オフショアジギングは船からメタルジグを落として青物などを狙う釣りですが、初めて挑戦する方には、トラブルが少なく手返しが良いスピニングタックルがおすすめです。本記事では、選び方や注意点を簡潔に解説しますので、これから始める人もぜひチェックしてみてください。
- オフショアジギングスピニングロッドの選び方
- オフショアジギングスピニングロッド12選
- シマノ(SHIMANO) ジギングロッド 21 グラップラーBB タイプJ
- メジャークラフト ジギングロッド ジャイアントキリング 1G スピニング
- メジャークラフト 2代目ソルパラX ジギング
- シマノ(SHIMANO) ロッド 19 ソルティーアドバンス
- シマノ(SHIMANO) オフショアロッド 25 グラップラー タイプLJ
- Mavllos ラプター II ジギングロッドフォース
- ダイワ(DAIWA) ジギングロッド VADEL(バデル)
- シマノ(SHIMANO) ジギングロッド 21 グラップラーBB タイプLJ
- シマノ(SHIMANO) ジギングロッド 21 グラップラーBB タイプスローJ
- シマノ(SHIMANO) ジギングロッド 21 グラップラー タイプJ (3ピース)
- シマノ(SHIMANO) ジギングロッド 19 グラップラー タイプJ スピニング
- オルルド釣具 ジギングロッド 「ジグルド」 2本継
- 使用時の注意点
オフショアジギングスピニングロッドの選び方

ロッドを選ぶ3つの重要ポイント

- ジグの適合ウェイトを必ず確認
- 水深と潮流で硬さを変える
- PE2~4号が巻けるかチェック
オフショアジギングでは、ジグの重さに合わせたロッドを選ぶことが基本です。使用するエリアの水深や潮流の強弱によって、硬め・柔らかめを決めましょう。メインラインにはPE2~4号がスタンダードで、ジグの適合ウェイトにマッチさせると操作性が向上します。柔らかめだとナチュラルな動きが出しやすく、深場で激しくシャクりたいときはパワーのあるロッドが安心です。
事前に釣行先の水深や狙う魚を船宿で聞いておきましょう。適合ウェイトや硬さを把握し、自分のスタイルに合ったロッドを選ぶことが大切です。
リールとロッドの相性をチェック
ロッドの長さや適合ラインに合うリール番手を選ばないと、ジャーク中やファイト時に疲れやすくなります。PE3号をしっかり巻けるスプールサイズを基準に考えると、適合ロッドとのバランスも取りやすく、ドラグ値も確保しやすいので安心です。
PEラインを細めにするか、大型番手のリールを選んで余裕を持たせましょう。深場狙いほどライン量は大切です。
水深やジグ重量を考慮した調子を選ぶ
- 短めの5~6ftが操作しやすい
- 粘りのあるバットを重視
- 100m超の深場ではパワー必須
水深が100mを超えるようなポイントや、潮流が速い場所では、強めのバットを備えたロッドが求められます。5~6ft前後の長さは取り回しが良く、シャクリのテンポを取りやすいというメリットがあります。ジグが重めの際は、粘りのあるバットがあるモデルを選ぶと、合わせやファイトが安定しやすいです。
ロングフォールジャークなど大きなアクションを演出しやすい点です。ただし取り回しが大変なので、慣れてから選ぶと良いでしょう。
ラインシステムとリーダー設定

PEラインは伸びがなく感度に優れる一方、摩擦や歯に弱い面があります。リーダーを約1ヒロ(1.5m前後)~5m程度でセットし、太さはPEラインの約4倍を目安にしましょう。歯が鋭いタチウオやサワラ、根回りがキツい場所は早めのチェックを心掛けると安心です。
長めにするとガイド抜けが気になる場合もありますが、安全度は高まります。キャストがメインでなければ問題ありません。
着底感とバラしを減らす感度

水深があるポイントでは、着底感がつかみにくいことがあります。高感度ロッドでフォール中や着底時の小さな変化をとらえれば、取りこぼしを減らせます。食い渋っているときほどフォールに反応が出やすいので、細かいアタリも見逃さないことがヒットへの近道です。
スプールをフリーにした状態でラインを指で軽く押さえると、バイトに気づきやすく適度なコントロールも可能です。
オフショアジギングスピニングロッド12選
シマノ(SHIMANO) ジギングロッド 21 グラップラーBB タイプJ

青物狙いに適したモデルで、操作性とパワーを兼ね備えています。
メジャークラフト ジギングロッド ジャイアントキリング 1G スピニング

2024年モデルで、軽量かつ高感度な設計が特徴です。
メジャークラフト 2代目ソルパラX ジギング

コストパフォーマンスに優れ、初心者から中級者まで幅広く対応します。
シマノ(SHIMANO) ロッド 19 ソルティーアドバンス

ソルトルアーゲームに特化したモデルで、汎用性が高いです。
シマノ(SHIMANO) オフショアロッド 25 グラップラー タイプLJ

ライトジギングに最適な設計で、繊細な操作が可能です。
Mavllos ラプター II ジギングロッドフォース

超軽量カーボン素材を使用し、シーバスや青物狙いに適しています。
ダイワ(DAIWA) ジギングロッド VADEL(バデル)

キャスティングにも対応し、幅広い釣り方に適応します。
シマノ(SHIMANO) ジギングロッド 21 グラップラーBB タイプLJ

ライトジギング向けで、感度と操作性に優れています。
シマノ(SHIMANO) ジギングロッド 21 グラップラーBB タイプスローJ

スロージギングに特化したモデルで、ゆっくりとしたアクションが可能です。
シマノ(SHIMANO) ジギングロッド 21 グラップラー タイプJ (3ピース)

持ち運びに便利な3ピース構造で、遠征にも最適です。
シマノ(SHIMANO) ジギングロッド 19 グラップラー タイプJ スピニング

高い強度と操作性を兼ね備えたモデルで、青物狙いに適しています。
オルルド釣具 ジギングロッド 「ジグルド」 2本継

1.8mのコンパクト設計で、収納袋付きで持ち運びに便利です。
使用時の注意点

適切なドラグ設定
ブリなど大型青物とのファイトを想定する場合は、ドラグをしっかり合わせておきましょう。PE2号前後でもドラグ値が強すぎると高切れしたり、弱すぎるとやり取りが長引いてバラシにつながることもあります。まずは4kg前後からスタートして、状況に応じて微調整するのがポイントです。
最初は少し弱めに設定し、ヒット後にやり取りしながら締め込む方法が安全です。やり取りに慣れてくると限界点も把握できます。
ジグのウエイトオーバーに注意
ロッドに記載されている適合ウェイトを大幅に超えたジグを使用すると破損のリスクが高まります。水深100mほどなら200gクラスのジグが目安ですが、潮流が速い場合は重めが必要なシーンもあるため、無理のない範囲で調整しましょう。急なシャクリやパワーファイトで折れる事故を防ぐためにも、余裕のある選択がおすすめです。
推奨ウェイトを少し上回る程度なら、ジャークを緩めるなど負荷を抑える工夫が必要です。耐えられないほどの差はやめましょう。
ラインメンテナンスのこまめな確認
特にフグやサワラが多い場所ではPEラインが切りやすく、リーダーにも傷が入りやすいです。定期的にライン表面を触ってザラつきや傷がないか確認しましょう。小さなダメージでも大物が掛かるとラインブレイクの原因になるため、こまめに結び直してトラブルを防ぐのが肝心です。
根掛かりだけでなくリーダーの傷みも大きくなります。早め早めのチェックと交換で、大切なチャンスを逃さないようにしましょう。
まとめ
- 長さは5~6ft前後が操作しやすい
- PE2~4号が基本のライン選び
- ドラグを適切に設定して強度キープ
- 適合ウェイトを守りロッド破損を回避
- フォール中のバイトも積極的に狙う
- アクションはハイピッチとフォールを織り交ぜ
- リーダーはPE号数の約4倍を目安に
- こまめなラインチェックでトラブル回避
オフショアジギングのスピニングロッドは、バーチカルからキャストアプローチまで柔軟に対応できます。上記のポイントや注意点を意識しつつ、青物や根魚など多彩なターゲットとのやり取りを存分に楽しんでください。