シーバスのフローティングミノー——釣れる場面と釣れない場面を3シーズンで整理した
フローティングミノーを投げてもシーバスが釣れない日、ありますよね。私も同じでした。使い方が間違っているのか、ルアーが合っていないのかしばらくわからなかった。3シーズン通って整理できたのは、「いつ使うか」を決めてから投げるということでした。
フローティングミノーが釣れる場面と釣れない場面
表層にシーバスが浮いているタイミングに強い
フローティングミノーが一番仕事をするのは、シーバスが表層を意識しているときだ。上げ潮でシャローに差してくる夕マズメから夜にかけて、常夜灯周りの明暗を打っていくタイミングがそれにあたる。
ルアーが着水して数秒でバイトが出ることもあって、着水させてから少し間を置いてから動かし始めるくらいの意識があると、ミスバイトが減る経験をした。
流れのある場所でのドリフトが効く
河川や流れのある港では、無理にアクションをつけずに流れに乗せる「ドリフト」が有効だ。アップかクロスにキャストして糸ふけを出しながら、流れにルアーを漂わせる。
コツは巻きすぎないこと。巻きすぎると流れに逆らってしまい、自然な動きが出ない。ラインテンションだけ管理して流れに任せる感覚が大事だった。
シーバスが底についているときは向かない
フローティングミノーが苦手な場面もある。シーバスが底付近にいるとき、水温が低くて活性が落ちているとき、深場を探りたいとき——こういう状況ではシンキング系の方が向いている。
「釣れない」と感じたときは、まずシーバスがどのレンジにいるかを確認することが先だ。フローティングにこだわらず、シンキングで下のレンジを探ってみると答えが出ることが多かった。
選び方——サイズ・カラー・動きの3点で考える
サイズはベイトに合わせる
シーバス用フローティングミノーは90〜160mmが主流だ。ベイトが小さい時期(コウナゴやシラス)は100mm前後、イワシやコノシロが入っている時期は130mm以上が使いやすい。
迷ったら120mm前後が万能で、春から秋まで対応しやすかった。最初の1本を選ぶなら120mm台を基準にするといい。
カラーは光量と水質で変える
夜や濁りがある日はチャート・グロー系、昼間や澄み潮のときはイワシカラー・シルバー系が基本だ。シーバスは視覚で捕食するので、カラーの判断はシーバスの目線を意識すると選びやすい。
個人的に最初に選ぶならホログラム系のイワシカラーがどの状況でも使いやすかった。1本でいろんな場面に対応できるから、迷ったときの基準として持っておくといい。
スローで安定するかどうかが分かれ目
フローティングミノーはデッドスローで引いても泳ぎが破綻しないかどうかが、実釣で差が出る。ゆっくり巻いたときにきれいに泳がないルアーは、流れがない場面で使いにくかった。
購入前に確認できるなら水に入れてチェックするのが確実だが、難しければデッドスロー対応を謳っているモデルを選ぶのが無難だ。
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実釣で使い続けているシーバスルアー12本
3シーズン使い続けた中で手放せなくなったルアーを紹介する。フローティングミノーを中心に、状況別のローテーション候補として見てほしい。
シマノ エクスセンス サイレントアサシン 120F フラッシュブースト
止めていても内蔵の反射板が揺れ続けるフラッシュブースト機構が特徴。デッドスローからデジ巻きまで対応できて、流れが弱い夜でもルアーが動き続ける。港湾から河川まで使える汎用性の高いモデルで、最初の1本として選んでも後悔しにくい。
メガバス カゲロウ 124F
低重心設計で水面直下をゆっくり引いても姿勢が崩れない。凪いだ夜の常夜灯周りでスローに引くと反応がいい。荒れた日よりも静かな夜に強い印象があって、河川ドリフトの鉄板として使っている。
ダイワ ショアラインシャイナーZ バーティスR R125F
飛距離と安定した泳ぎを両立した定番。重心移動システムで向かい風でもキャストしやすく、広い港湾でシーバスを探り歩くときの基準ルアーとして重宝している。迷ったらまずこれを投げるという使い方が多い。
ダイワ ショアラインシャイナーZ セットアッパー 125S-DR
シンキングだが流れの速い場所でも潜りすぎず、フローティングと組み合わせてローテーションする場面が多い。橋脚周りや流れが効いている場所で、表層がダメなときに入れると答えが出やすい。
ジャクソン アスリート 12SSP
スローシンキングペンシルで、表層直下をゆっくり漂わせる釣りに向いている。引き抵抗が軽くて疲れにくく、デイゲームのサーフでも使いやすかった。フローティングで反応がないときのローテーション候補として持っておきたい。
アイマ サスケ 120 裂波
荒れた状況でも泳ぎが安定していて、磯や波がある場所でも使える。リップが大きめで水をつかむ力があり、流れが速い河川でもレンジを維持しやすい。タフな状況でも信頼して投げられる1本だ。
コアマン IP-26 アイアンプレート
鉄板バイブレーションだが、フラットな板形状で表層をスキッピングさせる使い方ができる。シーバスが表層で追い回しているときに食わせのパターンとして入れると効くことがあった。
ラッキークラフト ワンダー80
ダートアクションが得意なペンシルベイト。ロッドを軽く叩きながら巻くと水面を割るような動きが出て、ナイトゲームで反応が良かった。フローティングミノーとは異なるアプローチとして使い分けると引き出しが増える。
デュオ ベイルーフ マニック115
スリムなシルエットとスローシンキング設定で、シラスや小型ベイトに合わせて使える。夏から秋にかけてコウナゴやシラスが多い時期に出番が増えるルアーで、ゆっくり引くほど反応が良かった。
エバーグリーン ストリームデーモン 160
160mmの大型ミノーで、コノシロや大型のイワシが入っているときに向いている。秋のランカーシーバスを大きなシルエットで狙う釣りに使いやすく、動きが強いので荒れた日でも波に負けない。
タックルハウス K-TEN ブルーオーシャン 140
140mmで飛距離が出やすく、サーフや広い河川で探り歩くときに向いている。安定した泳ぎで巻き速度を変えるだけでレンジが変わる使いやすさがある。遠投が必要な場所での安定したパートナーだ。
バスデイ レンジバイブ 70ES
バイブレーションの定番。フローティングミノーで反応がないときに底を探るローテーション用として持っておくと便利で、鉄板より動きが柔らかくシーバスがスレにくい印象がある。
まとめ
- フローティングミノーは表層にシーバスが浮いているときと流れのある場所で効く
- 底についているときや深場はシンキング系に切り替える
- サイズはベイトに合わせ、迷ったら120mm台から始める
- カラーは光量・水質で変え、最初はホログラム系イワシカラーが使いやすい
- デッドスローで泳ぎが安定するかどうかで実釣の差が出る