ショアジギングで青物を狙うなら、フックの選び方でも釣果を大きく左右します。この記事では、最適なフックを見極めるポイントやおすすめのフック、使用時の注意点をわかりやすく解説。
- ショアジギングフックの選び方
- おすすめのショアジギングフック12選
- ダイワ(Daiwa) ライトショアジギング用フックSS
- ダイワ(Daiwa) スーパーライトジギング SLJ アシストフック SS フロント ダブル
- ダイワ(Daiwa) 鏡牙フックSS ツインアシスト
- オーナーばり(OWNER) アシストフック ジガーライト 段差 早掛 JD-22
- オーナーばり(OWNER) アシストフック カルティバ WH-02
- オーナーばり(OWNER) アシストフック ジガーライトツインシワリ JT-27
- オーナーばり(OWNER) アシストフック ジガーミディアム ロックアシスト JS-36
- がまかつ(Gamakatsu) アシストフック 貫 ダブル (中芯入) ショート GA-029
- がまかつ(Gamakatsu) アシストフック S.L.J. GA025
- カツイチ(KATSUICHI) デコイ ツインパイク
- ヴァンフック(VANFOOK) ジゲン ワイヤーアシスト スタンダード
- オーナーばり(OWNER) アシストフック ジガーライト 段差 ホールド JD-20
- 使用時の注意点
ショアジギングフックの選び方

フックサイズと太さ

・釣れる青物サイズに合わせる
・太軸か細軸を比較
・ジグ重さとの相性
ショアジギングでは、狙うターゲットとジグの大きさに合ったフックサイズを選ぶことが大切です。フックが小さすぎると刺さりが弱くなり、大きすぎるとジグとのバランスが崩れます。太軸フックはパワーに優れ、細軸フックは刺さりの良さが特徴です。
使用するジグが30~60gなら1/0~3/0が目安です。大物狙いなら少し大きめを選び、口切れを防ぎましょう。
掛かりを左右する要素
フックポイントの形状や段差アシストなど、噛み合わせを良くする工夫が必要です。食い渋る状況ではダブルフックが効果的で、バラシを最小限に抑えられます。アシストラインはジグの1/3~1/4ほどの長さを目安にしましょう。
段差により2回のフッキングチャンスが生まれます。浅いバイトでも貫通を高められます。
素材と耐久性
・錆びにくいコーティング
・芯入りライン使用
・塗装や加工の有無
海水で使うショアジギングフックは、腐食しにくいコーティングが施されているものを選びましょう。フロロ芯入りのアシストラインはキンクや絡みを抑え、歯が鋭い魚に対しても強度を保ちやすいです。塗装や加工の質が高いフックほど、長持ちします。
塩分や汚れを落としやすい加工済みのフックがおすすめ。釣行後の真水洗浄も効果的です。
シングルとダブルの使い分け
フッキング率重視ならダブルフックが有利で、魚が浅く食っても掛かりやすいです。一方で根掛かりが多い場所や、海底付近を細かく探るときはシングルフックでライントラブルを少なくする方法もあります。釣り場や魚種で使い分けをしましょう。
アシストラインを短めにするなどの工夫をすれば絡みは減らせます。
アピール素材の有無
ティンセルや魚皮などの装飾があるフックは、弱い光を反射して魚を誘います。活性が低い時や、ベイトが小型のときに有効なことが多いです。反対に、大型のベイトパターンではシンプルなフックを選んだ方が見切られにくい場合もあります。
状況次第ですが、釣果を伸ばしたいときは試す価値があります。
フック交換のタイミング
魚とのファイトや根掛かりの回収でフックには大きなダメージが入ります。バーブが潰れたり針先にダレが見られる場合は早めに交換してください。細軸フックは特に注意が必要で、釣行中でも状態を随時チェックするとトラブルを防げます。
やり方によっては効果的ですが、極端な削りすぎはバランスを崩すので注意です。
おすすめのショアジギングフック12選

ここからは、ショアジギングで定番となっているアシストフックを価格帯などで分類しながら12種類ご紹介します。実際の口コミや売れ筋を踏まえ、初心者から上級者まで幅広く使いやすい商品を厳選しました。
ダイワ(Daiwa) ライトショアジギング用フックSS
軽量ジグとの相性が抜群で、小型青物を中心に狙う方に向いています。刺さりの良いショートタイプで、バラシも軽減できる点がメリットです。

ダイワ(Daiwa) スーパーライトジギング SLJ アシストフック SS フロント ダブル
ティンセル仕様の強烈アピールが特徴。フロントにセットしてアタリが浅い魚もしっかり掛けたい方におすすめです。

ダイワ(Daiwa) 鏡牙フックSS ツインアシスト
タチウオ専用設計のバーブレス仕様で、手返しの良さが魅力。フッ素加工により高い貫通力を保ちます。

オーナーばり(OWNER) アシストフック ジガーライト 段差 早掛 JD-22
段差があるダブルフック構造で、ショートバイト対策にピッタリ。細軸でも強靱な性能を発揮します。

オーナーばり(OWNER) アシストフック カルティバ WH-02
ライトショアジギング専用で、青物のパワーに耐えられる強化設計。フッキング率を上げたいビギナーにおすすめです。

オーナーばり(OWNER) アシストフック ジガーライトツインシワリ JT-27
スロージギングに適した内向きダブルフック。低活性時の底付近狙いにも対応しやすい設計です。

オーナーばり(OWNER) アシストフック ジガーミディアム ロックアシスト JS-36
根掛かりを軽減する垂直リング設計が特長。大型青物が掛かってもしっかり受け止めます。

がまかつ(Gamakatsu) アシストフック 貫 ダブル (中芯入) ショート GA-029
フロロ芯入りで絡みにくいダブルフック。短めセッティングで浅いバイトも取りやすいです。

がまかつ(Gamakatsu) アシストフック S.L.J. GA025
スーパーライトジギング向けで、段差のダブルフックが小型魚の弱いアタリにも対処します。

カツイチ(KATSUICHI) デコイ ツインパイク
2本のフックを平行に配置し掛かりやすさをアップ。青物や根魚など幅広い魚種に使えます。

ヴァンフック(VANFOOK) ジゲン ワイヤーアシスト スタンダード
歯の鋭い魚種対策に有効なワイヤー仕様。サワラやタチウオ狙いのアングラーに適しています。

オーナーばり(OWNER) アシストフック ジガーライト 段差 ホールド JD-20
段差によるフッキングチャンスが増え、浅いバイトでもしっかり掛けられるモデルです。

使用時の注意点

フックチェックの徹底
ショアジギングでは岩場や障害物が多いエリアを攻めることも多く、フックがダメージを受けやすいのが特徴です。キャストやファイト中に擦れが生じれば、フックポイントが鈍ってしまいます。針先や段差部の違和感は常に確認しましょう。鈍りや変形が目立つときは早めの交換がおすすめです。
力のかかる部分なので即交換が安心。万一の大物に備えて早めの交換を心がけましょう。
フッキング時のアクション
ショアジギングでは高速巻き中のヒットが多いため、違和感を覚えたら素早く合わせるのがコツです。特にダブルフックを使う場合、バイトがあれば即アワセしないと浅掛かりの原因になりやすいです。巻き合わせのイメージで掛けると抜群に成功率が上がります。
ロッドを立てる縦合わせが効果的です。ワンテンポ素早く力を入れましょう。
安全対策を忘れない
波打ち際や磯場など足元が不安定な環境でフックの交換や点検をする際は、落水やケガをしないよう注意してください。フックは鋭利で思わぬ怪我につながりやすいので、プライヤーやフィッシュグリップなどの道具を活用するとリスクを減らせます。バーブレス仕様でも油断せず慎重に扱いましょう。
潮がかからない安定した場所で行い、軍手やプライヤーで手を保護してください。
まとめ
- フックサイズはジグやターゲットに合わせる
- 太軸と細軸を使い分ける
- 段差やティンセルでアピールを工夫
- 根掛かりや錆対策を徹底
- 浅いバイト対策にダブルフックも有効
- 針先の状態は頻繁にチェック
- 安全な場所でフック交換を行う
- 使用後は真水洗浄で長持ちさせる
ショアジギングでは、フックのわずかな違いが釣果を左右します。魚種や状況に応じて最適なフックを選択すれば、バラシを減らし獲物をしっかりキャッチできます。ぜひ自分のスタイルに合ったフックで、大物とのやり取りを楽しんでください。