ロックフィッシュに挑戦するなら、まずは自分に合ったロッド選びが大切です。この記事では、これから始める初心者や中級者の方に向けて、失敗しないロッドの選び方とおすすめモデルをわかりやすく紹介します。ぜひ参考にして、快適な根魚釣りを楽しんでください。
- 失敗しないロックフィッシュロッドの選び方
- 【1万以内】おすすめロックフィッシュロッド8選
- 【3万以以下】おすすめロックフィッシュロッド8選
- シマノ(SHIMANO) ロックフィッシュロッド 24 ハードロッカーBB
- メジャークラフト ロックフィッシュロッド ロックライバー 5G ライトゲーム
- アブガルシア(Abu Garcia) ロックフィッシュロッド ベイト ソルティーステージ KR-X ロックフィッシュ SXRC-882EXH-KR
- アブガルシア (Abu Garcia) SaltyStage Prototype ソルティーステージプロトタイプ SWベイトフィネス 各種
- ダイワ(DAIWA) ロックフィッシュ ロッド HRF AIR (スピニング/ベイト)
- アブガルシア(Abu Garcia) ソルティースタイル ロックフィッシュ各種
- メジャークラフト ロックフィッシュロッド ベイト 3代目 クロステージ 根魚 CRX
- ダイワ(DAIWA) ロックフィッシュロッド HARDROCK(ハードロック) X(2024年モデル)
- 【釣行時の注意点】
- まとめ
失敗しないロックフィッシュロッドの選び方

ロッド選び3つの重要ポイント

- 全長の長さを考慮する
- 硬さに注目しよう
- グリップ形状もチェック
ロックフィッシュロッド選びでは、狙う水深や地形に合わせた長さが肝心です。さらに魚を障害物から引き離すための硬さや、操作性が向上するグリップ形状も要チェック。これらの要素をバランス良く選ぶことで、根掛かりを減らし、確実にヒットに持ち込めます。
短めでMクラス前後のロッドなら扱いやすいです。硬すぎず柔らかすぎないモデルを選べば、操作がしやすく根魚とのやりとりも安定します。
キャスト&リトリーブのポイント
キャスト時にはロッドが曲がる特性を活かし、ロングキャストするほど魚とのやりとりにもパワーが必要になります。適度な長さを選べばボトム感知能力が増し、アクションの付けやすさも向上。根掛かりを避けつつ丁寧に巻くことで、大型のロックフィッシュに出会いやすくなるでしょう。
周りの障害物や強風に注意し、ラインが絡まないように投げましょう。狙いたいポイントまで飛ばすために、無理なくスムーズなフォームを心がけることが大切です。
ロッドパワーと感度

- 繊細な先端でアタリを取る
- 太めのブランクで根から引き離す
- 素材の違いを把握する
ロックフィッシュロッドは、ティップの感度と強靭なバットを両立させたモデルが重宝されます。繊細な先端は小さなアタリも捉えやすく、大型を掛けても一気に根から引き剥がすバットパワーがあると安心。素材によって感度や重さが異なるので、用途に合わせて選択しましょう。
基本はカーボン素材が主流ですが、グラスコンポジットなどもあります。カーボンは軽くて感度に優れ、疲れにくいのがメリットです。
リグとの相性を考える
ロックフィッシュゲームで多用されるテキサスリグやフリーリグ、ビフテキなどは、ロッドのパワーやテーパーとの相性が重要です。重めのリグを遠投する場合や障害物を攻めるときはMH以上のパワーを検討しましょう。リグのウエイトに対して強すぎないロッドだとアクションもつけやすくなります。
ボトムをしっかり取るために10~30g程度のシンカーを使い分けます。水深や潮流に合わせてウエイト調整すると釣果が安定します。
適切なロッドの長さ
足場の低い港湾部で小~中型を狙うなら7ft前後が扱いやすく、障害物やテトラポッドまわりをタイトに攻めやすい特徴があります。一方、磯や足場の高い堤防などで遠投重視の場合は8ft以上が便利です。狙うエリアや魚のサイズに合わせて、最適なレングスを選びましょう。
慣れないうちは負担を感じやすいですが、遠投力を重視するなら長めが有利です。慣れるまで無理せず、キャストを繰り返してフォームを確立してください。
スピニングかベイトか
軽いリグを遠投しやすいスピニングロッドは、初心者にも扱いやすいメリットがあります。一方、障害物から大型を瞬時に引き離すパワーを重視したいならベイトタックルが便利。またベイトフィネスに挑戦すれば、軽量リグも使えるので応用幅が広がります。
スピニングでPEラインを使うとライントラブルが少なく、飛距離も稼げます。ベイトなら太めのPEを巻いて強度を確保し、大型を狙いましょう。
【1万以内】おすすめロックフィッシュロッド8選

ダイワ(DAIWA) スピニングロッド LURENIST(ルアーニスト)

バス、トラウト、アジ、メバル、シーバス、ショアジギング、エギングなど幅広いソルトルアーゲームに対応するモデルです。扱いやすい設計で、コストを抑えながらも各釣りに必要な性能が備わっています。
アブガルシア(Abu Garcia) BASS FIELD (バスフィールド) シリーズ

バス釣りに焦点を当てた設計ながら、ロックフィッシュにも応用可能。初心者から上級者まで幅広い層に人気で、コストパフォーマンスに優れたシリーズです。
アブガルシア(Abu Garcia) ZoomSafari(ズームサファリ) シリーズ

携帯性を重視したマルチピースモデルで、さまざまな釣り場に持ち運びやすいのが特徴。ロックフィッシュだけでなく、いろいろなジャンルに流用できます。
シマノ(SHIMANO) ロッド 23 ルアーマチック ソルト

ソルトルアーゲーム全般に対応し、操作性と耐久性が高いシリーズ。初心者から中級者まで使いやすく、アクションの幅も広いモデルとなっています。
シマノ(SHIMANO) モバイルロッド 20 ルアーマチック MB

持ち運びに適したモバイルタイプで、数ピース構成ながらブレが少なく、ロックフィッシュやシーバスなど多彩なターゲットに対応。遠征や旅行にも便利な設計です。
アブガルシア(Abu Garcia) SALTYFIELD ソルティーフィールド

ソルトウォーター入門者向けに開発されたモデルで、手頃な価格帯ながら必要な強度と感度を両立。初めての1本としてもおすすめです。
シマノ(SHIMANO) ロッド 19 ソルティーアドバンス

感度と操作性を重視したソルトルアー用ロッド。扱いやすさと耐久性を兼ね備えており、ロックフィッシュを含む幅広い釣りに活躍します。
メジャークラフト バスロッド ベイト ファーストキャストバス

初心者向けのベイトロッドとして人気の高いファーストキャストバスシリーズ。コストを抑えながらもしっかりした作りで、根魚狙いにも十分なパワーを持ち合わせています。
【3万以以下】おすすめロックフィッシュロッド8選
シマノ(SHIMANO) ロックフィッシュロッド 24 ハードロッカーBB

高い粘りとパワーが特徴のハードロッカーシリーズのエントリーモデル。大型ロックフィッシュに対応しつつ、軽量設計で操作性も優れています。
メジャークラフト ロックフィッシュロッド ロックライバー 5G ライトゲーム

感度とパワーを兼ね備えた次世代型ロッド。軽めのリグにも対応でき、漁港や岸壁を丁寧に探るライトゲームにも使いやすいモデルです。
アブガルシア(Abu Garcia) ロックフィッシュロッド ベイト ソルティーステージ KR-X ロックフィッシュ SXRC-882EXH-KR

強靭なブランク設計とベイトリールとの相性を考慮した1本。根掛かり回避やフッキング性能にもこだわり、大型ロックフィッシュ狙いを強力にサポートします。
アブガルシア (Abu Garcia) SaltyStage Prototype ソルティーステージプロトタイプ SWベイトフィネス 各種

ベイトフィネスで繊細な釣りを実現しつつ、大型根魚も引き寄せるパワーを装備。軽量ルアーを扱う際にも高い精度を発揮します。
ダイワ(DAIWA) ロックフィッシュ ロッド HRF AIR (スピニング/ベイト)

HVFカーボンブランクス採用で軽量ながらパワフル。スピニングモデルとベイトモデルがあり、エリアやスタイルに合わせて選べます。
アブガルシア(Abu Garcia) ソルティースタイル ロックフィッシュ各種

軽量性と剛性を両立したロックフィッシュ専用モデル。あらゆる深さやカバーに対応し、安定したキャッチ率を目指すアングラーにおすすめです。
メジャークラフト ロックフィッシュロッド ベイト 3代目 クロステージ 根魚 CRX

4軸カーボンとクロスフォース構造で、ネジレを抑えた強靭なブランクが魅力。初心者から中級者まで扱いやすい1本に仕上がっています。
ダイワ(DAIWA) ロックフィッシュロッド HARDROCK(ハードロック) X(2024年モデル)

最新のブレーディングX構造を採用し、より強靭かつ軽快な使用感を実現。ロッド全体にパワーがあるため、海底付近を狙うスタイルにも最適です。
【釣行時の注意点】

周囲の安全確認を徹底する

キャスト時のロッド操作で周りに人がいないか、後方や横のスペースを十分に確保してください。特に混雑する堤防や漁港での釣りは、振りかぶる際にトラブルが起きがちです。視界の悪い状況でも焦らず、周囲の安全を最優先して行動しましょう。
夜間はライトを活用し、周囲の釣り人や漁港施設をしっかり確認しましょう。できるだけ距離を取り、安全第一でキャストしてください。
ラインのチェック
根魚を相手にするロックフィッシュゲームでは、ラインブレイクのリスクが高まります。定期的にリーダーとの結束強度やライン自体の摩耗をチェックし、異常があれば速やかに交換しましょう。トラブルを未然に防ぐことで、大物をバラす心配も軽減されます。
使用頻度や擦れ具合にもよりますが、色落ちや毛羽立ちが目立ってきたら早めに交換しましょう。予備のラインを持参すると安心です。
フッキングとやりとりのコツ
根魚はアタリが出た瞬間に根へ潜ろうとするため、フッキングからバットパワーを活かしたやりとりが重要です。適切なドラグ設定でラインブレイクを防ぎつつ、力勝負が必要な場面では一気に巻き上げるメリハリのあるファイトが求められます。
小型でも確実に掛けるために合わせは行いましょう。フックがしっかり刺さり、バラシを減らすことに繋がります。
ロッド管理のポイント

- 持ち運び時はケースに入れる
- 急な負荷をかけないように注意
- ガイドの汚れは定期的に清掃
- 湿気の多い場所は避ける
- ロッドスタンドで安定保管
- 直射日光を極力避ける
- リールシートの緩みも点検
- パーツ交換はメーカーに依頼
ロッドを長く使うには、適切な保管とメンテナンスが大切です。特にガイド部は塩分や汚れが残りやすいため、使用後は真水で洗浄して乾拭きする習慣を付けましょう。大切に扱うことで、性能を損なわずに長期間使い続けられます。
まとめ
ロックフィッシュロッドは、ターゲットとなる魚種や釣り場の環境に合わせて選ぶことが肝心です。初心者はスピニングロッドで扱いやすさを重視し、慣れたらベイトタックルにも挑戦してみましょう。遠投が必要な場面では8ft以上、足元を丁寧に探る釣りなら7ft前後がおすすめです。根掛かりや大型とのファイトが多いロックフィッシュゲームでは、硬さ・パワー・感度のバランスが大切。予算に合わせて最適なモデルを選び、快適にロックフィッシュを狙ってください。