シーバスゲームで昔から定番とされるレッドヘッド。視認性やアピール力の高さから、ナイトゲームや濁った水質でも活躍します。今回はシーバスレッドヘッドを使いこなすための具体的なポイントと、おすすめルアー、使用時に気をつけたい点をまとめました。ぜひ釣行の参考にしてください。
シーバスレッドヘッドルアーの使い方

ルアー選びで押さえる重要なポイント

- 視認性が非常に高い
- アピール力の調整
- 夜間の効果的使用
レッドヘッドは赤い頭部と白いボディのコントラストにより、濁りや暗い時間帯でも見つけやすいカラーです。また、水質がクリアな場面では派手過ぎると感じることもありますが、スレた魚にも不思議と口を使わせる場面があります。強めのアピールを抑えたい時は、サイズ選択やアクションを控えめにして調整しましょう。
明るい時間帯でも問題ありませんが、光量が多い場所では他のカラーも試しつつローテーションするのがおすすめです。
レッドヘッドが有効な状況

ナイトゲームで頭部が赤く白いボディが目立つことはもちろん、昼でも水がやや濁っている場合には高い視認性を発揮します。さらに活性が低いシーバスにアピールしたいときにはレッドヘッドの強さが頼りになります。状況に合わせてアクションを緩急つけると効果的です。
夜間や濁り潮に強いのが特徴ですが、明るい場所でも工夫次第で十分に活躍可能です。
レッドヘッドの活用テクニック
- ショートピッチの誘い
- 上下のレンジ確認
- 波動を意識操作
小刻みなアクションを与えたり、表層だけでなく中層からボトム付近まで探ることで、レッドヘッドの強さを最大限に引き出せます。波動の変化とカラーコントラストでシーバスを引き寄せるイメージです。特に流れのある場所でキビキビとアクションさせると好反応を得やすいでしょう。
シーバスは浮いている魚だけを狙うとは限りません。潜らせるレンジを変えることでバイトチャンスが増えます。
視認性とスレ対策
レッドヘッドは目立ちやすい分、スレているシーバスには強い抵抗を与えることがあります。ルアーサイズやシルエットを抑えれば思わぬ好釣果につながることもあるので、いったん反応が悪いと感じても、アクションの微調整やスローダウンで再度攻めると良い結果が出る場合があります。
反応が途絶えたり追いが弱い時は、カラーやサイズチェンジで状況打開を狙いましょう。
レッドヘッドが強い理由
レッドヘッドは歴史の長いカラーで、時代を経ても廃盤になりにくいのが大きな特徴です。実際に夜間は白い部分が浮き出ることで、より小型のベイトフィッシュに見せる効果も期待できます。アピール力と自然な見え方、そのバランスの良さが人気の秘訣といえます。
青物やフラットフィッシュにヒットすることもあります。ぜひ試してみてください。
注意が必要なシチュエーションとは
透き通った水質かつ日差しが強い時間帯では、レッドヘッドが大きく目立ちすぎることがあります。完全に見切られないよう、スローテンポで誘ったり別のカラーと交互に試すのが効果的です。高いアピール力は逆効果になる場合もあるので、慎重な操作を心がけましょう。
シルエットを小さくして自然に見せられます。プレッシャーが高い時におすすめです。
おすすめのシーバスレッドヘッドルアー8選
ダイワ シーバスハンター Z 95F レッドヘッド

フローティングタイプのミノーで、操作性と飛距離に優れています。シーバスの捕食本能を刺激するアクションが特徴です。
メガバス 空海スリム 120 GLX キャンディーレッドヘッド

スリムなボディで遠投性能が高く、広範囲を探るのに適しています。ナチュラルな泳ぎでシーバスを誘います。
メガバス サザンカ 140F GPレッドヘッド

大型のフローティングミノーで、荒れた海況でも安定した泳ぎを維持します。大型シーバス狙いに最適です。
ダイワ ショアラインシャイナーZ バーティスSD 140S レッドヘッド

スローシンキングタイプで、レンジキープ力に優れています。ナチュラルなアクションでシーバスを魅了します。
ジャッカル ダウズスイマー180SF レッドヘッドコノシロ

ビッグベイトながらも扱いやすく、リアルな泳ぎで大型シーバスを狙えます。コノシロパターンに効果的です。
メガバス メガドッグ クラシックレッドヘッド

トップウォータープラグで、大型シーバスの捕食本能を刺激します。広範囲をサーチできる遠投性能も魅力です。
ジャクソン アスリートプラス 12FVG WRH ダブルレッドヘッド

フローティングミノーで、安定した飛行姿勢と泳ぎが特徴。多様なシチュエーションで活躍します。
ダイワ シーバスハンター シンペンZ 90S レッドヘッド

シンキングペンシルタイプで、遠投性能と操作性に優れています。低活性時のシーバスにも効果的です。
使用時の注意点

アクションの強弱を意識する

レッドヘッドはコントラストが強いため、アクションを付けすぎると見切られやすいことがあります。魚がスレている場合はゆっくりとしたアクションで誘い、日中はあえてトゥイッチを抑えめにしてみましょう。強い波動が不要なときは、ただ巻きを主体に使うのも効果的です。
ハイアピールが逆効果の場合もあります。シーバスの反応を見ながらアクション量を調整しましょう。
水質や潮色に合わせた工夫
濁りが強いシチュエーションほどレッドヘッドが活きる反面、クリアウォーターでは魚に違和感を与えかねません。水質に合わないと感じたら、同じレッドヘッドでもサイズやシルエットの異なるルアーに切り替えるのも一手です。実際の潮色や透明度を見極めて調整しましょう。
諦めずアクションを控えめにするか、やや小さいサイズで挑戦してみるとヒット率が上がります。
カラー選択のローテーション
長時間同じカラーを使用するとシーバスがスレる場合があるため、レッドヘッドから他のアピールカラーやクリアカラーを併用すると効果的です。特に連続ヒット後の反応ダウンを感じたらローテーションの合図。適度にカラーを変えて、最適な反応レンジを探ってみてください。
反応が弱まったタイミングが変えどきです。急にアタリが途切れたらカラー交換で活性を引き出しましょう。
記事まとめ

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レッドヘッドは昔から売れ続けてきた安心感のあるカラーです。夜間の視認性はもちろん、水が濁った状況でも強いのが特徴といえます。適切なアクションとローテーションを意識すれば、多くのシチュエーションでシーバスを引き寄せることができるでしょう。