テナガエビ釣りで重要なのは、まず竿選びです。ロッドの長さやしなやかさ、素材の違いで釣りやすさが大きく変わります。本記事では、初心者が押さえておきたい選び方のポイントとおすすめのテナガエビ釣竿を紹介します。
- テナガエビ釣竿の選び方
- おすすめのテナガエビ釣竿12選
- ダイワ(DAIWA) LBT C(リバティクラブ) 万能小継
- Goture 渓流竿 コンパクト 延べ竿 万能竿
- ダイワ(DAIWA) 振出万能竿
- NOSTA 長く2.7M-10M超軽量溪流竿
- 渓流竿ロッド 釣り竿 超硬質高炭素 超軽量
- RISEWAY(ライズウェイ) 釣れるンジャー 小継セット のべ竿
- JINKING 渓流竿 ロッド 延べ竿 コンパクト
- VGEBY 短節釣竿 ハンドポール 渓流竿 万能竿
- プロマリン(PRO MARINE) PG 清風 120
- サンライク(SANLIKE) 渓流竿 軽量 延べ竿
- アルファタックル(Alpha Tackle) ロッド WIZZ 翠渓 硬調45 68291
- シェアーズ(Shares) SOLFIESTA(ソルフィエスタ) CB 3Way 小物万能竿 遊流里 YURURI
- 使用時の注意点
テナガエビ釣竿の選び方

ロッドの長さと取り回し

- 十分な携帯性を確保
- 足場との距離を意識
- 初心者は1.5m前後
ロッドは短めだと軽量で扱いやすく、足場が低い場所や子どもと一緒に釣る際に便利です。ただし、あまりにも短いと深いポイントや足場が高いエリアでは届かず苦戦しがち。初心者は1.5m程度から選び、慣れてきたら2m以上を検討するのがおすすめです。
1.5~3m程度を基準に、足場や釣り場の状況によって選びましょう。小さいお子さんと始めるなら1.5m前後が扱いやすいです。
竿先(ティップ)の柔らかさと感度

テナガエビは繊細にアタリを出すため、穂先が硬いロッドだと弾いてしまう恐れがあります。反対に柔らかすぎる竿では、根掛かり回避が難しくなる場合もあるため、ある程度しなやかながら感度を確保できるタイプを選ぶと扱いやすいです。
ラインのたるみを少なくして、竿先に神経を集中させます。小さな引きが出たら軽く聞き合わせをして確かめてください。
振り出しか並継か
- 携帯しやすい振り出し
- 強度に優れた並継
- 収納寸法もチェック
振り出し竿は仕舞寸法が短く、持ち運びに便利です。公共交通機関や自転車での移動が多い方には好都合でしょう。一方、並継竿は剛性が高く、細身でもパワーを発揮できます。ご自身の移動手段や保管スペースに応じてどちらを選ぶか検討してみてください。
まずはコンパクトな振り出し竿が扱いやすいです。手軽に収納できるので、家族連れでも荷物がかさばりにくいですよ。
リールシートの有無・グリップ仕様
テナガエビ釣りではのべ竿が主流ですが、足場が高い場所ではリールが使えるタイプが有利な場合もあります。リールシートがあるとリールをセットしやすく、ロッド自体の汎用性が高まるのも魅力です。グリップにはEVAやコルクなどがあり、好みに合わせて選びましょう。
手にフィットする素材を選ぶのが大事です。濡れた状態でも滑りにくいEVAはお手入れもしやすく、人気があります。
耐久性と素材
カーボン素材は軽量かつ高感度で、テナガエビのわずかなアタリも見逃しません。一方、グラス竿は粘りがあり、誤ってぶつけても折れにくいという利点があります。お子さんや初心者にはグラス素材の柔軟さが安心感につながるでしょう。
グラスやコンポジット素材が折れにくいです。特に子どもと釣りを楽しむ場合は、多少の衝撃にも強いロッドを選ぶと安心です。
価格帯とコストパフォーマンス
テナガエビ釣りのロッドは安価なものでも実用性十分な商品が多く、1,000円台からラインナップされている例もあります。こだわり始めると数千円~数万円の高級モデルもありますが、初心者はまずリーズナブルなモデルで練習し、釣りの楽しさを感じ取るところからスタートするのがおすすめです。
1,000~3,000円程度でも十分楽しめます。安価でも壊れにくいものを選べば、長く愛用できますよ。
おすすめのテナガエビ釣竿12選

ダイワ(DAIWA) LBT C(リバティクラブ) 万能小継

取り回しの良い小継仕様で、シンプルながら幅広い釣りに活用できます。ダイワ独自の技術で初心者にも使いやすい設計です。
Goture 渓流竿 コンパクト 延べ竿 万能竿

携帯性に優れた振り出しタイプ。繊細なアタリも拾いやすいのでテナガエビだけでなく小物釣り全般に重宝します。
ダイワ(DAIWA) 振出万能竿

軽量で感度良好な万能振出竿。川から海の小物まで多用途に使えるため、ファミリーフィッシングにも最適です。
NOSTA 長く2.7M-10M超軽量溪流竿

幅広い長さの選択肢があり、上流域から足場の高い場所でも安定して狙いやすいのが特徴です。超軽量なので疲れにくい設計。
渓流竿ロッド 釣り竿 超硬質高炭素 超軽量
高炭素素材を採用しつつ、超軽量を実現。硬めの調子が好みの方や、岩の隙間を丹念に探りたい時に活躍します。
RISEWAY(ライズウェイ) 釣れるンジャー 小継セット のべ竿

仕掛けもセットになった便利なモデル。ちょい投げや足元狙いにも応用可能なため、初心者にも扱いやすい構成です。
JINKING 渓流竿 ロッド 延べ竿 コンパクト
小型リールにも対応できる設計で、のべ竿としても使える多機能さがポイント。車内やリュックにも収納しやすい長さです。
VGEBY 短節釣竿 ハンドポール 渓流竿 万能竿
短節仕様で持ち運びしやすく、釣行先を選ばない使い勝手の良さが魅力。テナガエビの引きも十分楽しめます。
プロマリン(PRO MARINE) PG 清風 120

操作性を重視したコンパクトモデル。穂先が柔らかめで、小さなアタリも見逃しません。初心者にも扱いが簡単です。
サンライク(SANLIKE) 渓流竿 軽量 延べ竿

軽さと強さを両立し、疲れにくい設計が特徴。ちょっとした小魚やエビ狙いなど幅広く使える万能モデルです。
アルファタックル(Alpha Tackle) ロッド WIZZ 翠渓 硬調45 68291

硬調設計なので、根の多いエリアでも立ち回りやすいモデル。粘りもあるため、エビ以外の小物釣りにも対応します。
シェアーズ(Shares) SOLFIESTA(ソルフィエスタ) CB 3Way 小物万能竿 遊流里 YURURI

3Wayアクションでシーンに合わせて長さを調整できる万能竿。ブロック周りなどを丹念に探りたい方に便利な機能です。
使用時の注意点

仕掛けを落とし込む際の衝撃に注意

テナガエビ釣りでは、岩やテトラ周りに仕掛けを落とし込むことが多いため、強く振りかぶって落とすと竿先や仕掛けに余計な衝撃が加わる恐れがあります。穂先は繊細なので、落とし込む際はロッドを垂直に立てすぎず、ゆっくり角度を保ってエサを狙いのスポットへ送りましょう。
竿先が折れたり、仕掛けの糸が高確率で切れてしまいます。無理な落とし方は避け、丁寧にエサを送り込んでください。
糸ふけとアタリ感知

テナガエビは横に動くアタリが多く、糸にふけが生じていると感知が遅れることがあります。仕掛けを落とした後はラインを張りすぎず、ゆるめすぎずのバランスを心掛けると小さな動きも逃しません。ウキ仕掛けの場合は、ウキが横方向へ滑り出すなどの変化に素早く気づけるよう集中しておきましょう。
軽くラインを張り気味にして、仕掛けが底についたらゆっくりと糸を調整します。ウキの動きと合わせてアタリを見逃さないようにしましょう。
使用後の泥・塩分の除去と乾燥
川でのテナガエビ釣りでも泥や汚れが付着しやすく、汽水域では塩分も残る場合があります。そのまま放置するとガイドや継ぎ目が錆びたり、内部に汚れが溜まって劣化を早める要因になります。釣行後は必ず水で洗い流してから、竿を伸ばして風通しの良い場所でしっかり乾燥させましょう。
水洗いをしないと隙間に入り込んだ泥や塩分が残り、パーツが傷む可能性が高まります。軽く洗ってしっかり乾燥させるのが理想です。
記事のまとめ

- 携帯性と長さのバランスを考慮
- ティップの柔らかさはアタリ感度重視
- 振り出しか並継かで携帯性が変わる
- リールシート付きは高足場で便利
- 耐久性を重視するなら素材も確認
- 価格帯は1,000円台から手軽に選べる
- 使用時は仕掛けの衝撃に気をつける
- 釣行後の洗浄と乾燥でロッド長持ち
テナガエビ釣竿は、長さや素材などの選択で釣りやすさが大きく変わります。まずは低価格帯から自分のスタイルに合ったロッドを探して、手軽にテナガエビ釣りを楽しんでみてください。