特にエギングや青物釣りで選ばれています。飛距離・強度において評価が高いラインです。
しかしデメリットは、コーティングが弱く、色落ちや毛羽立ちが見られるため、
使用後のメンテナンスが必要な点です。
ピットブル8+インプレ:高強度で耐久性に優れたPEラインの魅力
シマノのピットブル8+は、エギングや青物狙いに最適なPEラインです。
- メリット・飛距離
- デメリット・コーティングが弱い
ピットブル8+の特徴とおすすめポイントは?
サイズ (号) | 長さ (m) | 最大強力 (lb) | 最大強力 (kg) | 価格 (円) |
---|---|---|---|---|
0.6 | 150 | 14.5 | 6.6 | 2,270 |
0.8 | 150 | 18.3 | 8.3 | 2,270 |
1 | 150 | 22.4 | 10.2 | 2,270 |
1.2 | 150 | 27 | 12.2 | 2,270 |
1.5 | 150 | 31.7 | 14.4 | 2,270 |
2 | 150 | 42.8 | 19.4 | 2,270 |
0.6 | 200 | 14.5 | 6.6 | 3,050 |
0.8 | 200 | 18.3 | 8.3 | 3,050 |
1 | 200 | 22.4 | 10.2 | 3,050 |
1.2 | 200 | 27 | 12.2 | 3,050 |
1.5 | 200 | 31.7 | 14.4 | 3,050 |
2 | 200 | 42.8 | 19.4 | 3,050 |
0.8 | 300 | 18.3 | 8.3 | 4,200 |
1 | 300 | 22.4 | 10.2 | 4,200 |
1.2 | 300 | 27 | 12.2 | 4,200 |
1.5 | 300 | 31.7 | 14.4 | 4,200 |
2 | 300 | 42.8 | 19.4 | 4,200 |
ピットブル8+の最大の特徴は、8本撚りの構造による高い強度と耐久性です。
従来の4本撚りラインに比べて、8本撚りはライン自体がしなやかであり、キャスティング時の飛距離が大幅に向上します。
加えて、コーティングが施されているため、滑らかな表面がラインの放出抵抗を軽減し、スムーズなキャスティングが可能です。
ピットブル8+のコスパは本当に良い?
価格帯としては2,000円から4,200円ほどで、PEラインとしては手頃な価格設定です。
この価格でありながら、エギングや青物狙いの釣りに耐えられるだけの強度を持っているため、頻繁にラインを交換しなければならないアングラーにとっては非常に魅力的です。
また、ラインナップも豊富で、0.6号から2号まで幅広く揃っているため、釣りスタイルに合わせて最適なラインを選ぶことが可能です。
ピットブル8+のデメリットとその対策
ピットブル8+のデメリットとして挙げられるのは、コーティングが弱く色落ちしやすい点です。
特に、何度も使用していると表面のコーティングが剥がれ、視認性が低下していくことがあります。
また、毛羽立ちやすくなるため、飛距離が落ちたり、ライントラブルが増える可能性があります。このデメリットに対しては、釣行後のメンテナンスが有効な対策となります。
コーティングスプレーを使用し、定期的にラインを保護することで、毛羽立ちや色落ちを最小限に抑えられます。
エギングや青物狙いにピットブル8+が適している理由
- 強度がある
- 飛距離が出る
理由は、強度が求められる釣りであっても、ライン自体が非常にしなやかでありながら、引張強度を保っているためです。
また、根掛かり時にはリーダーが先に切れることで、メインラインを保護する設計になっているため、頻繁にラインを交換する必要がありません。
さらに、エギングや青物の釣りでは、遠投や細かなルアーアクションが求められますが、ピットブル8+は滑らかな表面と高い飛距離性能により、精度の高いキャスティングが可能です。
ピットブル8+と他のPEラインとの違いは?
ピットブル8+と他のPEラインとの大きな違いは、価格と性能のバランスです。
ピットブル8+は、比較的手頃な価格帯に位置しながら、8本撚り構造による高い強度や耐久性を備えています。
他の同等レベルのPEラインと比べても、コストパフォーマンスが非常に高く、特に初心者やコスパ重視のアングラーに適しています。
一方で、前述の通り、コーティングの耐久性が他の高級ラインと比べると劣るため、頻繁なメンテナンスが必要です。
【この記事のまとめ】
- ピットブル8+は8本撚りの高強度PEラインで、エギングや青物釣りに最適
- 飛距離性能に優れ、コーティングによる滑らかさでキャスティングがスムーズ
- デメリットはコーティングの弱さと色落ちのしやすさ、メンテナンスが必須
- 価格が手頃でコスパが高く、初心者から上級者まで幅広く使える
- 頻繁なメンテナンスで耐久性を保ちながら長く使用可能