オフショア攻略はリールで決まる!耐久性・巻き上げ力・PE300m以上のラインキャパを軸に、失敗しないオフショアジギング用リール選びと2万円台中心のスピニング5機種&ベイト6機種を一挙紹介。自分のスタイルに合う一台が必ず見つかる!
オフショアジギングコスパ最強リールの選び方
この記事では、耐久性、巻き上げ力、ラインキャパシティなどのポイントを抑えた、リール選びのコツを解説します。
耐久性が求められる理由
オフショアジギングでは、リールの耐久性が非常に重要です。
特に、海水にさらされることが多いため、防錆性能が高い素材を使用しているリールを選ぶべきです。
例えば、ステンレスやアルミニウム合金などが使われているリールは、錆びにくく長持ちします。
また、大物とのやり取りではリールに大きな負荷がかかるため、ギアの強度やボディの剛性も考慮する必要があります。
リールの巻き上げ力
リールの巻き上げ力は、釣果に直結する要素の一つです。
巻き上げ力が強ければ、大物とのファイト時にスムーズにラインを巻き取ることができ、魚を逃さずにキャッチする確率が高まります。
特にオフショアジギングでは、深海からの巻き上げや、強い潮流の中での釣りが求められるため、高い巻き上げ力が必要です。
ラインキャパシティ
ラインキャパシティの大きさは、オフショアジギングで成功するための重要な要素です。
特に、青物や大物を狙う際には、長い距離を泳ぐ魚に対応できる十分なラインの量が必要です。
したがって、リールを選ぶ際には、少なくともPEラインで300m以上巻けるものを選ぶと良いでしょう。これにより、安心して大物を狙うことができます。
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防水性能
防水性能は、リールの寿命を延ばすために欠かせない要素です。
オフショアジギングでは、常に潮風や水しぶきにさらされるため、リール内部への水の侵入を防ぐ設計が必要です。
防水性能が高いリールを選ぶことで、内部のギアやベアリングが腐食するリスクを大幅に減らすことができます。
ギア比
- ハイギアは巻き取り速度が速い→活発に動く魚を狙う際に有利。
- パワーギアは巻き取り力が強い→深場での釣りや大物とのファイトに向いている。
ギア比は、リール選びにおいて見逃せないポイントです。
オフショアジギングでは、ハイギアとパワーギアのどちらを選ぶかが釣果に大きく影響します。
ハイギアは巻き取り速度が速く、手返し良く釣りができるため、活発に動く魚を狙う際に有利です。
一方で、パワーギアは巻き取り力が強く、深場での釣りや大物とのファイトに向いています。
自分の体力や釣りのスタイルに合わせて適切なギア比を選ぶことで、効率よく釣りを楽しむことができます。
おすすめのオフショアジギングコスパ最強スピニングリール
| モデル(購入) | 実売の目安 | ギア比/実巻 | 最大ドラグ | 自重 | PE糸巻量(例) | 推しポイント |
|---|---|---|---|---|---|---|
| シマノ 23 ストラディック C5000XG | 約2.2万円 | XG / 約101cm | 約11kg | — | PE2号-300m級(目安) | 2万円台の軸。耐久×軽快さでPE2〜2.5号汎用に。 |
| ダイワ 23 BG SW 10000-H | 約1.6万円 | H / 約121cm | 約15kg | 約620g | PE4号-300m級(目安) | フルメタル剛性で“強さ優先”。重量はあるがタフ。 |
| シマノ 21 スフェロス SW 8000PG | 約1.3万円 | PG / 実巻短め | 約13kg | 約670g | PE3〜4号-300m級(目安) | “価格最優先”の鉄板。入門〜サブ機に◎。 |
| シマノ 21 ツインパワー SW 10000HG | 約6.0万円 | HG / 約110cm | 約25kg | 約655g | PE4号-300m級(目安) | 比較用の上位基準。剛性/ドラグは別格。 |
| シマノ 23 ヴァンキッシュ C5000XG | 約4.5万円 | XG / 約101cm | 約11kg | 約220g | PE2号-300m級(目安) | 軽量リトリーブの到達点。疲労軽減の比較項。 |
【シマノ】ストラディック C5000XG
シマノのストラディック C5000XGは、優れた耐久性と滑らかな巻き心地を提供するスピニングリールです。
最大ドラグ力が11kgと非常に強力で、大型魚とのファイトにおいても安心して使用できる点が魅力です。
また、軽量設計が施されており、長時間の釣りでも疲れにくいことから、多くの釣り人に支持されています。
ただし、一部のユーザーからは、ギアの噛み合わせが少しゴリゴリと感じられることがあり、個体差によって巻き心地に違和感を覚える場合もあります。
【ダイワ】BG SW 10000-H
ダイワのBG SW 10000-Hは、フルメタルボディを採用し、高い耐久性とパワーを持つスピニングリールです。
ドラグ力が15kgと非常に強力で、大型魚とのファイトにも十分対応できます。
また、巻き取り長さが121cmで効率的にルアーを操作できるため、幅広いソルトルアーゲームに適しています。
しかし、一方でリールの自重が620gとやや重く、長時間の使用では腕への負担が増すことが考えられます。
また、ギア比5.7は高速巻きには適していますが、パワーが求められる場面ではやや巻き取り力が不足する可能性もあります。
【シマノ】ツインパワー SW 10000HG
シマノのツインパワー SW 10000HGは、特にソルトウォーターゲームでの強力なパフォーマンスを提供するリールです。
そのメリットは、高いドラグ力(最大25kg)と優れた耐久性を備え、特に大物狙いに最適な点です。
インフィニティドライブやヒートシンクドラグなどの高度な技術により、スムーズな巻き上げと安定したドラグ性能が実現されています。
一方でデメリットとして、リールの重量が655gと重めで、長時間の使用で疲労を感じやすい点が挙げられます。
【シマノ】スフェロス SW 8000PG
シマノのスフェロス SW 8000PGは、オフショアやショアジギング向けに設計されたコストパフォーマンスに優れたリールです。
メリットとしては、耐久性に優れたアルミニウムボディと高強度樹脂ローターを備え、最大13kgのドラグ力で大型魚にも対応可能な点です。
また、価格帯も手頃で、高性能を求めるアングラーにとっては非常に魅力的です。
デメリットとしては、重量が670gとやや重めであるため、長時間の釣行では疲労が蓄積しやすいことが挙げられます。
【シマノ】ヴァンキッシュ C5000XG
シマノのオシアジガー 1500XGは、オフショアジギングにおいて非常に人気の高い両軸リールです。
メリットとしては、ギア比が7.3と非常に高く、ハンドル1回転で112cmのラインを巻き取ることができるため、素早いリトリーブが可能です。
また、410gという軽量な設計でありながら、耐久性にも優れており、長時間の使用でも疲れにくい設計となっています。
デメリットとしては、最大ドラグ力が6kgと他の同クラスのリールに比べるとやや控えめで、大型魚とのファイトには若干の不安が残るかもしれません。
【ダイワ】ソルティガ IC 300 右ハンドル
ダイワのソルティガIC 300は、堅牢なアルミフレームと高度なICカウンター機能を備え、特に深海ジギングや大型魚を狙う釣りに最適なリールです。
HYPERDRIVE DESIGNにより、初期性能が長期間持続し、強力なドラグ性能と滑らかな巻き上げを実現しています。
また、電池交換が可能な設計で、長時間の釣りでも安心して使用できます。
【シマノ】20 トリウム 2000PG
シマノの20トリウム2000PGは、コストパフォーマンスに優れたジギングリールで、初心者にも使いやすい設計が特徴です。
最大ドラグ力15kgと高い性能を持ちながらも、軽量なボディと滑らかな巻き上げが可能です。
ただし、ベアリング数が少ないため、超高性能リールと比べると滑らかさに若干の劣りがある点がデメリットとなるでしょう。
【アブガルシア】ソルティーステージジギング
Abu Garciaの「SALTY STAGE Jigging」は、軽量で使いやすいベイトリールであり、ジギングに最適な右ハンドル仕様です。
ギア比7.3:1のハイギヤモデルであり、素早い巻き上げが可能です。
さらに、最大ドラグ力14kgで、強力なターゲットにも対応できます。
254グラムという軽量設計に加え、アルミニウム製のパワーハンドルが装備されており、操作性が向上しています。
ただし、ドラグ力が最大5グラムまでの設定であり、重いターゲットには適していない可能性があります。