようにサラサラと動く場合
- いびつな形で凍る場合
経年劣化の見極めにはいくつかの方法があります。
まず、保冷剤を手に取り、振ってみて粘度を確認します。ゲル剤が粘度を失い、水のようにサラサラと動く場合、これは寿命が近いサインです。
さらに、保冷剤を平らにして冷凍し、その凍り方を観察しましょう。
いびつな形で凍る場合は、内部のゲル剤が経年劣化している証拠です。
ロゴス保冷剤の寿命を延ばす保管方法
ロゴス保冷剤の寿命を延ばすためには、適切な保管が重要です。直射日光が当たる場所や高温の場所での保管は避けましょう。
冷凍庫や冷蔵庫での保管が基本ですが、長期間使用しない場合は、冷凍庫の設定温度を低く保つことがポイントです。
また、保冷剤を重ねて凍結させると、凍り方にムラができるため、できるだけ一つずつ凍らせることを心がけてください。
保冷剤の正しい捨て方
保冷剤の寿命を迎えた際には、適切に処分することが大切です。
ソフトタイプの保冷剤は基本的に可燃ゴミとして処分できますが、地域によってはゲル剤が不燃物として扱われることもあるため、事前に確認が必要です。
意外と使えるロゴス保冷剤の再利用方法
芳香剤として再利用する方法
寿命を迎えた保冷剤は、再利用することで新たな用途に活用できます。
例えば、保冷剤を芳香剤として再利用することができます。
保冷剤の中身を容器に移し替え、絵の具で色付けしたり、アロマオイルを加えたりすることで、カラフルで香りの良い芳香剤が完成します。
虫除けとして使う
保冷剤は、虫除けとしても活用できます。
捨てる保冷剤に虫除け効果のあるアロマオイルを数滴加えるだけで、虫除け芳香剤として利用することができます。
特にハッカ油を加えると、清涼感も得られるため、夏場のキャンプやアウトドアシーンで重宝します。これにより、不要な保冷剤を有効に活用できます。
植木の水やりに活用
植木の水やりが難しい時には、保冷剤の中身を植木鉢に入れる方法もあります。
高吸収性ポリマーが水を保持し、徐々に土に水分を供給するため、帰省や旅行などで数日間水やりができない時に便利です。
ただし、長期間の水やり代わりには向かないため、注意が必要です。
最適な保冷剤の選び方と購入ガイド
保冷剤を選ぶ際には、使用目的やクーラーボックスのサイズに合わせて選ぶことが重要です。
例えば、キャンプやアウトドア活動には、保冷力が高いハードタイプの保冷剤が適しています。
また、使用頻度が高い場合は、倍速凍結タイプの保冷剤が便利です。
購入時には、価格や口コミを参考にすることで、自分に合った最適な保冷剤を選ぶことができます。
【まとめ】
- ロゴス保冷剤の寿命は使用頻度や保管環境により変動
- 経年劣化により保冷力が低下することがある
- ゲル剤の粘度が低下し、均等に凍らなくなるのが寿命のサイン
- 適切な保管方法で寿命を延ばせる(直射日光や高温を避ける)
- 寿命を迎えた保冷剤は正しく分別して処分
- 再利用方法:芳香剤、虫除け、植木の水やり
- 使用目的に応じた保冷剤の選び方が重要
- デメリットを理解した上で、適切に使用・管理することが大切