ショアジギングで青物やヒラメを狙うなら、遠投性能やフォールの質、アクションの多様性が重要です。本記事では、そんな要素をしっかり押さえた最新のジグを中心にご紹介。水深や地形、魚種に合わせた選び方や使い方を丁寧に解説していきます。
- ショアジギングジグの選び方
- ショアジギングジグの使い方
- 青物狙いショアジギングおすすめジグ8選
- Major Craft(メジャークラフト) メジャークラフト ルアー メタルジグ ジグパラ ショート30g #29 ピンク イワシ JPS-30
- Major Craft(メジャークラフト) ルアー メタルジグ ジグパラ ショアスローモデル30g #07 ゼブラグロー JPSLOW-30
- ブルーブルー(Blue Blue) シーライド (Searide) 20g #01 ブルーブルー
- ダイワ(DAIWA) サムライジグR 40g PHゼブラグロー
- メジャークラフト ルアー メタルジグ ジグパラ SURF 28g #52 ピンクキャンディー JPSURF
- DUO(デュオ) メタルジグ ドラッグメタルキャスト 60mm 40g ゼブラグロー PDA0101 ルアー
- メガバス(Megabass) メタルジグ MAKIPPA(マキッパ) 20g イワシ
- JACKALL(ジャッカル) ビッグバッカー ジグ (BIGBACKER JIG) 40g 金井ルビーUV
- ヒラメ狙いショアジギングおすすめジグ7選
- 使用時の注意点
ショアジギングジグの選び方

バランスの見極め

・遠投性能を左右
・フォール速度を調整
・狙うレンジとの相性
メタルジグには大きくフロントバランス、センターバランス、リアバランスの3つがあります。遠投を重視するならリア、スライドアクションで誘いたいならフロント、オールラウンドに使うならセンターバランスを選ぶのがおすすめです。まずは通う釣り場の水深やベイトサイズを考えてジグを決めてみましょう。
まずは扱いやすいセンターバランスが無難です。遠投とフォールのバランスがよく、様々な状況に対応できます。
素材と重さ
鉛製ジグは価格が安く形状やカラーのバリエーションも豊富です。一方タングステン製は高比重のため、飛距離やフォール速度の面で優れています。重さは30~40gを軸に、深場や潮流が速い場所なら heavier ウエイトを、浅場や魚の活性に合わせた繊細なアプローチをするなら lighter ウエイトを選ぶとよいでしょう。
キャスト時の負荷が増すため、初心者はやや扱いづらいです。慣れてきたら挑戦してみましょう。
カラーの選択
・澄み潮はシルバー
・濁りにゴールド系
・発光塗料も活躍
晴れた日の澄んだ海ではイワシカラーなどナチュラル系が効果的で、曇天や濁りがある場合はアカキンなど派手な色でアピール力を高めるとよいでしょう。朝夕の光量が少ない時間帯や深場ではグロー系も試してみてください。状況ごとに複数のカラーを用意しておくと釣果アップに繋がります。
グローやケイムラなど発光するカラーが魚に見えやすく、アタリを得やすい傾向にあります。
フックセッティング
フロントアシストとリアフックの組み合わせは青物狙いの定番です。タチウオやフラットフィッシュはバイトが横や下から入ることが多いため、リアにトレブルフックを付けるとキャッチ率が上がります。根掛かりリスクが高いポイントを攻める際はフロントのみなど状況に応じたセットが大切です。
ジグの大きさに合わせてワンサイズ小さめを付けると絡みにくく、掛かりも良好です。
ショアジギングジグの使い方

キャストと着底
・テンションフォールを意識
・着底感を把握
・糸ふけは最小限
遠投後のフォールでラインを張りすぎると失速し、緩めすぎると着底がわかりにくくなります。適度にテンションを保ちつつジグを落とすと、着底の瞬間が手元に伝わりやすいです。青物を狙うなら手返し良く、底取りから素早く巻き上げる方法が効果的。底付近をじっくり探りたいときはフォールを長めにとってみましょう。
ある程度の重さは底取りしやすいですが、あまりにも重いと根掛かりリスクが増します。
ジャークと巻きのコンビネーション
ワンピッチジャークはアピール力が高い反面、体力を使います。途中で高速ただ巻きとフォールを織り交ぜることで、魚に見切られにくくなりつつ疲れを軽減できます。タチウオ狙いなどではただ巻きメインで、フォールを短く挟むのも効果的です。アクションのバリエーションを増やすと長時間飽きずに狙えます。
ベイトサイズが小さい場合などは、あえて派手に動かさない方が食わせやすいケースもあります。
レンジを細かく探る
・中層チェックを欠かさず
・カウントダウンで層を変える
・底〜表層を満遍なく
青物の回遊レンジはその日によって大きく変わります。最初は底取りをしてみて反応がなければ、次はカウントダウンを短くし中層や表層を探ってみましょう。一投ごとにレンジを変えていくと効率的に魚にアプローチできます。サーフでは急深ポイント周辺や離岸流付近を丹念に探るとヒット率が高まります。
10回キャストして当たりがなければレンジを上げるなど、小まめな変更がヒットへの近道です。
合わせとファイト
強烈な引き込みが来たら、ロッドを素早く立ててフッキング力を高めます。特に大型青物は初動の引きが強いので、ドラグを適切に調整しつつロッドワークでいなしましょう。ファイト中はラインテンションを保つことがバラシ防止に重要です。
ドラグセッティングを適切にすれば無理な力がかかりにくくなり、ラインブレイクを防げます。
青物狙いショアジギングおすすめジグ8選

青物を狙う場合、遠投性能とアクションの幅が重要です。それぞれの特長を活かして、広範囲から青物を攻略してみてください。
Major Craft(メジャークラフト) メジャークラフト ルアー メタルジグ ジグパラ ショート30g #29 ピンク イワシ JPS-30
コスパ抜群のセンターバランスジグです。扱いやすさと幅広いターゲットへの汎用性を求める方に向いています。

Major Craft(メジャークラフト) ルアー メタルジグ ジグパラ ショアスローモデル30g #07 ゼブラグロー JPSLOW-30
スローなフォールで食わせの間を演出。活性の低い青物がターゲットの場面で強みを発揮します。

ブルーブルー(Blue Blue) シーライド (Searide) 20g #01 ブルーブルー
遠投とナチュラルな動きを両立し、潮流のあるエリアでも安定感があります。軽い操作感を求める方におすすめです。

ダイワ(DAIWA) サムライジグR 40g PHゼブラグロー
リア寄りのウェイトで飛距離を確保。広範囲を手返しよく探りたい方に向いています。

メジャークラフト ルアー メタルジグ ジグパラ SURF 28g #52 ピンクキャンディー JPSURF
サーフ向けに設計されたモデルで、遠投性能とスイミングの安定性を両立。初心者サーフアングラーにも使いやすいです。

DUO(デュオ) メタルジグ ドラッグメタルキャスト 60mm 40g ゼブラグロー PDA0101 ルアー
小さめボディでもしっかり飛ぶコンパクト設計。潮通しの良い堤防や磯など様々な場所で活躍します。

メガバス(Megabass) メタルジグ MAKIPPA(マキッパ) 20g イワシ
ブレード付きで強めのフラッシング効果を発揮。アピール力を高めたいシーンで重宝します。

JACKALL(ジャッカル) ビッグバッカー ジグ (BIGBACKER JIG) 40g 金井ルビーUV
リアバランス設計で飛距離が出しやすく、沖のナブラ撃ちに適しています。広範囲をカバーしたい人におすすめです。

ヒラメ狙いショアジギングおすすめジグ7選
サーフや浅場でヒラメを狙う際は、フォール姿勢やアピール力を重視するのがポイントです。
パームス(Palms) ザ・ダックス 30g TDA-10 イワシDNA TDX-30
スリム形状で操作性が高く、ただ巻きでも安定した泳ぎが魅力。軽めのテンポで探りたい方におすすめです。

バディーワークス(Buddyworks) ヘンチマン 42g MPC マットピーチ
独特のフォルムで海底付近でも存在感を放ち、底をしっかり攻めたいヒラメ狙いに向いています。

シマノ(SHIMANO) 熱砂 スピンビーム ハイアピール 32g JG-032V 013 NRピンクサバ
ブレードが強烈なフラッシングを生むため、浅場でもアピールを高めたい場合に適しています。

メジャークラフト メタルジグ ジグパラタングステン JPTG #49 オレンジゴールド 24g
タングステン製で遠投性と沈下速度が高く、潮流が速いサーフでも扱いやすい設計です。

バディーワークス(Buddyworks) オフベイト 30g PNK ピンクゼブラ
ベイトフィッシュライクな形状でリアルなアクションを演出。波打ち際のヒラメに狙いを定めたい方に適しています。

ジャクソン(Jackson) 飛び過ぎダニエル 30g GGⅡゴールドグリーンⅡ
驚異的な遠投性能とフォールでのアピール力が特徴。広範囲に散らばるヒラメを効率よく探したい方におすすめです。

ダイワ サムライジグ スロー 30g グリーンゴールド
スローな動きとしっかりしたシルエットで、食い渋るヒラメにもアピール可能。フォール重視の釣りに向いています。


使用時の注意点

ラインブレイク防止
根掛かりが多いポイントや強い魚とファイトする際、ラインへの負荷が大きくなりやすいです。摩耗や傷があると突然切れるリスクが高まるため、釣行ごとにラインをチェックしましょう。特にリーダーとの結束部は要注意です。こまめな交換でトラブルを防ぎ、安全なやり取りを楽しむことができます。
障害物の多さにもよりますが、1ヒロ(約1.5m)程度が目安です。根ズレ対策には少し長めにする場合もあります。
キャスト時の周囲確認
遠投するぶん、ロッドを大きく振りかぶるため周囲の安全確認は必須です。人が密集する場所や狭い防波堤などでは、後方や隣との距離を意識しましょう。帽子やサングラスも装着して自分自身を守ることが大切です。特に強風の日はラインが流されやすく、思わぬ方向へ飛ぶ可能性があるため慎重にキャストしてください。
軽いジグだと失速しやすいので、重めのジグかタングステン素材に変えてみるのが有効です。
ポイントの下見
ショアジギングで成果を上げるには釣り場の地形や潮通しを理解することが欠かせません。初めての場所では満潮時と干潮時、どちらのタイミングでも shoreline の状態を確かめておくと、有効なキャスト方向や根掛かりしやすいエリアがわかりやすいです。下見を習慣化すると無駄なロストも減り、効率的に大物を狙えます。
青物は朝夕のマズメ狙いが定番ですが、ヒラメも朝夕に反応が良いことが多いので、まずはマズメ優先がおすすめです。
まとめ
- 着底やフォールを丁寧にチェックする
- フックセッティングは魚種ごとに変える
- バランスや素材を考慮してジグを選ぶ
- キャスト時は周囲の安全を最優先
- 適正なラインとロッドを用意する
- レンジを細かく探り続けることが大事
- 天候や潮汐も見逃さずに準備する
- 初心者は30~40gのジグから始める
ポイントや天候、ターゲットの習性によって使用するジグは変わります。複数のバリエーションを準備して状況に合わせた戦略を組み立てれば、ショアジギングの楽しさはさらに広がります。ぜひこまめな下見と安全対策を行いながら、大物を目指してください。