ショアジギングで使用するスプリットリングは、小さなパーツながら大物青物を狙う際に欠かせない存在です。本記事では、その必要性やおすすめ商品、そして使用時の注意点をまとめて解説します。ぜひ最後までチェックしてみてください。
- ショアジギング スプリットリングの必要性
- ショアジギングスプリットリング10選
- カツイチ(KATSUICHI) デコイ R-11 スプリットリング EX #3+
- OWNER(オーナー) スプリットリング カルティバ P-12 スプリットリングハイパーワイヤー #6
- オッズ ハイパープレスリングSW #4
- カーペンター強化スプリットリング(徳用) (80lb)
- カツイチ(Katsuichi) デコイ R-5 スプリットリング ヘビークラス #8
- カハラジャパン(KAHARA JAPAN) スプリットリング ブラック #3.5
- シービーワン マックスパワーリング EXH #7:150lb
- シャウト(Shout!) スプリットリング 5 75-SR
- NTスイベル(N.T.SWIVEL) ハイパーリングGT ステンレス #3
- メジャークラフト スプリットリング オトクリング スプリッドリング #4
- 使用時の注意点
ショアジギング スプリットリングの必要性

スプリットリングが必要な理由

- 強度の確保
- 交換のしやすさ
- ルアーアクションを損なわない
ショアジギングではメタルジグを使用することが多く、青物の強い引きに耐えられる強度と、素早いルアーチェンジを可能にする交換のしやすさが求められます。スプリットリングが適切なサイズと形状であれば、ルアー本来のアクションを損なわずに操作が可能です。結果として、アタリを確実に捉えやすくなるメリットもあるため、必ず準備しておきたい要素と言えるでしょう。
#4が一般的ですが、ライトショアジギングなら#3、大型青物なら#5以上を選ぶ方が多いです。
アイ・フックとの兼ね合い
スプリットリングはサイズ表記だけでなく、メタルジグのアイやフックの軸径との兼ね合いを見極めることが重要です。大きすぎればルアーアクションが鈍り、小さすぎるとスプリットリングを無理に広げる必要が生じて強度低下の要因になります。自分が使うルアーやフックとの相性をしっかり確認して、最適なサイズを選びましょう。
何度も流用すると金属疲労が進みます。サビや変形がある場合は早めの交換がおすすめです。
ルアーチェンジ・使いやすさ
- 無理な拡張は避ける
- 錆びにくい素材を選ぶ
- 適正サイズを妥協しない
大物対応のスプリットリングは基本的にステンレスなどの素材を使用していますが、塩分や汚れで錆びる可能性があります。選ぶ際は錆びにくい加工が施された製品を優先し、リングを大きく広げなくても取り付けられる適切なサイズを選ぶと失敗しにくいです。力任せに開くと強度が著しく落ちるので、専用プライヤーの使用も必須と言えます。
曲げに対する抵抗力が高くなるので、大型青物の強い引きにも安心感があります。
耐久性の見極め方
スプリットリングは負荷が繰り返しかかることで金属疲労が進んでいきます。こまめにチェックして、変形や摩耗を早期発見することが大切です。特に磯場などハードな条件下では、摩擦や衝撃により傷つきやすいため、毎回の釣行後に確認しておくと安心できます。わずかでも異変を感じたら新しいものに交換しましょう。
大物狙いのショアジギングではリスクが高いです。安全を重視して新品に替える方が無難です。
素材と加工
一般的にステンレス製のスプリットリングが多用されますが、メーカーによっては特殊な合金や独自の加工技術を採用している場合もあります。中には太軸や平打ち加工を施すことで、曲げやねじれに対する強度をさらに高めている製品も存在します。どのような加工が施されているかを把握し、自分の釣行スタイルに合ったものを選びましょう。
信頼できるメーカーの製品なら問題ありません。ただし無名品は強度表記が不明瞭な場合もあります。
結束方法のコツ
PEラインはすべりやすい特性があるため、強度の高いFGノットやPRノットなどが選ばれる傾向にあります。ノットの末端処理をきちんと行い、結び目を濡らしながら締め込むことで、結束強度をさらに上げることができます。焦らず手順を確認しながら行うのがポイントです。
結び目に瞬間接着剤を少量塗る人もいますが、やりすぎると逆効果になることもあるのでほどほどにしましょう。
ショアジギングスプリットリング10選

ここからは価格帯や機能性を考慮し、ショアジギングで人気のスプリットリングを10個ご紹介します。強度・錆びにくさ・装着しやすさを見比べて、最適なものを選んでみましょう。
カツイチ(KATSUICHI) デコイ R-11 スプリットリング EX #3+

平打ちと太軸設計で約50%強度アップ。パワーファイトが多い方におすすめです。
OWNER(オーナー) スプリットリング カルティバ P-12 スプリットリングハイパーワイヤー #6

平打ち加工で耐久性向上。汎用性を求めるアングラーにぴったりな設計です。
オッズ ハイパープレスリングSW #4
特殊な平打ち処理で強度が高い一品。シーバス兼用で使いたい方にも最適です。
カーペンター強化スプリットリング(徳用) (80lb)

適度な柔軟性も兼備。初心者でも扱いやすいバランス型リングを求める人に向きます。
カツイチ(Katsuichi) デコイ R-5 スプリットリング ヘビークラス #8

ヘビークラスの大物対応モデル。サビ防止加工が施されているのでメンテも簡単です。
カハラジャパン(KAHARA JAPAN) スプリットリング ブラック #3.5

ブラックニッケル加工により魚へ違和感を与えにくい。手軽な価格も魅力です。
シービーワン マックスパワーリング EXH #7:150lb

ステンレス鋼材の強靭さで150lb対応。磯場や急潮流にも耐えたい方に最適です。
シャウト(Shout!) スプリットリング 5 75-SR

高強度ステンレス採用で耐久力抜群。サイズ展開が豊富で汎用性も高いです。
NTスイベル(N.T.SWIVEL) ハイパーリングGT ステンレス #3

強靭なステンレスで大物にも安心。ハイパフォーマンスを求める方におすすめです。
メジャークラフト スプリットリング オトクリング スプリッドリング #4

リーズナブルで交換しやすいコスパが魅力。こまめに付け替えたい人に最適です。
使用時の注意点

取り付け前のチェック
スプリットリングを取り付ける際は、変形やサビ、そして開き具合を確認することが欠かせません。海水での使用後は汚れや塩分が溜まりやすいため、釣行後は真水洗浄としっかりした乾燥を徹底しましょう。もしリングを大きく開きすぎてしまった場合は、形状が戻りにくく強度に影響する可能性があります。新品であっても配送時などに曲がっている場合があるので、最初に使用する前からチェックを行うと安心です。
届いたばかりでも配送の衝撃で変形することがあります。使う前に念入りに目視しましょう。
塩分残留のリスク
釣行後にスプリットリングを放置すると、塩分残留によるサビや腐食が進行しやすくなります。特に海水が入り込みやすい接合部付近は念入りに洗い流し、タオルや布などで水分を拭き取ってから保管してください。わずかな隙間でも塩分が結晶化して金属疲労を誘発することがあるため、細部にまで気を配る習慣を身につけることが大切です。
水道水を使った後に、しっかり拭き取りと乾燥をすれば問題ありません。湿気が残るとサビの原因になるので注意しましょう。
リングの交換タイミング
頻繁に大物を掛ける釣行が続くと、スプリットリングは想像以上にダメージを蓄積します。目立つ変形や錆びがなくても、シーズンごとに一度は状態をチェックして交換を検討しましょう。リング1つの強度低下が全体のラインシステムを崩壊させる可能性があり、せっかくのビッグチャンスを逃してしまう原因にもなるため注意が必要です。
安全策をとるならシーズン中盤に1度交換するのがおすすめです。大物が多い地域ならよりこまめなチェックが望ましいです。
記事のまとめ
- 適正サイズを選択
- 変形やサビを見逃さない
- 専用プライヤーで丁寧に装着
- 海水後は真水で洗浄
- 平打ち加工など強度を重視
- ノットは確実に締め込む
- 金属疲労に注意する
- 定期的な交換を心掛ける
スプリットリングはショアジギングの生命線ともいえるパーツです。小さいながらも大きな役割を担うため、交換やメンテナンスを徹底すれば、大物とのファイトで後悔することは減るでしょう。