ショアジギングリールは、番手・ギア比・糸巻き量など多くの要素を考慮する必要があります。自分の釣り場や狙う魚に合わせて選ぶことで、より快適かつ安定したやり取りが可能です。詳しい選び方やおすすめリールは、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
- 失敗しないショアジギングリールの選び方
- コスパショアジギングリール7選
- シマノ(SHIMANO) スピニングリール 21 ナスキー C3000
- ダイワ(DAIWA) ショアジギング スピニングリール 23BG SW 4000D-CXH
- ダイワ(DAIWA) スピニングリール 23レガリス LT4000-CXH
- シマノ(SHIMANO) スピニングリール 19 スフェロス SW 4000XG サーフ ヒラスズキ ライトショアジギング・キャスティング ブラック
- AbuGarcia (アブガルシア) OCEANFIELD 5000/5000S 替えスプール付き スピニングリール
- ダイワ 21 FREAMS(フリームス)LT4000-CXH AJVZPCUG
- シマノ(SHIMANO) スピニング 21 アルテグラ 4000XG マルチカラー
- ハイエンドショアジギングリール7選
- ダイワ(DAIWA) ルアー スピニングリール 19 セルテート LT4000-CXH (2019モデル)
- シマノ(SHIMANO) スピニングリール 23 ストラディック 4000XG
- ダイワ(DAIWA) スピニングリール 20 ルビアス LT4000-CXH(2020モデル)
- シマノ(SHIMANO) スピニングリール ソルトウォーター ツインパワー SW 2021 6000HG オフショアジギング オフショアキャスティング
- ダイワ(DAIWA) 大型スピニングリール 24セルテート SW 4000-XH
- シマノ(SHIMANO) スピニングリール 20 ヴァンフォード C5000XG
- ダイワ(DAIWA) スピニングリール 23ソルティガ 4000-H
- 使用時の注意点
失敗しないショアジギングリールの選び方

ロッドとの相性を考える

・番手は釣り場や狙う魚の大きさをイメージ
・重量に注意して疲労を軽減
・糸巻き量をしっかり確保する
ロッドの長さや硬さに合ったリールを選択すれば、メタルジグの操作性が向上し、疲れにくいのがメリットです。番手は釣り場と狙う魚種のサイズに合わせ、PEラインを十分巻ける糸巻き量も見逃せません。重量とのバランスを整えることで、遠投や長時間の釣りでも安定感を得やすくなります。
多くのライトショアジギングでは4000番が使いやすいです。大型の青物を狙うなら5000番以上も検討してください。[/qa-box01>
ギア比のバランスを見極める

ギア比が高いハイギアリールは糸ふけを素早く回収でき、青物のショートバイトにも反応しやすい一方、巻き上げが重いデメリットも考慮が必要です。釣り方や好みのアクションに応じて使い分けることで、快適なショアジギングを楽しめます。
糸巻き量を確保して大物に備える
・PEラインは最低でも2号以上
・200m以上巻けるスプールが安心
・ドラグ強度で切られにくい環境を作る
ショアジギングでは青物が掛かった際に一気に走られる可能性が高いため、PEライン2号以上を200m巻けるリールが理想的です。ドラグ強度もしっかり確保し、魚の突っ込みをいなしながらファイトできるよう準備しておけば、キャッチ率を向上できます。
基本的には200mあれば安心です。さらに深場や大型狙いなら250m以上も検討し、余裕を持った釣行を心がけましょう。
剛性と耐久性を重視する
激しいしゃくりや大型魚のファイトを想定するショアジギングでは、ボディの剛性の高さが重要です。剛性が低いとハンドルや内部ギアに負担が集中し、巻き心地が悪くなるだけでなく故障のリスクも高まります。信頼性のある素材を採用したリールを選ぶことで、長期間快適に使えます。
海水や砂の浸入を防ぎ、ギアやベアリングの劣化を抑えられます。メンテナンスの手間も減り、トラブルを回避できる点が大きなメリットです。
ドラグ調整のスムーズさ
ショアジギングでは、大型魚がヒットするとドラグが瞬時に出るケースが多々あります。ドラグ性能がスムーズだとバラシやライン切れのリスクが減り、ファイトを優位に進めやすいのが特徴です。あらかじめ適正ドラグを設定し、魚との攻防中に必要なら微調整するようにしましょう。
PEライン2号なら1.5~2kgほどからスタートが目安です。実際の釣りで負荷を掛けながら調整していくと良いでしょう。
巻き心地とノイズの少なさ
ベアリング数やギア加工精度が高いリールほど回転時の振動が抑えられ、手元に伝わるノイズが減ります。ショアジギングでは遠投後の微妙なアタリをとる場面が多いので、巻き心地の良いリールを使うだけでヒットチャンスを逃しにくくなるでしょう。
店頭で触るのが理想ですが、ネット購入なら口コミやレビューを参考にするのが有効です。巻き出しの軽さやノイズの有無を確認してください。[/qa-box01>
コスパショアジギングリール7選

リーズナブルな価格帯で、ショアジギングの基礎をしっかりカバーできるリールを集めました。初めての方やライトなタックルで楽しみたい方におすすめのモデルが多く、コスパ重視で選びたい際に役立ちます。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 21 ナスキー C3000

軽量ながら剛性も確保しており、小型~中型青物まで対応可能。扱いやすい操作感で、ショアジギング初心者が最初に手に取りやすい1台です。
ダイワ(DAIWA) ショアジギング スピニングリール 23BG SW 4000D-CXH

金属ボディを採用し、耐久性と巻き上げパワーを両立。コストを抑えつつも青物の突進に負けたくない方におすすめです。
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 23レガリス LT4000-CXH

軽快な巻き感が特徴で、複数回のキャストを繰り返すライトショアジギングに最適。ドラグ設定も細かくできて大物にも対応しやすいです。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 19 スフェロス SW 4000XG サーフ ヒラスズキ ライトショアジギング・キャスティング ブラック

防水性能が強化され、突然の海水かぶりにも強い設計。青物狙いからシーバスまで幅広く使いたい人にぴったりです。
AbuGarcia (アブガルシア) OCEANFIELD 5000/5000S 替えスプール付き スピニングリール

替えスプールが付属し、ラインを使い分けたいシーンに対応。ライトゲームから中型まで幅広く楽しめるのでコスパ重視に最適です。
ダイワ 21 FREAMS(フリームス)LT4000-CXH AJVZPCUG

丈夫なボディ構造で、ドラグ性能の評価も高いモデル。堤防などでの初中級者が青物を視野に入れるなら選びやすいリールです。
シマノ(SHIMANO) スピニング 21 アルテグラ 4000XG マルチカラー

上位機種の技術を取り入れたスタンダードモデル。軽い巻き心地と高い剛性を両立しており、長時間のショアジギングで疲れにくいのが利点です。
ハイエンドショアジギングリール7選
2万円以上の価格帯からは、剛性やドラグ性能、巻き心地などが大きく進化します。本格的な青物狙いや、長期間の使用を見据えてコストより性能を重視したいアングラー向けのハイエンドモデルを厳選しました。
ダイワ(DAIWA) ルアー スピニングリール 19 セルテート LT4000-CXH (2019モデル)

剛性と軽量化を高次元で両立し、巻き心地の滑らかさが秀逸。大型青物にも安定して対抗できるため、磯や沖堤防でのパワーゲームにおすすめです。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 23 ストラディック 4000XG

高いギア比による効率的な回収と軽快なハンドル操作で、ヒットからランディングまでスムーズ。サーフや磯など多彩な場所で活躍するハイパフォーマンス機です。
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 20 ルビアス LT4000-CXH(2020モデル)

モノコック構造で強度を保ちながらも軽量化に成功。長時間のジャークでも疲れを軽減し、中型~大型青物の両方に柔軟に対応します。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール ソルトウォーター ツインパワー SW 2021 6000HG オフショアジギング オフショアキャスティング

SW専用の防水性と高い剛性を誇り、負荷の大きいファイトでも安定した巻き上げを実現。より大型の青物や遠征釣行で実力を発揮します。
ダイワ(DAIWA) 大型スピニングリール 24セルテート SW 4000-XH

軽量かつ強固なフルメタル構造で、大型ターゲットの突っ込みにもブレない安定感。ハイギア設計のため、回収スピードを優先したい方に好適です。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 20 ヴァンフォード C5000XG

高剛性・軽量ボディの融合でキャスト回数の多い釣りにも疲れにくい設計。精密なギア構造がアタリをしっかり伝えてくれるため、小さなヒットも逃しません。
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 23ソルティガ 4000-H

マグシールドによる高い防水性と強靭なボディが特徴。磯場や沖堤防でヒラマサやブリを本格的に狙いたいアングラーに最適の一台です。
使用時の注意点

海水での塩害対策
ショアジギングは波しぶきや潮風など、リールに海水がかかりやすい環境です。使用後は真水で洗い流し、塩分を除去しつつ丁寧に水分を拭き取っておきましょう。ボディやローター部に塩が残るとパーツがサビて巻き心地が悪くなるため、専用のオイルやグリスを適度に塗布しメンテナンスを欠かさないようにしてください。
ドラグ設定の確認
ラインブレイクを避けるため、ドラグは適正値に調整することが重要です。青物が掛かるショアジギングでは強めに設定しがちですが、強すぎると魚の突っ込みで糸が切れる場合があります。PEラインの号数とリーダーの強度に合った初期設定をし、不意の大物に備えてバトル中も微調整を意識しましょう。
数値化すれば確実ですが、手応えで把握してもOKです。大事なのはライン強度の7割程度を目安にすることです。
衝撃からリールを守る
堤防や磯は足場が不安定で、リールをコンクリートや岩にぶつけてしまうトラブルが起こりがちです。衝撃でハンドルやボディが歪むと性能が大幅に下がるため、専用ケースやバンドを使って持ち運ぶのがおすすめ。釣りの最中も着地場所に気をつけるなど、リールへのダメージを最小限に抑えましょう。
巻き心地に違和感がある場合は早めに点検が必要です。放置するとギア破損が進行する恐れがあるので、メンテナンスをお忘れなく。
記事の総まとめ
- 番手とロッドの相性を見極める
- ギア比で巻き取りスピードを調整
- 糸巻き量で大物の走りに対応
- 剛性が高いリールは寿命が長い
- ドラグの設定は魚に合わせて微調整
- ノイズを抑えて感度を上げる
- 2万円以下ならコスパモデルで十分
- 2万円以上ならハイエンドを狙う手もあり
ショアジギングを楽しむには、リール選びと正しいメンテナンスが要となります。予算や目指す釣り方に合わせて、自分に合ったリールをしっかり選択しましょう。