シーガー PE X8は、コスパに優れた8本編みの国産PEラインとして多くの釣り人に支持されています。
しかし、「切れる…」との声も少なくありません…
本記事では、シーガー PE X8が本当に切れやすいのか、その原因と対策について詳しく解説します。
結論として、シーガー PE X8は適切に使用すれば信頼性の高いラインですが、
劣化しやすいため頻繁なライン交換が必要です。
シーガー PE X8が切れる原因と対策
そんで家帰って海用の1.2号を裏返す。
張った時の印象はなんだか微妙だったシーガー PEX8。
使った感想は色落ちが激しいのと毛羽立ちはまあまあでるが、根がかり回収率が高いのとなんだかんだノントラブルで、わりと信頼がおけるラインになりました!コスパが良い! pic.twitter.com/FHVzRCPxUT— dashimaki@釣り垢 (@dashimakitsuri) January 1, 2021
ライン交換メモ。
シーガー PEX8 リピート。
個人的な感想としては、新品の状態より数回使用してから馴染んできてからの方が諸々好きな状態になるんだなと。 pic.twitter.com/IF8XrL6TSu— dashimaki@釣り垢 (@dashimakitsuri) July 26, 2021
シーガー PE X8の基本情報
シーガー PE X8は、クレハから発売されている8本編みの国産PEラインです。
このラインは、1号で7kg以上の結束強度を持ち、価格の割に高い強度を誇ります。
200m巻きで1000円台後半と、手頃な価格で手に入るのも魅力です。
気になりシーガー PE X8の強度は?
シーガー PE X8の強度は非常に高く、FGノットやPRノットでの結束強度は7kg以上となります。
パッケージには最大9.1kg、平均8.2kgと記載されていますが、
実際の使用では7kg以上の強度が安定して出せるため、信頼性の高いラインと言えます。
ダイワの現行のエメラルダスセンサーの4ブレイド0.6号→リーダー結束中に良く切れる
シーガーPE X8 0.6号
特に無しシグロンPE 0.6号
特に無しエメラルダスセンサーって特に熱に弱いのか、それとも傷が入りにくい分しなやかさが足りないのか。
まぁ単純に細糸に慣れてないからだろうけどw— 。こふ (@markov_tbd) July 21, 2019
ワタシもピットブルがよく切れるので困っていました!
今はシーガーPEX8 LURE EDITIONを使っています。
解れやすい面もありますが値段相当の性能で満足しています。— シゲz/ヘチ師 Lv.16 Exp.106 (@shigeo_nsd) May 25, 2021
シーガー PE X8の基本情報
号柄 | 0.4 | 0.6 | 0.8 | 1 | 1.2 | 1.5 |
---|---|---|---|---|---|---|
標準直径(mm) | 0.104 | 0.128 | 0.148 | 0.165 | 0.185 | 0.205 |
最大強力(lb/kg) | 9.1lb/4.1kg | 14lb/6.4kg | 18lb/8.2kg | 20lb/9.1kg | 23lb/10.4kg | 26lb/11.8kg |
平均強力(lb/kg) | 7.4lb/3.4kg | 12lb/5.4kg | 16lb/7.3kg | 18lb/8.2kg | 21lb/9.5kg | 24lb/10.9kg |
150m巻 | オープン価格 | – | オープン価格 | |||
200m巻 | オープン価格 | – | ||||
300m巻 | – | オープン価格 | ||||
400m巻 | – |
号柄 | 2 | 2.5 | 3 | 4 | 5 | 6 |
---|---|---|---|---|---|---|
標準直径(mm) | 0.235 | 0.260 | 0.285 | 0.330 | 0.370 | 0.405 |
最大強力(lb/kg) | 35lb/15.9kg | 40lb/18.1kg | 48lb/21.8kg | 62lb/28.1kg | 78lb/35.4kg | 86lb/39.0kg |
平均強力(lb/kg) | 33lb/15.0kg | 38lb/17.2kg | 45lb/20.4kg | 58lb/26.3kg | 74lb/33.6kg | 82lb/37.2kg |
150m巻 | オープン価格 | – | オープン価格 | – | ||
200m巻 | オープン価格 | – | ||||
300m巻 | オープン価格 | |||||
400m巻 | オープン価格 |
使用中の劣化について
シーガー PE X8は使用を続けると劣化が進みやすい傾向があります。
特に、ハリやコシが失われると、ラインが伸びやすくなり、傷も入りやすくなります。
感度と伸び
シーガー PE X8は「グランドマックスPE」という低伸度タイプの素材を使用しており、
感度が高く、釣りの操作感も良好です。
表面の滑らかさ
シーガー PE X8は8本編みのラインであり、表面はなめらかでガイドノイズも少ないです。
ただし、表面のコーティングの質は高くなく、若干カサカサとした感触があります。
これはキャスト時の飛距離に影響を与えることがあり、飛距離を重視する方にはやや物足りないかもしれません。
コーティング剤の使用
シーガー PE X8の耐久性を向上させるためには、ラインコーティング剤を使用することが効果的です。
コーティング剤を使用することで、表面の保護が強化され、劣化が遅くなります。
シーガー PE X8のおすすめの使い方
短期間での使い交換しよう
シーガー PE X8は、短期間で使い切ることで、その性能を最大限に発揮できます。
頻繁にラインを交換することで、常に高い強度を保つことができ、切れにくくなります。
また、釣行ごとにラインの先端をカットして使うことで、劣化を防ぎ、長く使用することができます。
【まとめ】
- シーガー PE X8はコスパに優れた8本編みの国産PEライン。
- 1号で7kg以上の結束強度を持ち、信頼性が高い。
- 使用を続けると劣化が進み、切れやすくなる傾向がある。
- ハリやコシが失われると伸びやすくなり、傷も入りやすい。
- 頻繁にラインを交換することが推奨される。
- 表面はなめらかだが、コーティングの質はやや低め。
- 劣化を防ぐためにラインコーティング剤の使用が効果的。
- 短期間で使い切ることが性能を最大限に発揮するポイント。
- 釣行ごとにラインの先端をカットして使うことが望ましい。
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