サーフで行うショアジギングは移動が多く波しぶきを浴びやすいため、収納力や防水性、持ち運びやすさ、さらに拡張パーツの取付可能性などを総合的にチェックする必要があり、本記事ではその選び方のポイントからおすすめ商品、使用時に気をつけたいことまでをまとめて解説します。
ショアジギングタックルボックスの選び方

収納力を優先する
・メタルジグをまとめて管理
・仕切り構造で分類がラク
・余裕サイズで汎用性アップ
ショアジギングではメタルジグやプラグなど大きめのルアーを複数携行します。仕切りがあり、上下段にもたっぷり収納できる容量だと管理しやすいです。特に座れるタフさがあるモデルなら、ポイント移動中の休憩にも役立ちます。
ジグや小物を20個前後持ち込むなら仕切り付きの中型以上が安心です。
取り回しを考慮する
ポイント間を移動する際、タックルボックスが重いと移動が困難になります。収納力とのバランスを見ながら、持ち運びしやすいサイズを選ぶのがコツです。
ショアの釣り回数や移動距離が多い場合はコンパクトモデルの方が便利です。
素材と頑丈さをチェック
・ハードボディは衝撃に強い
・ソフトEVAは軽量で肩掛けOK
・海水が染み込みにくいか確認
ハードタイプは磯場などでの衝撃に強く、ソフトタイプは軽量で持ち運びしやすい特長があります。塩害を受けやすい釣り場なので、防水性や排水機能のあるモデルを選ぶとメンテナンスが簡単になるでしょう。
足場の悪い磯ならハード、軽さ重視ならEVA素材がおすすめです。
拡張機能を確認
後から専用パーツを付けることで、ロッドを立てかけたり小物をまとめたりと利便性が上がります。対応パーツが多いシリーズを選ぶと、長く愛用しやすいでしょう。
両手を空けて作業できるなど、釣りの効率がグンと上がります。
防水性・排水性を重視する
ショアジギングでは飛沫をかぶるシーンが多く、防水や排水が不十分なボックスだと内部まで錆びやすくなります。定期的に丸洗いできるタイプならメンテナンスが簡単です。
海水や砂を放置すると劣化を招きます。釣行後の素早い洗浄がおすすめです。
コストパフォーマンスも考慮
初心者ならまずは予算に合った製品で問題ありません。頻度や釣行スタイルを考慮し、コストに見合う機能をもつモデルを選ぶと、満足度も高く長く使えます。
3,000円台から上は種類豊富です。無理せず機能重視で選びましょう。
おすすめのショアジギングタックルボックス8選

ここでは価格の安い順にショアジギングタックルボックスを8つご紹介します。軽量モデルからヘビーデューティモデルまで、あなたのスタイルに合った商品を選んでみてください。
明邦(Meiho) BM-5000 バケットマウス ブラック
軽量ボディと大容量を兼ね備え、座って休憩も可能。コスパ重視の人におすすめです。

メイホウ(MEIHO) VS-7055N VS-7055N
コンパクトサイズでもしっかり収納。ランガン派にピッタリなデザインで持ち運びもラクです。

メイホウ(MEIHO) VS-7070N VS-7070N
底の深さがあり、大きめルアーも収納しやすい。程よい堅牢性で防波堤から磯場まで活躍します。

メイホウ(MEIHO) バケットマウス BM-7000 ブルー.
しっかりしたフタと頑丈なハンドルを装備。磯やサーフなど、ハードな環境で使いたい人に向いています。

ダイワ(DAIWA) タックルボックス TB3000HS SWH 釣り ボックス
コンパクトながらインナートレー搭載で使いやすい。移動量の多いライト派アングラーにおすすめです。

メイホウ(MEIHO) バケットマウス BM-9000 ブラック/オフホワイト 35L
35Lの大容量でヘビータックルも余裕。あらゆるシーンで使いたい人に頼れるモデルです。

ダイワ(DAIWA) タックルボックス TB5000HS SWH 釣り ボックス
安定感のあるハンドルストッパー付きで移動しやすい。休憩時に座っても安心の堅牢さを持ちます。

ダイワ(DAIWA) タックルボックス TB9000 ブラック/レッド 釣り ボックス
最上級クラスの大容量モデル。フタが180度展開し作業台にもなり、多彩な仕掛けを用意する人に最適です。

おすすめショアジギングルアーケース8選
ルアーを安全かつコンパクトに運ぶためにショアジギングルアーケースは欠かせません。ここでは価格の安い順に8アイテムを紹介します。
メイホウ(MEIHO) VS-3010NDM(マルチ) クリア
薄型で仕切り板が自由にカスタムできる設計。少量のジグでランガンする人に最適です。

メイホウ(MEIHO) リバーシブル #100
両面収納でジグ同士の接触を防止。コンパクトサイズなのでバッグのポケットにも収まります。

メイホウ(MEIHO) リバーシブル 140 クリア
広めのスペースで中型〜大型のプラグを収納可能。ジグのフック同士が絡みにくい構造です。

メイホウ(MEIHO) リバーシブル120.
スリム設計でシャクりの邪魔になりにくいサイズ感。短時間勝負のショアゲームにぴったりです。

リングスター(RING STAR) ドリームマスター DM-1500D
軽量かつ割れに強い耐久ボディ。仕切りを自由に組み換えられ、整理整頓派にピッタリです。

ダイワ(DAIWA) エギ ケース リバーシブルケース RC140 スモーク
多機能な両面タイプでフックの絡みを軽減。耐衝撃性にも優れ、磯場でも安心して使えます。

メイホウ(MEIHO) リバーシブル 165 クリアー
深め設計で大型ジグも快適に収納。ロックもしっかりしており、安心して持ち運べます。

RGM スチール ツールボックス (ジャッカル) SAND W154mm
小型スチール製ボックスで耐衝撃性も良好。ちょっとしたジグや小物を携行する短時間釣行におすすめです。

使用時の注意点

保管場所に気をつける
特に夏場の車内や直射日光が当たる場所に放置すると、内部温度が急上昇してルアーや小物が変形する恐れがあります。風通しの良い場所で乾燥させ、湿気や錆びの原因を取り除くことがポイントです。ボックス内部を清潔に保つことで道具の寿命も伸びます。
直射日光の当たらない屋内がベストです。湿気も避けられればさらに良いです。
こまめな洗浄と乾燥
海水や砂をそのままにしておくと、ファスナー部やパーツが腐食して性能を落とす原因になります。釣行後は早めに水で洗い、しっかり乾燥させましょう。金属部分には潤滑スプレーを施すと錆び予防に役立ちます。こまめなメンテナンスがトラブル回避につながります。
流水で塩分を落とし、タオルで水分を拭き取ります。風通しの良い場所でよく乾かしましょう。
安全な持ち運びを心がける
ロッドホルダーを活用して両手を空けたり、ショルダーストラップを使って移動中にバランスを保ちましょう。足場の悪い磯などでは、タックルボックスが転倒しないようフタのロックを再確認してから動き出すことが大切です。思わぬ落下トラブルを未然に防ぎましょう。
滑りやすい場所では足元確認を徹底し、タックルボックスの重心にも気を配ってください。
まとめポイント

- 直射日光を避けた保管
- 洗浄と乾燥はすぐ行う
- ファスナー部の腐食防止が重要
- 定期的な潤滑スプレーを使用
- ショルダーストラップで安定化
- ロックの点検で落下を防止
- 足場に合わせたサイズ選び
- 湿気対策で道具の寿命アップ
注意点をしっかり押さえるだけで、タックルボックスを長持ちさせられます。定期メンテナンスを習慣にして、安全かつ快適にショアジギングを楽しみましょう。