磯釣りは波しぶきや予期せぬ雨を受けやすい場所で行うため、信頼できるレインウェアが欠かせません。濡れによる不快感を抑えながら、動きやすさや耐久性を兼ね備えた磯釣り用レインウェアの選び方とおすすめ商品を紹介します。
- 磯釣りレインウェアの選び方
- おすすめの磯釣りレインウェア11選
- ドレス(DRESS) レインウェア AIRBORNE M~3XL
- [シマノ] 3レイヤー レインスーツ RA-047X 各種
- [マズメ] レインスーツ コアレインスーツユニセックス大人
- [ダイワ] DR-3824 レインマックスレインスーツ WM~3XL 各種 (2024年モデル)
- NNOUM(ノアム) レインウェア 上下セット
- [ヴァストランド] 3レイヤーストレッチレインウェア 上下セット
- [ミズノ] レインウェア ベルグテックEX ストームセイバーV 上下
- mazume コンタクトレインスーツ MZRS-819
- [ダイワ] RAINMAX®レインジャケット DR-3625J 各種(2025年モデル)
- [シマノ] DSベーシックスーツ RA-027Q 各種
- [ダイワ] DR-3224 レインマックスシールドレインスーツ M~2XL 各種 (2024年モデル)
- 使用時の注意点
磯釣りレインウェアの選び方
防水性能の信頼性(耐水圧・透湿性)

- 十二分の耐水圧性能
- 蒸れを抑える透湿性
- 磯場で頼れる防水力
磯釣りでは大波を受けることもあるため、しっかりとした耐水圧が重要です。さらにレインウェア内部の蒸れ対策として透湿性も大切です。生地が水滴は通さず、水蒸気を逃がす構造になっているか確認しておくと、雨天時や波しぶきにさらされても快適さが持続します。
生地が高い耐水圧を持つレインウェアなら安心です。波しぶきを受けても水が染み込みにくく、透湿性があれば蒸れにくく快適です。
フードや襟の形状・ドローコードの調整機能

フードは襟が高めでしっかりと頭部を覆う形状があると、強風下でも雨が内側に入りにくくなります。ドローコードによるフィット感調整が細かくできるものほど、顔まわりからの水滴侵入を防ぎやすいです。また襟部分がしっかり立ち上がるタイプなら、首元を濡らさずに済むメリットもあります。
ドローコード機能やツバ付きなら調整しやすいです。襟高デザインも活かしてうまくフィットさせれば、視界もクリアに保てます。
動きやすさ・ストレッチ性とサイズ選び
- 快適な着心地確保
- 正しいサイズ選定
- 動作を阻害しない設計
竿を振ったり魚を取り込んだりと、磯釣りは全身を使う動きが多いです。快適なストレッチ性を求めるなら、生地が柔らかく立体裁断を採用しているものがおすすめ。サイズはインナーを着こむ冬場を想定し、少しゆとりがあるモデルを選びましょう。ぴったりすぎると肩や肘が突っ張るため、動作に支障が出やすくなります。
厚着する時期を想定するならワンサイズ上を検討しましょう。動きやすさを確保するには試着がベストですが、冬は重ね着分の余裕があるモデルが安心です。
耐久性・補強部位の有無
磯は岩肌がゴツゴツしており、レインウェアを引っかけたり擦ったりしがちです。強度を高めるため、補強生地が使われている部分が多いほど安心感が増します。なかでも尻部の二重構造や膝部分の強化は、よく摩耗するため要チェックです。長く使えるかどうかは耐久性によって大きく左右されます。
多少の重さは出ますが、摩耗に強いメリットの方が大きいです。擦り傷からの浸水リスクを軽減できるため、結果的にレインウェアを長持ちさせられます。
軽量性と携行性
磯場まで歩き込む場合や、天候を見つつ携帯したい方には軽量モデルがおすすめです。小さく畳んで収納できるタイプなら、強風や突然の雨にも素早く対応できます。タックルバッグのスペースを圧迫しない点は大きな利点です。普段はバッグの隅に忍ばせておき、必要なときだけ取り出す運用が可能です。
軽量化で生地が薄くなる面はありますが、補強が施されていれば十分実用的です。選ぶ際は擦れやすい箇所の素材を確認すると良いでしょう。
機能的なポケット配置と防水ファスナー
ポケット配置は、釣行中に出し入れしたい道具をスマートに収納できるかを左右します。防水ファスナー搭載なら雨天時でも中の小物が濡れにくく、スマホやリーダーなどの保護に役立ちます。必要最小限のポケット数でも位置が良いと快適さが増すため、内部を浸水から守る止水ファスナーかどうかも要確認です。
はい、防水ファスナーにカバーが付いていればより水の侵入を防げます。大雨や波しぶきが強い磯でもポケット内を安心して使えます。
おすすめの磯釣りレインウェア11選
ドレス(DRESS) レインウェア AIRBORNE M~3XL

軽量かつコストパフォーマンスに優れた釣り用レインウェア。ウェーディングに配慮したショート丈設計が特徴です。
[シマノ] 3レイヤー レインスーツ RA-047X 各種

ゴアテックス素材を採用し、磯場での動きを想定した立体裁断設計。長時間の釣行でも蒸れを防ぎやすい点が魅力です。
[マズメ] レインスーツ コアレインスーツユニセックス大人

透湿防水素材による快適性とリーズナブルな価格が人気。磯から船まで幅広く活躍する万能モデルです。
[ダイワ] DR-3824 レインマックスレインスーツ WM~3XL 各種 (2024年モデル)

裏地メッシュで雨天時のベタつきを軽減。上下セットでフィットしやすく、オールシーズン利用可能です。
NNOUM(ノアム) レインウェア 上下セット

防水性とストレッチ性をバランス良く備え、動きやすさ重視の設計。軽い雨からしっかり対応できます。
[ヴァストランド] 3レイヤーストレッチレインウェア 上下セット

伸縮性と耐水圧性能を両立したストレッチ生地を採用。雨天時でもアクティブな動きを損なわずに釣りが楽しめます。
[ミズノ] レインウェア ベルグテックEX ストームセイバーV 上下

防水透湿性が高く、100回以上の洗濯にも耐える撥水力が特長。登山用品からの流用で磯釣りにも好相性です。
mazume コンタクトレインスーツ MZRS-819

釣り専用の立体裁断とPU素材を使い、波しぶき対策に配慮した構造。リーズナブルでコスパが良いと好評です。
[ダイワ] RAINMAX®レインジャケット DR-3625J 各種(2025年モデル)

抜群の防水性と通気性を持つRAINMAX素材。フードや袖口も二重仕様で雨の侵入をしっかりブロックします。
[シマノ] DSベーシックスーツ RA-027Q 各種

初心者からベテランまで支持される定番モデル。耐水圧と透湿性が高く、動きやすい軽量設計も魅力です。
[ダイワ] DR-3224 レインマックスシールドレインスーツ M~2XL 各種 (2024年モデル)

レインマックスシールド仕様で激しい雨でも安心。ロッド操作を考慮した裁断で長時間の磯釣りに役立ちます。
使用時の注意点

安全に着用できるよう装着を丁寧に

磯釣りレインウェアを着る際は、袖口や裾、フードまわりをしっかりチェックしましょう。襟や二重カフ、ファスナーのカバーが正しく閉じられていないと、水が浸入してレイヤリング全体が濡れやすくなります。着用後は動きにくい箇所がないか再確認することで、釣りの最中も快適に安全へ配慮できます。
パンツやサロペットに重ねてからしっかり閉じ込めると雨の侵入を防ぎやすいです。着用順序も含めて丁寧に装着しましょう。
転倒リスクを考慮して生地を傷めない
磯は岩や石が多いため、万が一転倒すると生地を引き裂くリスクがあります。破れた部分からは雨が染み込みやすくなるので、特に尻部や膝を守れるモデルがあると安心です。傷や穴が開いた際は、専用の補修テープなどで早めに修理することで、急激な劣化を防げます。
小さな穴なら補修すれば延命可能です。専用テープを貼って接着するだけで簡単に修繕できますが、ダメージが広範囲なら買い替えも検討しましょう。
定期的に撥水ケアをして快適維持
レインウェアは使用を重ねると撥水性能が弱まるため、定期的なメンテナンスが大切です。ゴミや潮を洗い流したあと、防水スプレーを施すことで水を弾きやすい状態に戻せます。しっかり乾燥させてからしまう習慣をつけるとカビや異臭の発生を防ぎ、快適な着心地を長期間保つことができるでしょう。
着用頻度にもよりますが、シーズン中は月1回くらいを目安にケアすると撥水効果を維持しやすいです。汚れや潮気は早めに落としましょう。
記事のまとめ
- レインウェアの防水性能は十分な耐水圧が決め手
- フードの形状や調整機能で首元の雨侵入を防止
- 動きやすさ重視なら立体裁断や伸縮素材を選ぶ
- 尻部や膝の補強で耐久性を高めると長く使える
- 軽量モデルは携行性が高くサッと着用が可能
- ポケット配置と防水ファスナーも利便性に直結
- 着脱時のチェックで隙間からの水侵入を予防
- 定期的な撥水ケアで機能を長く維持できる
磯釣りのレインウェアは、耐水圧と動きやすさの両立が何より重要です。しっかりした選び方と適切なメンテナンスで快適に釣りを楽しみましょう。